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ステイヤーズS&中山厳選レース~おっさんずマラソンレースはリピーターがお好き~

本日11/30(土)は中山競馬場ではG2ステイヤーズSが開催されます。

ステイヤーズS2(芝 3600m)

枠順

さて、いつもならここから種牡馬がどれがいいとかという話をするのですが…このレース皆様ご存知のとおりとにかく同じ馬ばかりが来てる結果データが活用しにくいところがあります。

まず血統面を見てみると…

2014年~

一個一個解説していきます。

まず言うまでもないですがアドマイヤドン産駒の3勝はアルバートのみ。2015,2016,2017と3連覇をして昨年は当日のアクシデントで出走を取り消しましたが昨年は今年以上にレベルが低かったので出てれば余裕の勝利を飾れてたと思います。

次にディープインパクト産駒が良く来ていると思うかもしれませんがこれも数字の罠があります。

実は馬券になっている馬は同じ馬ばかりです。

ファタモルガーナ 2014年 2着 2015年 7着 2016年 2着

モンドインテロ 2016年 3着 2018年 3着

更にファタモルガーナはデータ外の2012年にも2着があります。

しかし、ディープインパクト産駒はこれまでこのレースに通算4頭しか出走をしておりませんが内3頭は馬券にはなっているのでステイヤーの適性があるタイプの馬であれば買わなければならない血統。

人間と同じで長距離レースはスタミナと騎手の仕掛けどころが求められるゆえに年齢はあまり関係ないところもあるのでリピーターが生まれやすいという点がある。

また基本的にそういう馬は種牡馬としての需要もないが瞬発力がないゆえこのレースくらいしか1年間で狙えるレースことも影響している。

騎手

2014~

ムーアの3勝はいずれもアルバート(当日は阪神にいるので関係なし)

一年に一回しか施行されないレースゆえ経験値がない人がほとんどなのでどちらかというと仕掛けどころのセンスがある人が有利かつそういう人にそれ相応の馬が用意される仕組みになっている。

今回の予想ポイント

① このレースへ出走をして好成績を残したことがある馬

② 騎手、馬の組み合わせが完全に適合しているか?

③ 実はこの馬危険では?

という3点で予想していきます。よろしくお願いします。

本命

10 リッジマン(蝦名)

1着に関してはアルバートかこの馬の二択で悩んでこちらを指名。昨年はアルバートの取り消しで完全に漁夫の利にて重賞初制覇となったが今年もアルバートには逆風が吹きまくっていることから連覇の可能性は充分に考えられる。春の天皇賞後は京都大賞典を完全に叩きに使いここを意識したローテーションで迎えることができた。

血統的にはなぜスウェプトオーヴァーボード産駒のデビュー当初は道営でダートの1000mを走ってたこの馬が適性があるのかわからない点だらけではあるがそういう馬なのだろう。

なにより長距離レースといえば蝦名というほど鞍上も心強いものがある。通算成績を見ても長距離レースの上手さははっきりりしており下記データが示す信頼度の高さである。

昨年同様このレースを逃すと蝦名は年間の重賞勝利が無しのままシーズンを終えるという後の無い状況での今回ゆえここにかける気持ちは馬も騎手も高そうなので連覇を期待。

対抗

12 モンドインテロ(ビュイック)

昨年もこのコンビで3着になっており年齢的衰えも特に無さそうなので今年も期待。特に昨年ビュイックと組んだ際はズブさが目立つこの馬をあっさり3番手まで持ち上げてそのまま最後まで残し続けた積極的な競馬を展開して改めて世界のトップジョッキーの上手さを見せつけられた感じがした。

札幌日経OPも6着とはいえ勝ち馬に0.4秒差と思ったよりは好走しており丹頂Sは荻野極鞍上と陣営のやる気も感じられずそこから天栄に放牧に出されて今回は天栄帰り初戦。

とはいえこれまで2回このレースに出走していずれも3着ということで今さら大幅に成長して他に勝るということはとても考えられないのであくまで馬券は着までで良い。

3番手

11 アルバート(マーフィー)

年齢的衰えはないとは言ったがそれより気になる点がいくつかあるので評価を落とした。

昨年はムーアが本来この馬に乗るところまでの免許だったはずが1週前に帰国してしまいモレイラとコンビを組んで4連覇…のはずが直前に取り消しの不運。その後今年に入ると突然堀厩舎から橋口厩舎への転厩が発表される。

これに関しては真実は不明だが個人的予想では

堀厩舎→もうこの馬は限界だから引退させた方がいい。
馬主→まだ現役で走れる。あなたがそう言うならこっちから他のところに出て行くから結構です。

という確執があったのではないかと考えています。

現にアルバートの馬主である林正道さんにはこんな噂も

こういう人なので予想はまんざらでもないかと…

そしてアルバートの前走もスタートから後方、後方で向こう正面から3コーナーで先頭集団までたどり着くも4コーナーに入ると他の馬たちにまったく着いていけず圧倒的最下位。昨年3着だった京都大賞典において休み明けとはいえ馬体重に変化もなかったこの馬がここまで負けたのはさすがに気になった。

レース後はしがらきの外厩に出されて戻ってからの調教は良いらしいが今回4度目の重賞制覇となると無理があるような気がする。レース適性は高い馬なのでさすがに無印には出来ないのでこの評価では止めたが去年と今年でこの馬を取り巻く状況が大きく変化したことだけは事実。更に今年は美浦から栗東になったことでこれまでに無かった輸送も絡んでくるので直前の調整も違う。

鞍上に関しても堀厩舎との確執で無論ムーアを用意することが出来ず仕方なしのマーフィーとのコンビになったが果たして…

4番手

2 ヴァントシルム(田辺)

母父にマンハッタンカフェを持ち内枠に入った田辺騎手鞍上と魅力が満載

5番手

サンシロウ(勝浦)

勝浦騎手の長距離適性の無さから無印でも良かったが他に印をつけれる馬がいないのでほぼ消去法。

馬質の問題もあるにせよこれだけ長年やっていてこれほど成績が悪いとなると仕掛けどころを理解していないことを疑う。

騎手が違えばもう少し印を上につけてもいい気がするのでその中間をとって5番手評価。ネオユニヴァース産駒はデスペラードの連覇などもあり種牡馬としての数値は高い。

単勝

10

馬連

10,12→2,3,9,10,11

3連複

10→11,12→2,3,11,12

今週の厳選レース

中山 7R 1勝クラス ダート1200m

3 メールデゾレ

サウスヴィグラス産駒らしく中山1200m巧者。

デビューから大崩したのは馬場壊滅してた福島の不良馬場のみでそれ以外の中山競馬場のレースでは抜群の安定感を誇る。また福島の1150m以外は1200mに一貫している経験値も期待したい。

鞍上の武藤は勝利のダートの1200mに集中しておりここはすんなり行ってほしいところ。

単勝

3

馬連

3→4,8,11,12,14

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