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東京スプリント傾向~コパ買うor買わない?~
4/8(水)に大井競馬場で開催されるG3東京スプリント(1200m)の予想になります。
このレースの最大のポイントはコパノキッキングを買うか買わないか?
そして買うならどの位置で買うか。そこのみだと個人的には考えています。
まずはこのレースの傾向を探っていこうと思う。
枠順
東京スプリント傾向・特徴
コース特徴
向こう正面のカーブの出口からスタートしてコースの外側を走りながら最後の直線を迎える。基本的にはスタートからテンが速く前がやり合う形。後方勢の弱い地方馬は基本この時点で置いていかれてしまい逃げ馬は4コーナーまでは残って最後の直線勝負で残れるか差せるかの勝負になる。
この部分は前日、当日のトラックバイアスが重要で今年は中間に雨がなく当日まで晴れ模様が続くのであれば内が有利な良馬場開催が濃厚。
中央馬・地方馬馬券傾向(過去10年)
馬券内
中央 22/30 地方 8/30
同じ年に2頭来ているケースもあるが年平均1頭が絡む計算で地方馬の活躍が目立つ。
このレースに出てくる中央馬のレベル自体はそこまで低くはないだけに馬の力が拮抗している証拠でキタサンミカヅキ、レーザーバレット、アルゴリズムなど元は中央競馬の上のクラスまで進み衰えや低迷で地方へ移籍し花を咲かせた馬も多数存在。
人気別傾向(過去10年)
1番人気複勝率90%と高めも2番人気は2着3回、3番人気以下も拮抗と紐あれをすることから配当がかなり高めにつく傾向がある。
特に18年は過去10年で唯一1番人気が馬券外へ飛び6.4.3番人気ながら3連単は10万超え、2011年は1番人気が2着ながら勝ち馬は8番人気3着は12番人気と大荒れをして100万オーバーを記録した。
この傾向から見える通り「3連単を狙う」レースではなく信頼できる軸馬を決めてそこから流しながら確実に拾えるものを拾っていくことが馬券的中の近道になると判断できる。
無論1番人気が堅いレースなので点数を広げて高額的中を狙いにいくこともできるレースとも考えられる。
枠番別傾向(過去10年)
スタートして内にどれだけ早く切り込み進路を確保した上で最後のの直線を迎えられるかがポイント。ゆえ最内はよほどスタートを上手く決めれないと今度は蓋をされる形となり自分の競馬に持ち込めない問題点がある。
地方競馬の馬、騎手は基本的にスタートが命取りでこの部分を得意で下手に後手を踏むと中央馬でも力だけで盛り返せなくなるので注意が必要。
その他
大井1200m種牡馬傾向(過去5年)
サウスヴィグラス産駒、シニスターミニスター産駒と地方競馬の短距離ダートを代表する産駒の子供が強い。この2頭の子供は元から短距離適性が強く経験が豊富かつスピードに乗るまでが速いのが特徴。
オルフェーヴル産駒は同じ馬の活躍が数字を埋めているのでジャスティンが地方の砂が合うかどうかは未知数。
前走距離短縮組の好走(過去10年)
※3着残り1回は前走が障害
過去10年中7頭が前走を1400mレースで好走、残りの3頭も距離短縮組が勝利を記録しており前走が1200m組が勝利から遠ざかっている。
高知の黒船賞組が5.2.2と非常に好走している点は日本一タフな馬場と呼ばれる高知で1400mを走れるパワーがあれば1200mの大井の砂でも対応できる裏付けとなる。(ただし今年は該当なし)
1200mの地方特化型は中央馬に劣る、中央の1200m特化は地方の砂の重さや中央競馬の右回りでは存在しない最後の直線が長いスプリント戦とこれまで培ってきた競馬とはまったく違う点から自分の形で競馬が出来ずに最後は距離長いところを使ってきた馬に屈してしまうところがある。
馬券内は外さないのが中央勢で同距離から挑戦してきた馬は少し軽視が必要。
以上の点から挙がる候補馬
コパノキッキング(藤田)
言わずと知れたアイドルホースとアイドル騎手の黄金コンビが2020年も継続でタッグを組むことになった。前走根岸Sではマーフィー騎手が最短距離で最高の競馬をするも最後の1ハロンで減速をしてしまい2着に敗れる。昨年に比べ脚質に変化が生じたことから距離融通が効かなくなってしまった点はあるがその分1200mではトップの実力を披露できるように進化した。
カペラSではハイペースで好位追走から一気に抜け出ると他の馬を相手にしない完璧なレース運びを見せており地方競馬では過去1度も馬券外がないだけに牙城を崩しにくい。
ヤマニンアンプリメ(武豊)
昨年は地方交流重賞初制覇を皮切りにJBCレディスクラシック1着まで上り詰めたシニスターミニスター産駒の6歳牝馬。
早い段階からその素質は注目されていたが5歳以降の活躍を見る限り晩成気質で今が能力のピークに達した雰囲気もあるが今回は5か月の休み明けで斤量も56kgとこれまでにない経験でのレースがどうでるかがポイント。
ブルドックボス(御神本)
前走フェブラリーS出走のために特例で地方競馬から中央競馬へ移籍し再び小久保厩舎へ再転厩となっての初戦。前走の馬体重大幅マイナスは2走前の大幅プラスの反作用もあってのものだがそれでも気になる点ではある。
昨年のJBCクラシックスプリントの覇者で昨秋の東京盃では2着、本番では1着とコパノキッキングと競り合えている数少ない地方馬なだけに要警戒ではある。
以上の観点から予想をしていきます。よろしくお願いします。
推奨馬
本命
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