フラワーカップ&厳選レース~母は海外思考?~
3/20(金)に開催されるG3フラワーC(芝1800m 3歳牝馬限定)の予想になります。
桜花賞へのステップレースというよりは最近はオークスに向けてのローテーションに使う馬が増えてきた印象のあるこのレース。距離も適性も中途半端なことから毎年レベルの高い馬と低い馬の差がはっきり分かれるところがあるがまずはこのレースの傾向を探っていこうと思う。
枠順
フラワーカップ傾向・特徴(過去10年)
種牡馬別傾向
ディープインパクト産駒の数字がそこまで見栄えが良くないがこの3年間勝ち馬は全てディープインパクト産駒。ファンディーナ、カンタービレ、コントラチェックそれぞれこのレースを1つの舞台に設定して挑んできた感じが強かっただけに今年もこの舞台を1つのポイントに調整してきている馬を探していきたい。
有力どころでは後継種牡馬キズナの産駒で阪神JFにも出走しているクリスティ、セントポーリア賞を勝利しているショウナンハレルヤが候補になる。この2頭はいずれも1勝クラスを突破しておりレース経験も豊富なだけにレース経験の少ないままここに出走してきたメンバー相手に格の違いを見せることが出来るか?
騎手別傾向
人気別傾向
1番人気を素直に信じやすいレース。時々2着や3着に波乱があるが下位グループは力に差がないゆえの現象(良くも悪くも)
上位人気も良血、前走の内容が良かっただけで過剰人気になるケースもあるのでオッズがすべてではないレースではある。
枠番別傾向
内と外が極端に成績が悪い。
馬場の真ん中あたりの馬が狙い目になる。内過ぎると馬場が伸びないところを走らされ、外過ぎると距離のロスで痛い目を見る。
そしてそれぞれの枠にて勝利をした馬は上位人気の力がある馬だったというのも大きな特徴。
その他
① 母父ストームキャット系がこの条件を好走。
中山1800mにおいて2015年以降6.4.6.17複勝率47%を記録している。
今回のメンバーで母父の直系がストームキャットにあたる馬は不在だが出走予定の一頭アミークスは母父のルーツがストームキャットがいる一族。
父オルフェーブルは先日の中山牝馬Sの3着エスポワール、中山記念2着のラッキーライラックと2週連続で同距離重賞で牝馬が好走しており血統条件は父母共にベストか?
またキズナ産駒も父母父がストームキャットに該当するので注目したい。
② 母が外国産馬か出走馬が外国産の場合6年連続で1着と好走。
外国産馬の子供は比較的完成度が速くスピード特化している馬が多いのでレベルの低いこの中では一枚素質面で上手になる。
有力馬では今年1月のG3フェアリーSにて3着のポレンティアが候補。シルクレーシングの持ち馬で2月末までノーザンファーム天栄で調整を進めてきたこのレースをいかにも狙っている雰囲気が漂う一頭。
更に先ほど解説したアミークスも母父はWildcat Heir、その他ミアマンテなども該当。
傾向まとめ
① ディープインパクト産駒が予想の中心になる。
② 1番人気から中位~下位人気にも馬券内の好機はある。
③ 母系の血統は海外志向。
以上の点を元に予想をしていきます。よろしくお願いします。
推奨馬
本命
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