[POG2022-2023分析]新種牡馬 ④ファインニードル
[POG2022-2023分析]新種牡馬分析の4頭目はファインニードルです。
2018年の春秋スプリントG1(高松宮記念、スプリンターズS)制覇で一気の短距離界の頂点に立った馬になります。
父:アドマイヤムーン
母系統:Mark of Esteem(Nijinsoy系統)
新種牡馬 ファインニードル 血統面の特徴
ファインニードルの父はアドマイヤムーン。
アドマイヤムーンは天皇賞(秋)やジャパンカップ、ドバイDFなど国内外中距離G1を4勝した名馬になりますが、自身の実績とは逆で産駒の重賞馬は全て短距離馬になります。
ハクサンムーン、セイウンコウセイなど。
これは、フォーティナイナーのパワーがより強く遺伝しているのが特徴と考えることができます。ファインニードルの母系は上質のShirley Heightsなので持久力、持続力が強化され、アドマイヤムーン産駒の特徴どおり1200m上級戦で勝ち切れた配合馬。
新種牡馬 ファインニードル POG的狙い馬
POG的狙い馬を考えると、クラシック路線での活躍馬というよりは、自身の競走生活同様、短距離路線で活躍できる馬。
すなわち夏競馬から勝負できる馬を狙うのがポイントでしょう。
母系はPW型Northern Dancer系統やMr.Prospecter系統、短距離サンデーサイレンス系統にアタリをつけ、現時点で仕上がりが早いと各媒体で紹介されている馬や夏競馬デビュー時に調教時計が抜群の馬を狙いすまち、速効性のある1、2番タイプを指名したいです。
新種牡馬 ファインニードル POG注目馬
❶ ルーラルハピネス 牝
まずはキャロットクラブの追加募集馬 ルーラルハピネス になります。
母系がダンチヒ系統なのでパワー要素が強く、クロスも強いので距離適性は短くなりそうです。夏競馬でデビューできるようなら指名もアリかと。
デビュー前の調教に注目です。
❷ イーデンテソーロ 牡
2頭目は、テソーロ軍団のイーデンテソーロ。
母系がMr.Prospecter系統×サザンヘイローなので、パワー要素満点です。
情報が少ないので、もしデビュー前に情報が上がってくるのであれば指名しても良いかと。こちらも速効タイプ。
と2頭を推奨しておきます。
個人的にはやはりキャロット❶が注目です。
繰り返しになりますが、狙いは夏競馬デビューの有力馬を指名するカタチで。
次は❺ レッドファルクスを分析したいと思います。
では!