中山 産経賞オールカマー (G2)~ブライトいざ出陣~
本日の中山メインは産経賞オールカマー(G2)
一時期はG2と呼びながら惨憺たるメンバーの年なんかもあったレースだが近年はすっかりG1メンバーの叩き台として例年メンバーが楽しみになりつつあるレース。(その分、頭数が減った気もするが…)
ダービー馬から海外帰り、秋の飛躍馬から古豪まで少頭数だか難解なレース。
本命
7 ウインブライト(松岡)
海外帰りや初の距離など不安な部分はあるがここは素直に中山適正を見た。ここまで通算6個の重賞制覇の4個が中山ととにかく相性が良く3歳→4歳→5歳と年々進化を遂げ前走まさかの海外G1制覇といよいよスター街道に乗った感がある。
先週のセントライト記念の際に中山の2200mではルーラシップやディープインパクト産駒を推奨したがこのレースに該当はない。
ステイゴールド産駒は今年は複勝率約30%とこのメンバーならやや抜けた数値を出しており母親の系譜は確かにマイラーが多いとはいえ充分戦えるのではないだろうか(次数でハーツクライ<該当グレイル>)
次走が香港?か有馬記念となるとやや間隔が空くこともあり夏の間はずっと厩舎にて調整を続けてきたこの馬は恐らく万全な仕上げで一戦を全力で来るはず。ここはG1馬に恥じない競馬をしてほしい。
対抗レイデオロ
戦ってきた相手が違う。このメンバーで着を外すのは考えにくい。能力劣化を疑う声もあるがそもそもこの馬は渋った馬場や遠征がとにかく苦手でおり春のレースはそういう不運が重なりすぎた。なにより前走宝塚記念は5着に破れたとはいえ1~4着は全てG1馬でそれ以外のG2クラス以下のメンバーとは明らかに差がある。
今回のメンバー構成を見直すと現状のレイデオロを負かすことの出来るのはウインブライト、ミッキースワロー、馬場の恩恵でステッフェリオが逃げきれるかどうか…どんなに悪くても3着はキープしてくるのではないだろうか
今年で現役を終え来年からは種牡馬入りが濃厚。サンデー系の血が無いこの馬は父親キングカメハメハの後継とも期待されておりここで下手な結果は許されない立場でもある。福永騎手への乗り替わりではあるがしっかりとした競馬を見せてもらいたいところ。
上記でも少し触れたが前が止まらない馬場は天気が崩れないことが予想される本日も継続される可能性が高い。単騎逃げが予想されるステッフェリオの逃げ残りや良馬場ではその切れ味の生きる末味が使えるミッキースワローを含めたフォーメーションで本日は勝負。
三連単
7→1,8,9→1,8,9
3連複
7,8→7,8→1,9