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ジャパンカップ&京阪杯~不良馬場を攻略せよ~
11/24(日)にジャパンカップ&京阪杯が開催されます。
今回このnoteでは重賞2本立てにて予想をして参ります。よろしくお願いします。
本日の内容
ジャパンカップ傾向
ジャパンカップ本命、対抗、3番手の解説、買い目
京阪杯 解説及び本命 買い目
①ジャパンカップ傾向
枠順
人気どころが上手く入った感じがします。例年ジャパンカップは1枠が有利といいますが今年は金曜から日曜日まで断続的な雨で馬場がかなり重くなるタフな展開が予想されるゆえ個人的には枠よりも血統が重視されると予想しております。
つまり天皇賞のときのようなスピード重視のマイラー馬より2400m以上を走りきれるスタミナがある持久力のある馬が狙い目になります。
血統厳選
2014年以降~
ルーラーシップ産駒が良い。青葉賞勝ち馬リオンリオンや昨年のジャパンカップ2着キセキ、オークス2着リリーノーブルといった重賞実績馬も多い。
成長力奥手の馬も多く3歳戦より古馬になってからその能力を発揮する馬も多いので成長と共にマイナスしていくディープインパクト産駒は古馬戦では買いにくい。特に牡馬に関してはディープインパクト産駒の勝ち馬はこのジャパンカップにおいては0勝。(2012~2013年ジェンティルドンナ連覇で産駒の勝利はある)
距離別人気傾向
競馬というのは1~4番人気が90%来るものなので当たり前だが本命を決めるならこの辺りの人気がひとつの目安になりそう。しかし今年は実力拮抗しているので6番人気くらいまでは実質4番人気までとは力の差はなさそう。
以上の点から今回は
① スピードよりタフな展開が向く馬
② ルーラーシップ産駒
③ 本当に上位人気になるべき馬
以上の三点をベースに予想をして参ります。よろしくお願いいたします。
ここからは有料ゾーンになります。
まずは記事のご購入頂きありがとうございます。
② ジャパンカップ 馬券購入馬
本命
4 ムイトオブリガード(ルメール)
Twitterの方では早々に本命表明しておりましたが天気も相まって大きなプラスに。まずこの馬は高速展開が向かない。ゆえに昨年のようなタイム決着だけは避けたかった。そこに恵みの断続的の雨でタイムのかかるスタミナ勝負の展開になったのは最大のチャンス到来といえる。東京で馬券を外したのは目黒記念の5着のみ(しかも高速展開に加え鞍上の騎乗ミスで後方からの競馬)で6走して4,1,0,1と磐石。更に東京2400mに限っては3,0,0,0と適正の高さを見せている。
更に強みが鞍上のルメール騎手。この馬とコンビも過去に2回ありいずれも上記の2400m戦で勝利を記録してる経験もあり手があっている。
更にルメール騎手の東京2400m戦の実績の高さを見てみると…
ルメール単体
全体成績(2014年~)
なんだこれは…強すぎる。
騎手別に色々な成績を出しているが年間で90%なんてなかなか見ることができない。昨年のG1ではアーモンドアイにてこの距離を2勝も記録しておりこれで人気薄になる今年のリーディングジョッキーがいるなら狙うしかない。
血統、鞍上、距離適正、馬場すべてが揃った今回は勝ちきることができないにしても中穴で馬券内に絡む可能性をもっとも秘めている一頭。
対抗
6 ユーキャンスマイル(岩田)
天皇賞前からずっと狙っていた馬。本当なら天皇賞凡走して穴で一撃…となる予定が前走は上がり最速の4着。更にメンバーの大幅弱化で2~3番人気へ…おかしいこんなことが許されるはずがない。
天皇賞のときの全頭診断でも書いたがこの馬は左回り巧者かつ適正距離は2400m辺りがベスト。また今回のジャパンカップはスタミナ面を要求される辺りも菊花賞3着、天皇賞(春)5着のこの馬にとってもプラス。血統面も父の母の父にラストタイクーン、母の母の父にシャーポといったスタミナとパワーが特徴の欧州血統で前走の高速馬場よりこういうタフな馬場で更なる進化を見せる可能性は高そう。
天皇賞前のユーキャンスマイルの個人的評価
またジャパンカップは実は菊花賞と大きくリンクするのを注視したい。
まずはこのデータを見てほしい。
この10年の菊花賞上位3頭がJCに出走したときの集計をとったところ高い確率で勝ち、馬券に繋がっていた。
