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新潟2歳S傾向・予想~本命多すぎてどれを愛すればよいのかしら(´・ω・`)~
8/30(日)に新潟競馬場で開催されるG3新潟2歳ステークス(芝 1600m 2歳限定)の傾向・予想になります。
今年から仕事を変えたこともあり土日の時間が充実しこれまで以上に2歳戦に力を入れて予想するようになりました。今年はこれまで本命馬として期待した馬が多くどの馬を振りどの馬を本命にするか個人的には難しいレースになりました(´・ω・`)・・・
そんなこのレースの過去の傾向を探っていく。
※ 解説に入る前に
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画像提供先
うまめし.comさん
枠順
新聞紙面では恐らくフラーズダルム辺りが注目と称されるだろうが新馬戦も4番人気だった馬なので素質馬と称されるのは少し違和感がありメンバーレベルは今年は抜けた馬はいないと見るのが正解だろう。
シュヴァリエローズは新馬戦から素質通りの勝利も気性面の課題がある馬。輸送、乗り替わりに疑問は残りその鞍上も今年2歳戦0勝のデムーロ騎手となると・・・。
新馬戦、ダリア賞を連勝中のブルーバードは2戦連続の上り最速競馬で差し切る脚は強烈でラフィアン所有ということもあり完成度では一枚上手。タフな馬場での競馬が続き馬体の維持がぎりぎりのラインにあるのでこの部分が気になる。
その他にも同条件を勝利しているハヴァスやショックアクション、初戦から関東への輸送を行い東京の芝1600mを不良馬場で勝利したロードマックス、ダリア賞を回避し新潟2歳Sに合わせてきた根本厩舎の期待馬ジュラメントなどが並ぶ。
コース解説
向こう正面からのワンターンの外回りコース。
緩やかな登り坂を走りコーナーから下り659mの長い直線の攻防となるゆえ開催が続けば差し脚がある馬の活躍が目立ち仕掛けどころもカギとなる。
新潟2歳ステークス傾向・特徴(過去10年)
種牡馬傾向
2着以上の馬だけに絞ったが傾向はバラつきがあるがやはり中心は2歳戦の芝1600m戦において近3年5.4.2.3複勝率78.6%をマークするディープインパクト産駒だろう。2013年(もう7年前になることが驚きだが)ハープスターが見せた衝撃の上り32.5秒の勝利は今でも有名。
実はディープインパクト産駒がこのレースに参戦するのは4年ぶりということだが今年はディープインパクト産駒、その後継種牡馬も多いだけに注目してみたい。
該当馬
ディープインパクト産駒
シュヴァリエローズ、ロードマックス
キズナ産駒
ジュラメント、タイガーリリー、フラーズダルム
騎手別傾向
こちらも2着以上が1回ある騎手に絞ったが言うまでもなく傾向はバラバラなので省略。
2歳の芝1600m戦に強い騎手としては福永騎手が挙がる。
過去3年5.1.2.4勝率41.7%、複勝率66.7%は2位の田辺騎手の勝率21.4%を大きく引き離す好相性を誇る。昨年はこのレースを大敗しているが今年は果たして?
人気別傾向
新聞やネットの情報などが人気を作りやすい2歳戦では1番人気は額面通りの力を発揮する保証こそないが、近10年1着は計1、3番人気が9回を独占しているため新潟の外回り1600mコースというのは馬の力を最大限に発揮しやすい舞台なのだろう。
今年は頭数も少ないことから人気薄の馬の前残りなどもありそうで軸より紐が荒れる可能性も。
馬番・枠番別傾向
開催が進み傷みが目立つ馬場状態、レース自体も差し馬が台頭しやすいだけに外寄りの馬番、枠番に注目したい。
ただし、今年は頭数も少ないので大外枠でも進路のロスは大きくはならないだけにそこまで気にする必要も無さそう。
天候情報
何もなければパンパンの良馬場。2歳戦でもスローからの瞬発力勝負になることが濃厚で上りを使った経験、適性のある馬が台頭する芝状態になることが濃厚。
その他
① 東西拮抗も今年はイレギュラー?
今年は中京開催が阪神にスライドした影響や、小倉開催がない期間があったことにより栗東の2歳馬が新潟の新馬戦を目標に仕上げ活躍するシーンが目立った。
しかしこのレースに限っては過去10年関東、関西はそれぞれ成績としては拮抗している。
美浦
5.7.6.90
栗東
5.3.3.44
勝率こそ栗東勢が上もどちらかが大きく優勢ということはない。
ただし今年は栗東は栗東勢の条件が異なる点がある。それは冒頭に話した新潟、そして東京でデビューしている栗東勢の存在が多いという点。
既に新潟や左回りの経験を積んだ以上に輸送を経験しているという点は見逃せない。輸送減り、イレ込みといった課題をとりあえずは乗り越えてこの舞台へ挑むことができる点に加えて、無観客競馬でパドックも静かに周回できるといった点はかつてない傾向のアドバンテージとなる可能性がある。
栗東勢で輸送経験をすでに積んでいるのはショックアクション、ハヴァス、ファルヴォーレ、ロードマックスの4頭。
② ダリア賞組の扱い
過去10年において新潟オープンの2歳戦ダリア賞を使った馬で馬券に絡んだのは全24頭中で2010年2着のマイネルラクリマのみで後の23頭は全て馬券外と非常に相性が悪い。1400mの内回りコースと外回りの1600mコースでは仕掛けどころや距離の延長など異なる点も多くどうしても馬が戸惑うケースが目立ちダリア賞を勝利するために一度馬をある程度仕上げてしまっているのも一因だろう。
今年のダリア賞の勝ち馬ブルーバードは新馬戦から後方待機で長く脚を使えるタイプなだけに外回りコース自体は合いそうなのだがダリア賞時で体重が416kgと非常に小型ゆえに状態としてもかなりギリギリの線にある。
1週前の追い切りも行っておらずやはり前走の状態を維持、もしくはどこまで落とさないでこの舞台へ挑めるかがカギとなりそう。
まとめ
例年よりレベル自体は低めも久しぶりのディープインパクト産駒参戦で良馬場の舞台となると上り勝負の観ててスカッとするレースが期待できそう。既でに輸送を経験済みの関西勢が当日再度輸送で状態を維持できるか、また初輸送となる有力馬の状態は当日のぎりぎりまでわからない面もある難しいレース。
また、藤田騎手騎乗のジュラメントはダリア賞が適性が高そうな中であえて回避をして根本厩舎としてもここをどうしても勝ちたいという意欲の中が見えるだけにどういう競馬をするのかも注目が集まる。
推奨馬
本命
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