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カニキュル|キャロットクラブ|第4戦


カニキュル 牝3|菊沢厩舎 
第4戦を迎えます。
鞍上は北村宏騎手を想定しています。

施行日時|2024年4月21日
施行場所|東京2,000m芝(G2)

第1戦

第2戦

第3戦

前走が6着で公式コメントでは、完成度、体質、精神でまだまだ子供。
秋に大きな舞台でとのことで、放牧に出し、あわよくば春に1戦。
という感じだったと思います。その時に個人的には「春で1勝クラス卒業」と思いましたが、笑。

放牧後は良い意味で状態面で変わりないとのことで、カニキュルの第4戦 舞台は「G2 フローラS」になります。

前走のフラワーカップは外が伸びない馬場を大外一気。
この選択は個人的には致し方無いと思っています。おそらく当初の予定とおり外から脚を図る競馬。
「休み明け、小回り」から「2戦目、大箱」に変わることはプラス。
ここは全力応援!


調教時計|1週前追い切り

(2024.03.06更新)

10日競馬になるため、NF天栄で坂路14-15を計時。


2024年 フローラステークス特別登録馬


アドマイヤベル
エルフストラック(☆ フラワーカップ5着)
カニキュル
クリスマルパレード
コガネノソラ
コスモディナー
コンテソレーラ
サンセットビュー
トロピカルティー
ニシノコイゴコロ
バロネッサ
マルコタージュ(☆ フラワーカップ8着)
メアヴィア
ユキワリザクラ
ラヴァンダ

特別登録馬は15頭なので、この1週間順調に進めば出走は可能になりました。他の特別登録馬も除外の心配はない同じ状況なので、良いレースを期待します。

特別登録馬の内訳をみると、ドゥラメンテ産駒が2頭。
ディープインパクト後継種牡馬が5頭となります。しかし、フラワーカップ同様に2022年キャロットクラブ1歳馬募集のエピファネイアNo.1評価であるカニキュルを超える配合馬はいないと思います。

おそらく1番人気はアドマイヤベルではないかと思います。
青葉賞でも1番人気になるかもしれないマーシャルポイントとタイム差なしの2着、牡牝混合戦ですので価値は高いです。

2戦2勝のクリスマスポイントはキタサンブラック+Robertoなので、実績どおり中山小回りをグリップ良く立ち回る競馬向き。
東京2000mであればスローの番手抜け出ししかないかなと思いますが、となると後続勢も楽に差し込めるかなとも。


調教時計|当週追い切り

81.9-65.4-50.7-36.7-11.5を計時。
緩やかに追いかけ、追いつく調教、ラストが11秒台ですので上々かなと思います。
フラワーカップから短い間隔なので、この時計で十分かなと考えます。
あとは状態が上向いていれば好勝負。

出走馬

01 バロネッサ
02 ニシノコイゴコロ
03 ラヴァンダ
04 エルフストラック
05 メアヴィア
06 トロピカルティー
07 コスモディナー
08 アドマイヤベル
09 サンセットビュー
10 マルコタージュ
11 ユキワリザクラ
12 コンテソレーラ
13 カニキュル
14 クリスマルパレード

同じキャロットクラブのバロネッサは切れ味よりも体力を生かす競馬を目指しそうな感じ、といっても大逃げはないと思うのでおそらくスローなら4角先頭。
エルフルトラック、ユキワリザクラも同じイメージ、さらに大外クリスマスパレードも前走同様、強気に行くなら、おそらく1000m通過時点でペースは上がりはじめ、最後の4ハロンの持久力戦かなとイメージします。

レース考察

レース回顧|

スタートはまずますも、そこは東京2000mのコース形態。
後ろからになりました。この時点で内先行有利の開幕週ながら、直線の大外一気がほぼ確定ですが、個人的にはこれで良し。
帰厩の際もこのレースの結果が良くても状態次第で、休養するか、続戦するかでしたので、「休養→秋に備える」が基本線ではないでしょうか。

レースラップは以下のとおりです。

【フローラステークス 2024 】
12.6-11.1-11.9-12.0-12.1-12.3-12.0-11.6-11.6-11.8

となり、淀みないラップ。
ここは想定とおり。

【2歳未勝利戦 2023 】
12.6-11.5-11.4-12.0-12.1-12.1-12.3-12.0-11.8-11.7

未勝利戦も淀みないラップで好走しているカニキュルからは比較的走りやすかったのではないかと思います。走りやすかったけどもそこにレースレベルやトラックバイアスが絡むので、なかなか突き抜けるまではいかない競馬。

5着 06 トロピカルティー が上がり34.2で最後は上がり34.0のカニキュルに迫ってきましたので、後ろからの競馬で追い出しが早く、外で距離ロスをしていますので、最後は脚が上がってしまったのかもしれません。

勝ち馬は 08 アドマイヤベル でした。
いつもよりは1列後ろに位置取りしましたが、ロスなく4角を迎え、追い出す競馬でオークス優先出走権を獲得。

今の時点では、カニキュルとアドマイヤベルとの立ち回りの差かなと思えるので、次の水曜日の定期更新の際に馬体に問題がないことをか確認し、さらなる成長に期待したいと思います。

第4戦 カニキュル フローラS はこのあたりで締めくくりたいと思います。










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