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[分析]2023年度 シルク・ホースクラブ1歳馬募集(種牡馬 エピファネイア)

2023年のシルク・ホースクラブ募集馬一覧(分析)を行ってみようと思います。ナナメ読み程度でお願いします。

種牡馬 エピファネイアの特徴

エピファネイアの血統表

2023年度1歳馬募集のトレンドは募集額2億4,000万円(48万円)、”アーモンドアイ”初年度産駒だと思います。
さらには重賞馬プリモシーン、サラキアの初年度産駒も募集されるなど5頭がラインナップされていますので注目です。

種牡馬:エピファネイア産駒の回収率


エピファネイア産駒の回収率

歴代募集馬の成績を「獲得賞金/募集金額」で計算すると、現4歳世代以上になると、

2022年7月現在 回収率は128%

となりますが、現3歳世代以上となると、

2022年7月現在 回収率は58%

まで下落します。

この原因ははっきりと2点あげられます。

① 募集金額が高騰した点
② 未出走馬含めた出走数が少ない点

となります。
エピファネイア産駒の種付け料は2020年(現2歳世代)500万円、2021年(今回募集世代)は1000万円ですので、初年度から比べると2倍、4倍に高騰。またデアリングタクトやエフフォーリアなど毎年、活躍馬が多数輩出されたので、クラシック路線で活躍できる馬に出資したいという会員の皆さんの意欲も増えます。その流れが、

全体的な募集金額を上乗せに繋がっているのではないか

と考えます。

そして、出資馬が同じ活躍をしても回収率は下がるという点は考えておきたい種牡馬になっており、これは一流種牡馬に多くみられる傾向です。
エピファネイアが一流種牡馬の仲間入りをした証明でもあります。

種牡馬:エピファネイア産駒 狙いの母系統は⁉

シルク・ホースクラブ募集馬での回収率上位5頭の母父血統は以下の通りです。

288% キングカメハメハ
211% ネオユニヴァース
174% ディープインパクト
159% ディープインパクト
46% ゼンノロブロイ(現3歳、アヴニールドブリエ)

となります。
上記から母系の狙いは、

① 母父はクラシック路線で活躍した系統である点
② 1600~1800m戦で実績のある母親
③ ディープ、キングカメハメハ黄金配合

となります。①②はキャロットクラブの分析でも同様の傾向でしたので、
エピファネイア黄金配合として狙うカタチで良いと思います。

種牡馬:エピファネイア産駒 産駒の好走距離実績

産駒の好走距離実績を考えるときにまず押さえておきたいのは、

好走距離実績 1400~2000m

これは、キャロットクラブよりも好走距離実績が短くなっている点は押さえておきたいです。単なるここ数年の傾向なのか、意図的なものなのか。

種牡馬:エピファネイア産駒についてのまとめ


2023年 シルク・ホースクラブで募集されるエピファネイア産駒は以下の5頭。

関東01|アーモンドアイの22
関東02|プリモシーンの22
関東03|ツルマルワンピースの22

関西43|インヘリットデールの22
関西44|サラキアの22

募集額はかなり高額になりますが、
絶対女王アーモンドアイや重賞馬プリモシーン、有馬記念2着サラキアの初年度産駒など最高のラインナップではないでしょうか。

狙いは、 
関東02|プリモシーンの22

プリモシーンの2022 血統表

を推奨します。
母:プリモシーンは1600m実績のあるディープインパクト産駒。
配合は「ディープインパクト+Danzig(Nureyev)」の配合になり、母系でPW型Norethern Dancer系統を重ねるのは

ディープインパクト黄金配合B

に該当します。募集額は高額ですが、配合面での狙いは十二分にたちます。
さらに入厩予定が、関東の木村哲也厩舎になります。
下グラフはシルク・ホースクラブが木村哲也厩舎に預託している馬の「獲得賞金/募集金額」をグラフ化したものです。

木村哲也厩舎預託馬の「獲得賞金/募集金額」

シルク・ホースクラブで預かっている競走馬全体で、

回収率は355%

なります。
競走馬の質もありますが、全体的にはかなり優秀です。

以上でシルク・ホースクラブ2023年1歳馬募集の[種牡馬 エピファネイア]の分析を終わります。

あとは、個別分析はせず、種牡馬分析か個人的に良いと思える血統配合を公開できればと思います。


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