[POG2022-2023分析]牝馬選定 前年から見る血統【系統】傾向
今回は先週、優駿牝馬が終わりスターズオンアイスが2冠。
牝馬路線の傾向を読み解いていきたいと思います。
POG2022-2023 獲得賞金上位40頭の内訳
・血統
まずは血統から分析します。
獲得賞金40位までのうち、3頭以上排出している種牡馬は、
❶ ドゥラメンテ(3頭)
(牝馬2冠 スターズオンアイス)
(菜の花賞 サウンドビバーチェ)
(アルテミスS 2着 ベルクレスタ)
❷ エピファネイア(3頭)
(2歳女王 サークルオブライフ)
(紅梅S フォラブリューテ)
(フラワーC 2着 ニシノラブウインク)
❸ シルバーステート(4頭)
(ファンタジS ウォーターナビレラ)
(コムストックロード)
(朱竹賞 リトス)
(2戦2勝 ロン)
❹ ディープインパクト(3頭)
(フローラS 2着 パーソナルハイ)
(スイートピーS ウインエクレール)
(マイシンフォニー)
となります。POG期間でのポイント勝負なので、ほとんどの馬が夏競馬デビューとなっています。スターズオンアイスを輩出したドゥラメンテ産駒3頭はキングカメハメハ系統の傾向とおり新馬戦全て負けています。使って使って強くなるのか、距離延長で良さがでるのか。
エピファネイア産駒も引き続きG1馬を輩出。
牝馬路線での特徴の1つである新種牡馬 シルバーステート産駒の活躍。
この馬はウォーターナビレラがクラシック路線でも活躍しましたが、基本的には1400m前後が活躍の場になりそうです。
となると2022-2023シーズンの指名があるなら牝馬かと。
ディープインパクト産駒は2022-2023シーズンはほとんど登録馬がいませんが、活躍3頭は全て高額取引馬になります。
あと、全体的な種牡馬をみると、はやり短距離路線で活躍が期待できる
ミッキーアイル、ダイワメジャー、ジャスタウェイなどの短距離SS系統の活躍やハービンジャー産駒の巻き返しが目立ったシーズンではないでしょうか。
・系統
獲得賞金上位38頭のうち、SS系統(SS、ディープインパクト、ステイゴールド系統)で20頭。全体の約半数を占めます。次にKingmanbo系統が8頭ですのでこの2系統で全体の70%以上を占めます。
・結論
牝馬路線では、指名馬全頭をこの2系統で占有しても良いと考えます。
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