また2010年のローズキングダムを除けばそのすべてが古馬になってから。3歳秋頃から不振傾向にあるエタリオウの期待値がかなり薄いだけに逆に成長力の面でも今がピークのこの馬への期待は高まる。
3番手
5 スワーヴリチャード(マーフィー)
前走は期待を大きく裏切る敗戦。調教過程もよくこれといった問題点もなかった中での敗戦は前残りのハイペース展開とはいえ単純な能力劣化も感じた。
しかし今回のジャパンカップに関しては推奨の上位2頭以外は個人的には買える馬がいないというのが本音でありそのなかでも更なる調教の良さを見せているこの馬にもう一度期待を込めて3番手にしました。
鞍上も横山騎手からマーフィー騎手へ乗り替わりハーツクライ×外国人ジョッキーの相性の良さを出せれば着までは滑り込める可能性はある。
天皇賞のときにも書きましたが雨で渋った馬場に苦戦するタイプでもないのでむしろそれで今回大きくマイナスを喰らう馬が多いことも含めるとやはりこの馬に印がつくのが必然的流れといえる。
血統的にはハーツクライにアメリカ系の牝馬なので皆さんがよくいうハーツクライの成長力はもう完了しておりその部分の上がり目は考えにくい。どちらかといえば叩いたことによる変化と外人騎手という部分のプラスを考えたい一頭。
以下評価
4番手に高速展開向きではあるがステイゴールド産駒で前走なにもいいところのなかった9ルックトゥワイス、5番手にタフな馬場を物ともしなさそうな10ダンビュライトを推奨。
ワグネリアン、レイデオロは切ります。
ワグネリアン→本質的に2000mまで。前走の出来から上がり目があるとは思えない。古馬になってからディープインパクト産駒の牡馬は2400mの実績に乏しいかつ馬場が少しでも渋ると成績ががた落ちする。(下記参照)
全体成績
稍重のみ(重以上はデータが少ないため一番母数の多い稍重を採用)
このようにハッキリとしておりワグネリアン自体も皐月賞にて重馬場で崩れたり洋芝の札幌記念でモタモタした競馬をするなどその傾向は随所に出ている。ここはズバッと切っても良さそう。
レイデオロ→全盛期でも馬場が渋るとダメと言われてきてる馬を今さら買う理由がない。藤沢厩舎の馬は基本重馬場は走らないことでも有名。
なりより前走オールカマーでは叩きとはいえ良馬場の状態で福島記念で接戦をするようなミッキースワローやクレッシェンドラヴが相手で4着で負けているようでは…
買い方
単勝 複勝
4
追加(11/23 19:00)
単勝
6
馬連
4,6→4,5,9
ワイド
4-6
3連複
4→5,6→5,9,10
③ 京阪杯(京都12RG3)芝1200m
枠順
本命
15 エイシンデネブ(藤岡康)
ロードカナロア産駒、外枠、差し馬すべて条件をそろえた。このレースは間違いなくモズスーパーフレアが逃げてハイペース濃厚。しかし今の京都の馬場はとてもではないがそういう馬が全滅しているかつモズについていった馬は撃沈となれば後方追い込みのイチかバチかの騎乗がピタッとハマりそう。
種牡馬別で見てもロードカナロアの成績は抜けており短距離系種牡馬の確固たる地位を気づきつつある。昨年もこのレースはロードカナロア産駒のダノンスマッシュが勝っており産駒の2年連続勝利を期待したい。
鞍上も逃げは下手だか追い込みは定評のある藤岡康ということで期待。
ロードカナロア産駒 掲示板詳細
2014年~種牡馬別成績
子供がデビューして3年目にして既にトップのダイワメジャーに追い付く勢いはさすがとしか言いようがない。この距離=ロードカナロアという鉄板条件になりつつある。
モズがいるので前が流れに流れまくり後方から一瞬の脚を使える馬を相手へ買いたい。
対抗
連勝中かつ京都巧者のトーセンラー産駒の 12 アイラブテーラー
3番手
調教抜群かつ洋芝での適性の高さは今の京都に直結するものがあるはずなので 6 ライトオンキュー
4番手
今回出走している騎手のなかでは成績が良い北村友一騎手の腕を信じて 11 アウィルアウェイ
穴
毎年この条件の出走頭数こそ少ないものの馬券に絡んでくるローエングリーン産駒の 7 カラクレナイは特に穴馬として推奨したい。
買い方
単勝
15
馬連
15→6,7,11,12
ワイド
15→7
3連複
15→6,7,11,12
ここから先は
¥ 100
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