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オパールC傾向・予想~初の盛岡芝配信~になる予定だったのだが・・・
※ これは芝で開催されることを前提に記事を書いた男の物語である・・・。
本日7月12日に盛岡競馬場で開催されるM2オパールカップ(芝 1700m3歳限定)の傾向・予想になります。
本日から有観客競馬が始まる岩手競馬。今月の下旬や来月には中央交流重賞も予定されており10月にはG1南部杯も開催とこれからのシーズンに注目レースが続く盛岡競馬場からは今回が初の配信となります。
まず盛岡競馬場というのは地方競馬唯一の芝コースが設置されている珍しい競馬場という事をご存じでしょうか?そしてこの芝コースには実は独自のルールがいくつかあるのでそれをご紹介します。
① 馬場が悪くなると芝開催が中止になる。
降雨により芝走路状態の悪化により安全な競馬の施行に支障があると判断した場合には芝で行われる予定を取り止めたり、芝開催が突然ダート開催に変更になることがある。この背景にあるのは芝の環境が大きな理由で中央競馬ほど頑丈な芝ではないゆえに不良馬場で開催されると芝が一気に抜けてしまって別の開催に大きな影響を与えてしまうゆえの処置らしい(自分もこれに関しては昨日の夜まで知らなかった)
そして大問題なのが昨日から岩手県が非常に天気が悪く今日になってみないとダートで開催するのか芝で開催するのかまったくわからないという点。(岩手現地の人に確認したところ芝で開催すると思いますと教えてもらいましたがやや不安)
② 全面改修で新しくなった
実は盛岡競馬場の芝コースを使うのは今年に関してはこれが最初となる。芝の傷みが激しく全面改修工事を行った関係で5月の開催ではオールダートとなり夏開催に合わせてのオケラ落としとなる。
ただし芝を回収した関係で1日2~3レースくらいは芝のレースが組まれる時もあるのだが今年に関しては1日1レースのみが基本ルールとなっている。つまり芝の状態がまったくわからない状態でのレースを予想しなくてはいけないというかなり厄介な点が今年は存在し挙句に昨日から大雨で馬場状態は最悪とくれば未知な点が多い。
繰り返しになるがそもそも芝で開催するのかダートで開催するのか朝のこの段階でも不明。(この予想に関しては12時に予約配信を設定してあるのでもし配信されていたら芝でやるという判断です)←なおダート
とはいえ盛岡競馬場に実際に行ったことある自分ゆえ思うのですが芝が非常に綺麗なので見ごたえのあるレースになると思います。
それではレースの方を探っていこうと思います。
※ 解説に入る前に
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コース解説
正面ゴール前からスタートして1周回ってくるコース形態となっている。スタートしていきなり坂を登り向こう正面でも坂を登るとコーナーにかけて下るもまた最後には坂があるという地方競馬には珍しいコース形態をしている。基本的に地方競馬場というのは平坦コースでカーブがきつかったり砂が深かったりという点で地方と異なるケースがあるのだがゴール前に坂があるというのは全国でもここだけだろう。
4回カーブに加えて小箱のコース形態ゆえに基本的には先行勢が有利。芝もこれがこけら落としなのでいかに前につけれるかが勝負のカギとなりそう。
オパールカップ傾向・特徴(過去5年)
過去5年の結果
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
全国色々な各地の地方馬が来るだけあって配当妙味自体は高いレース。芝を走れるかどうかの裏付けも血統面や中央時代に~といった根拠のないものばかりなので最後はやってみないとわからないという極論感も強いのが一因だろう。どの馬が強いか弱いかもまったくわからないだけに非常に難解。
人気別傾向
過去5年で1番人気が2勝3着1回とそこそこ安定。2番人気が馬券内4回とこちらも安定。ただし毎年のように4~6番人気辺りが馬券に絡みその時に限って上位人気が馬券外に消えることから結果的に配当妙味が出る。
枠番別傾向
7枠が3勝しているので外枠有利傾向だが馬場が悪かったり芝を張り替えたりでこの辺がよく分からない点も多い。特にこの部分は気にすることなく考えたい。←なおダート
脚質別傾向
毎年2~4番手辺りで競馬をしている馬の馬券率が高く先行できるかは大きなカギとなる。ただし地方所属馬未経験の芝や坂の多いコースなどもありペースを握らされた馬が撃沈するシーンが目立つので先行し過ぎるのも逆にマイナス。無論後ろを走らされたり芝に適応がなく走る馬はその時点でゲームセットとなるのでこれまた注意が必要。←なおダート
天候情報
当日もそうだが前日から雨が酷く不良馬場濃厚。ただし盛岡競馬場は不良馬場での開催自体がそもそも稀なため場合によっては繰り返すがダート開催に変更になる恐れもある。←になりました。
まとめ
初芝、芝でだめで地方へ移籍した馬たちのレースなので走ったことがあっても適性があるかはわからない。そしてこの雨や坂をどうやってこなすか?
