エンプレス杯考察~右から左で何が変わる?~
3/4(木)に川崎競馬場で実施される中央交流重賞 第67回 JPⅡエンプレス杯(キヨフジ記念)(2100m 牝馬限定)の考察と予想になります。
牝馬交流のダート重賞は数が限られていることもあり貴重な枠を奪い合うレースのはずが中央勢はなんと1月のTCK女王盃とまったく同じメンバー。ただしコーナーワーク、距離延長など違う面も。
更にレース2日前にはまとまった雨も降った今回どのようなレースが展開されるのでしょうか?
枠順
中央勢は5頭が参戦。
TCK女王盃など大井競馬の重賞を2勝しているマルシュローレヌが人気の中心。今回はこれまで1回しか走ったことが無い左回りのコースへの適性や6回のコーナーワークがカギとなりそう。
昨年は地方勢がハイペースでやり合った結果、最後は失速する形となってしまったプリンシアコメータ。今回はこのレースに向けて入念な調整が進められており正式には発表されていないがラストランという噂も。
その他、重馬場ではめっぽう走るマドラスチェック、3歳時に同条件の重賞を勝利しているレーヌブランシュ、今回は逃げる宣言のローザノワールの取捨とこのメンバーに地方勢のダノンレジーナがどこまで対抗できるかがカギとなりそう。
コース解説
画像 うまめし.com
川崎記念でも使用されたコースを1周半する条件。
コーナーが6回あるので原則はスローに落ち着き隊列が淡々と流れていく。2周目の3コーナー辺りからペースが上がっていきここで先行勢が逃げた馬を捲りながら上がることが多い。
差し、追い込み馬は基本的に展開が向かないと厳しい。昨年はこの条件で地方馬が異常なほどのペースで逃げてやり合った結果、後方にいた馬達に展開が向いて大波乱になったがあれは稀なケース。
ポイント
① 火曜日の雨の影響。水曜は予定では最高気温15℃の晴れ模様で当日も晴れる。水曜に降った雨の量を考えると重馬場から稍重に寄った重馬場が濃厚。
② 川崎競馬場は不良馬場は時計が出やすいが重馬場の回復途上は時計がかかりやすく外の差しが決まりやすい。馬場の特徴や傾向をしっかりつかんだ騎手の手腕が意外と問われそう。
③ TCK女王盃と同じ中央メンバーも300mの距離延長や右回りから左回り、小回り適性などこれまでと異なる条件が要求される舞台。馬の左右適性や馬のスタミナの有無が前回の結果に変化を与えそうだ。
④ このレースに向けての陣営の思惑。翌月には船橋で交流重賞マリーンCも控えているがここに向けて仕上げてきたか?先を見ているかなどは馬の直前の追い切りから判断が要求される。
推奨馬
頭数と買いたい馬が限られている今回は馬連2点と3連単10点前後に買い目を絞る。これで来なければ仕方ないと割り切ります。
馬場は想定より回復。前日で稍重まで戻ったのであれば当日は場合によっては良馬場寄りの稍重という可能性も。
本命
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