クイーンS傾向・予想~
8/2(日)に札幌競馬場で開催されるG3クイーンS(芝1800m 牝馬限定)の傾向・予想になります。
洋芝レース、非根幹、牝馬限定でメンバーもこのクラスとなると実力が抜けた馬たちはともかく相手が拮抗して波乱を起こしそうな予感がするが果たして?
まずはこのレースの傾向を探っていく。
※ 解説に入る前に
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画像提供先
うまめし.comさん
プラチナカップ傾向・予想
枠順
コース解説
ゴール前からスタートして1周してくるコース形態で特に坂がないためどこで力を要す、加速するというものがないある意味一番馬の力を出しやすい形状といえる。
ただし4コーナーからゴールまでが266mしかないため最後の直線で一気の脚というタイプには不向きで開幕2週目の馬場状態を考えても内の先行勢が基本的には有利にはなる。
洋芝なのでその部分の適性にも左右されることも・・・。
クイーンステークス傾向・特徴(過去10年)
※ 施行時期が毎年微妙に異なるが基本は第1回2日目なので芝の状態は均一とみて予想をする。
※2013年函館開催は洋芝・距離は同じため含める。
種牡馬別傾向
レース単体としては大きく抜けた馬はいない。
その中で注目したいのはやはりディープインパクト産駒。
このレースにて2勝をマークしており札幌芝1800mでは近3年で9.5.5.26で勝率20%、複勝率42.2%を記録。後継種牡馬も、ダノンバラード産駒が2.1.0.1、キズナ産駒が2.0.1.3という点から相性の裏付けが出来る。
該当馬
オールフォーラヴ・コントラチェック
騎手別傾向
今回該当するところでは池添騎手が2勝をマーク。スポット参戦となる福永騎手も1.1.0.3とレースの相性が良い。
マイナスデータ
吉田隼人 騎手
クイーンSの成績0.0.0.6に加えて近3年の札幌芝1800mは1.0.1.9で複勝率18%と低迷状態。今年は関東所属騎手が軒並み怪我で離脱している中で徹底的なローカル巡りをしてリーディング争いを演じている中堅騎手だけに「穴の隼人あるだろ・・・」と思いがちですがそこを裏切る可能性は高い。
今年はレッドアネモスに騎乗予定。
人気別傾向
1番人気信頼レース。
過去10年で8勝を1~2番人気が独占してるが3勝の2番人気はそれ以外が3着1回のみでオール馬券外なのでピンかパー感も否めない。
相手が毎年荒れる傾向にあり今回出走するスカーレットカラーは昨年2着、同じく出走のカリビアンゴールドは9番人気と波乱を起こすケースもある。
今年の1番人気は昨年このレースを2着のスカーレットカラー、重賞2連勝中のフェアリーポルカが予想される。
フェアリーポルカの母方にはこのレースが札幌に移行した際の第1回の勝ち馬であるトゥザヴィクトリー、2017年そのトゥザヴィクトリーの子供であるトーセンビクトリーが2着がいたりと何かと縁があるレースでもある。
枠番・馬番別傾向
枠番
馬番
冒頭でも触れた通り内枠が有利傾向が強い。ただし外枠が絶対的に不利かと言われるとそこまでではないので枠順で悲観する必要もない。内に良い馬が来たら狙おう!くらいの気持ちで見ておくとよいかもしれない。
ちなみに過去の2枠の脚質面を分析すると4コーナーで先頭になるべく近い位置にいる馬が馬券率が非常に高い点からも2枠に限らず内枠を引いた先行馬に注目したい。
その他
母父サンデーサイレンス系の活躍
これといった大きなポイントがないので血統の点をさらに掘り下げると父サンデーサイレンス系もさることながら、母父サンデーサイレンス系の馬の好走率が高い点がポイントとなる。
元はアメリカで活躍し日本に輸入されたサンデーサイレンスが脈々と受け継がれた血統に種付けされる父親というのは、原則として洋芝適性の高い輸入されてきた欧州系やその血を受け継ぐ馬が多いのも特徴。
その例としては2018年の勝ち馬ディアドラ(父ハービンジャー)、2着フロンティアクイーン(父サドラーズウェルズ系)によるワンツー決着だった。
どうしても日本の現状の馬場だとキレ負けをしてしまう欧州系の血統だが洋芝の札幌では何かを期待できる可能性を予感させる。
札幌競馬場の芝は函館に比べると洋芝感は薄く日本の芝に近い点からも欧州に偏りすぎた血統構成だとこれまた相性が悪くなる(ディープインパクト産駒の相性が良い点からも裏付け)ためサンデーサイレンスが適度に入り込むことで成績が良化するのかもしれない。
そしてこの該当だが今回2頭しかいない。
ビーチサンバは父がクロフネと米国系の構成と考えると、父が欧州寄りに近いキングマンボ系の血を脈々と受け継ぎ、母系がサンデーサイレンス系の血を脈々と受け継ぎ現在に至るのはフェアリーポルカしかいない今回は取捨がしやすい馬といえる。
まとめ
重賞実績馬も少なく人気どころに血統面の裏付けがあり斤量の恩恵で逆転を狙える3歳勢が不在の今回は上位勢が優勢に見えるがそういうときにこそ何が起こるかわからないのが競馬というもの。
人気薄、リピーター、騎手相性から今回も少ない点数でピンポイント的中を狙っていく。
推奨馬
本命
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