そこを観点に予想をしていきます。
※ここからは皆さん面白おかしく読んでください(ノ゚∀゚)ノ
推奨馬
本命
6 リュウノチョッパー(坂口)
中央時代に未勝利レースで3着の経験があり盛岡移籍後はダイヤモンドカップ3着などまずまず結果を残しているが勝ちきれてはいない。
血統面は父にダンカーク、母父にジャングルポケットといずれもタフな馬場に強く芝の中距離で好走実績がある馬の組み合わせとなっている。
この馬を本命にしたのは血統面もさることながら中山競馬場の3着という点。中山競馬場は御存じの通りゴール前に急坂が設置されており平坦なコースを得意とする馬をゴール前で潰しにかかる魔の恐怖がある。そこを駆け上がり切り好走した実績や岩手移籍後にORO開幕特別でやはりゴール前に坂のある盛岡競馬場のダートコースもこなせているのは評価できる。ある程度先行できる脚も持っておりタフな馬場に血統面が味方をすれば距離の不安もないだけに後は自力でどこまで戦えるかがカギとなる。
不安点
芝で一変しない。むしろ悪化すること。
対抗
7 フジノロケット(菅原)
今回の1番人気で北海優駿にも出走していた馬。(その際に本命にした)
この馬はスタートの出が非常に悪いものの後方から強烈な上りを使う事が出来ることに加えて芝での実績が豊富。2歳時には盛岡競馬場の芝重賞を制しており中央競馬では同じ左回りの東京競馬場で行われたアイビーSでは中央馬に先着し後のホープフルS3着など実績を残しているワーケアと1.1秒差の競馬をした点からも能力はメンバー随一。問題は今日のような不良馬場で後方からのんきに競馬をした際に届くのかどうかという点。前走の北海優駿でも一頭ドカ遅れで最後の長い直線の門別で本命にしたこっちすらなぜ6着まで来たのかわからない脚を使ったが小回りの盛岡でその脚は使えないとなると実績だけを単純評価しての本命は禁物。
3番手
12 フィドル(鈴木)
父にネオユニヴァースの後継にあたるヴィクトワールピサを持つ馬で非根幹距離、左回りのタフな競馬場での好走というのは東京競馬場でよくみられる血統相性と似ている。坂があるコースへの対応も特に問題がなく母父にはパワーの塊といっていいサクラバクシンオーを持つ点からも魅力。
中央未勝利戦で芝の1200mを勝利して点も評価し血統的には1200mより中距離向きなだけに距離適性が上手く作用すると面白そうな一頭。
押さえ
2 エアーポケット(吉原)
佐賀の3歳戦線が終わると高知や岩手と転々としている一頭。前走の高知優駿では中1週からの遠征の疲れか大きく負けてしまったが少し間隔をあけて遠征となった今回で自力でどこまでいけるか?
鞍上が鞍上なので勝負強さを警戒しての押さえ。芝の適性は怪しい・・・。
1 オルレアンシェリ(陶)
父にハービンジャー、母父にスペシャルウィークと血統だけならダートで惨敗してて当たり前だろと言いたくなる血統構成なだけに芝レースとこの超不良馬場でのレースなら持久戦になれば穴では面白そうな一頭。
3 ハッピールーラ (山本)
非根幹相性とタフな馬場に強い血統という点から押さえたい。
印
買い目
3連複
7-6.12-1.2.4
馬連(BOX)
6.7.12
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