キャロットクラブ1歳馬募集(2023)1.5次募集馬
キャロットクラブ1.5次募集馬の血統分析をまとめておきます。
関東5 アヴェンチュラの22
父:ロードカナロア(母父:Grey Sovereign系統)
母がアヴェンチュラですので、中距離で実績を積んでいきたいタイプのロードカナロア産駒になります。当馬は父、母でNureyevのクロスが入るので力強さを産駒には伝え、ハイペースを先行して押切る競馬向きではないでしょうか。
関東12 メリートの22
父:ドゥラメンテ(母父:Danzig系統)
母系がアウトブリードである点は狙いの配合になります。
ドゥラメンテ自体が完成れているので母系は良い意味で邪魔をしないこと。
狙いの配合ですので、芝マイル~中距離で活躍を期待します。
関東18 リラヴァティの22
父:レイデオロ(母父:ゼンノロブロイ)
母:リラヴァティの父は軽めのサンデーサイレンス系統で、Haloのクロスが入り操縦性が良くなった印象の産駒でした。この芝向きの軽さ、操縦性の良さは産駒に伝わると思います。パワー要素が強く出ると思うレイデオロ産駒で、当馬が“芝中距離路線で活躍ができるかどうか”。
関東24 マスターワークの22
父:ドレフォン(母父:ダイワメジャー)
母系統がサンデーロベルトなので、小回りをグリップ良く先行するタイプ。
この母に父:ドレフォンなので芝、ダ兼用の小回りタイプかなと考えます。
関東24 マスターワークの22
父:ドレフォン(母父:ダイワメジャー)
母系統がサンデーロベルトなので、小回りをグリップ良く先行するタイプ。
この母に父:ドレフォンなので芝、ダ兼用の小回りタイプかなと考えます。
関西53 キャンプロックの22
父:キズナ(母父:Myboycharlie)
母系がDanzig×Sadler’s Wells配合なので、Northern Dancer系統のクロス。
中距離路線で活躍を期待したい配合です。
関西65 ローガンサファイアの22
父:レイデオロ(母父:ダイワメジャー)
母系統がダイワメジャー+Turn-to(Nasrullah)になりますのでスピード豊富。パワー要素が強く出ると思うレイデオロ産駒で芝向きの産駒をと考えると、この母系の“スピード要素”がポイントだと捉えています。芝マイル~中距離向きの配合。
関西66 アロマドゥルセの22
父:レイデオロ(母父:ディープインパクト)
母系統がディープインパクト+Sadler’s Wells系統で重厚な配合なので、配合全体でスピードよりはスタミナ要素が強い印象です。中距離向きの配合ですが、芝<ダートかなと考えます。
関西67 プルメリアスターの22
父:レイデオロ(母父:ゼンノロブロイ)
母系がゼンノロブロイ+Native Dancer(Mill Reef)の配合。
ゼンノロブロイは軽いサンデーサイレンス系統なので、父:レイデオロとしては芝向きの配合。中距離戦線で活躍を期待したい1頭です。
関西68 ディーパワンサの22
父:レイデオロ(母父:ディープブリランテ)
母父:ディープブリランテはPW要素の強いディープ産駒、底でBlushing Groomなので、中距離戦線で先行し押し切る競馬が向きそうです。
関西88 ペルレンケッテの22
父:ダンカーク(母父:ディープインパクト)
父がミスプロ×Seattle Slew系統なので本質的にはダート戦向き。全体でダート配合馬×サンデー系統になるので、上級戦までとなればダートに仕上がればと思います。
地方募集93 パーフェクトジョイの22
父:ミスターメロディ(母父:ステイゴールド)
父がダート短距離でスピードを生かす配合、母父がステゴですが全体を見ると重厚感があります。となると地方募集馬ですので、父のダートスピードを母系の重厚感で下支えするのが理想。1400m戦を強引に先行し、母系の助けをもらいながら押し切る競馬向き。
地方募集94 レーゲンボーゲンの22
父:レッドファルクス(母父:フレンチデピュティ系統)
父は1200mG1馬ですが、配合的には1400mまでが距離が延びるタイプ。
母父はDeputy Ministerですので、父の距離適性をイメージしつつ主戦場は1400m戦でしょうか。
(寸評)
アヴェンチュラ22が個人的には魅力ですが、やはり全兄が未勝利でしたので評価が下がってしまったのかなと思います。
血統配合は良きと思います。
2023年のローズS2着のブレイディヴェーグの母系がディープインパクト/Nureyevの配合なので、やはり芝向きの中距離馬。
メリートの22は馬体重が重たいのがネック。
レイデオロ産駒は全体的に嫌された感じでしょうか。
ではでは。