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黒潮盃傾向・予想~道営・佐賀3歳VS南関3歳

8/19(水)に大井競馬場で開催されるS2黒潮盃(1800m 3歳限定)の予想になります。

今年の4月から仕事を変更してかれこれ3か月が経過したのですがそれと同時に重賞の予想を中央・地方競馬を問わずに精力的に分析の方を行っております。

さすがに少し精神的にも根詰めていたこともあり連休をいただきこの土日は新馬戦の予想だけを行い競馬から少し離れる形で療養期間を設けました。

この情勢の中ですが山梨県の方で温泉や観光施設を訪問してリフレッシュした形でまた本日から精力的に活動していきたいと思います。

その新制予想第一弾は大井競馬3歳重賞になります。南関東クラシック好走馬だけではなく他地区の強豪も参戦するこのレースの傾向を探っていこうと思う。

※ 解説に入る前に

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画像提供先

うまめし.comさん

枠順

Screenshot_2020-08-17 出走馬詳細 南関東4競馬場 |nankankeiba com

レース解説

南関勢の最有力はブラヴール。羽田盃2着後に厩舎を移籍しダービーは当日のアクシデントで除外も中央勢が揃ったJDDでは先日のG3レパードS2着のミヤジコクオウに先着しているだけに万全なら力は上位だろう。

その他ジャパンダートダービー4着のブリックオドーン、S3プラチナカップで古馬相手に2着のインペリシャブル、準重賞で古馬相手に勝利のファルコンウイングなどクラシック戦線で活躍した馬からその後も古馬戦線で活躍している馬も多い。

他地区では北海優駿の勝ち馬アベニンドリームが久しぶりの南関参戦も2年近く重賞勝利から離れている的場騎手とのコンビで最内という点は引っ掛かるが地力は相当ある。その他にも道営のコパノリッチマン、遠征歴が豊富な佐賀のエアーポケットが参戦する。

コース解説

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ゴール手前よりスタートし外回りコースを使用する。

2000mよりスタートから内を取りに行ける争いの距離が縮まるため先行勢の争いはその分多少早くなるが基本的には中盤から後半にかけてペースが上がる形なので枠番の有利不利はない。

黒潮盃傾向

大井1800m 種牡馬別傾向(過去5年)

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施行条件が少ないレースなので好走実績がある馬は少ない。しかし、ベーカバド産駒やヘニーヒューズ産駒など距離や砂が徹底的に合わない馬は成績の実績が乏しい。

騎手別傾向(過去10年)

無題

これといって相性の良い騎手はいない。他地区の騎手も今年は短期免許獲得中の岡部騎手でコースを知り尽くした南関東の騎手が他地区の馬に騎乗してどういう化学反応を起こすか?

大井1800m騎手別成績(過去1年)

Screenshot_2020-08-17 リーディング 南関東4競馬場|nankankeiba com

勝率、複勝率で御神本騎手がやや抜けている。

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脚質も後方からの上り勝負でレースをする馬なだけに御神本騎手が最も手が合うタイプの馬なだけに久しぶりのコンビでどこまでやれるか。

人気別傾向(過去10年)

無題

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1番人気が過去10年で1度も馬券を外しておらず非常に堅実。更に7勝2連対と連軸にも非常に向いている傾向が出ている一方で、6番人気以下で2着以内を5回記録している点からわかる通り2番人気以下はどれが来てもおかしくはなくらい拮抗している。

今年の1番人気筆頭は羽田盃2着、JDD4着のブラヴールになる可能性が高い。南関東勢での力関係、距離実績は豊富で怪我から一叩きとなる今回は信用度は高いだろう。

枠番・馬番別傾向(過去10年)

枠番別成績

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馬番別成績

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真ん中辺りの馬番に好成績が集中し外枠の馬は成績が不振。

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ただし直近1年の大井1800mの枠番成績を見るとわかる通り決して外枠が絶望しているというわけでもないだけに充分にこの傾向を覆してくる可能性は常に秘めている。

天候情報

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週中に雨がなく久しぶりに完全たる良馬場での開催の重賞となる。

水分を含まないどころか乾ききったパサついたダートの状態で前日は外がとにかく伸びる差し、追い込みが効きやすい状態。

その他

① 地区別成績(過去10年)

無題

南関東で最もレベルの高い馬が揃うと言われる船橋所属が好調。その一方で浦和や川崎といった南関東でもレベルの低い馬が所属している馬は不振とはっきり傾向が分かれている。

大井所属は5勝をマークするも、地元開催ということもあり多くの馬がその分多くの敗戦を繰り返すことで数字を落としている傾向がある。

② 他地区所属の馬の紹介

アベニンドリーム(的場)

2歳時には南関東重賞の鎌倉記念で2着、北海道へ輸送し連闘で挑んだG3北海道2歳優駿では中央馬を相手に2着と好走。

オフシーズンは南関東へ移籍せず休養に充てると全6戦を使い北海優駿(ダービー)1着、古馬相手に1着と好走を記録した。父がディープインパクトの全兄のオンファイア産駒というもあり一般的に考え砂が軽い方が合うことから門別に比べて砂厚の薄い南関東の競馬場はプラスになる可能性が高い。

エアーポケット(和田)

九州ダービー2着後は強行軍で高知ダービーに挑むも大敗。その後は盛岡の芝レースに活路を見出すためにオパールカップ出走もまさかのコンディション不良に伴うダート開催変更に見舞われ4着と敗戦。

今回3度目の輸送となるが感覚自体は中1か月としっかり調整期間を挟んでいることから力を出し切ることは可能だが、このレースよりレベルの低いと思われる他地区のレースにて敗戦が続き地元の3歳勢でも力が抜けているとは言えない中で南関東勢、道営勢にどこまで戦えるか?

コパノリッチマン(森)

ドクターコパ氏所有馬という縁もあり森泰斗騎手に騎乗依頼が来たと思われる道営所属馬。

中央所属時はパッとしなかったが門別移籍後は短距離レースを連勝して一気に躍進。クラシック3戦目となる王冠賞ではアベニンドリーム、レッドカードといった強い馬にも快勝している。

この舞台に非常に相性が悪いヘニーヒューズ産駒という点、大外枠というマイナス点、地方移籍後は初めてとなる輸送競馬にどれだけ対応できるかなど課題も多い。

まとめ

地元勢は強豪が揃い遠征組にも力がある3頭が並ぶだけに力は拮抗。

1番人気、船橋勢など後押しするデータはほかにも多くあることからブラヴール以外の馬にどれだけ妙味がある馬が潜んでいるかがカギとなりそう。

推奨馬

本命

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