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キャロットクラブ|20231歳馬募集(分析)キズナ産駒
キャロットクラブの1歳馬募集が始まります。
昨年は種牡馬としての、ロードカナロア、エピファネイア、モーリス、ドゥラメンテを分析しましたが、今年は種牡馬:キズナの分析からです。
キズナ産駒の2023年度の1歳馬募集(予定)では4頭、昨年は6頭ですので、この2年で10頭が募集されることとなります。
ただ、キャロットクラブの3歳以上が述べ4頭ですので、クラブ別分析ではなくキズナ産駒としての全体分析を行って傾向を読み解ければと思います。
では分析を始めます。
キズナ産駒の傾向
2023年8月現在のキズナ産駒でG1を制した馬は、ソングラインとアカイイトになりますが、共通点は共に牝馬であり、
母父:シンボリクリスエス
である点ですので、ここは押さえておきたいポイントです。
さらに活躍馬の特徴を見ると、ファインルージュ(母父:Seattle Slew系統)や、マルターズディオサ(母父:Mr.Prospecter系統)のように、母系でダート色が強い配合の場合は、
1600m戦での活躍
を期待し、ディーブボンド(母父:Lyphard)やステラリア(母父:Sadler's Wells系統)のように母系で重厚な系統を配合している産駒の場合は、
中距離路線での活躍馬
を期待することになります。
そして、重賞戦線で活躍する産駒は
阪神競馬、東京競馬場が向く
という点も押さえておきたいです。
キャロットクラブのキズナ産駒は
3歳以上が述べ4頭募集されており、
稼ぎ頭は4歳牡馬のパラレルヴィジョン(国枝厩舎)になります。
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2,000m前後で好走実績が豊富です。
血統配合も母系にRoberto(Sadler's Wells)が大きいのかなと考えます。
2023年キャロットクラブ1歳馬募集のキズナ産駒について
サズーの2022
ヴィルデローゼの2022
ラドラーダの2022
シャイントレイルの2022
の4頭が募集されます。
注目はやはり、ダービー馬:レイデオロの半妹であり、
キズナ+シンボリクリスエス配合
であるラドラーダの2022がやはり注目でしょうか。
キズナ産駒の分析はここまでとします。
4頭の分析は毎年の簡易血統分析の公開をしようと思いますので
改めてになります。