中山グランドジャンプ傾向~オジュウチョウサンを眺める会~
4/18(土)に中山競馬場にて開催されるG1中山グランドジャンプ(4250m)の傾向になります。
オジュウチョウサンの一強ムードの漂うレースだが、果たしてその後ろに続ける馬がいるのかどうか?
この部分を基に今回は傾向を探っていく。
枠順
昨年末の中山大障害を制したシングンマイケルを除くとやはり小粒が否めないところがある。そのシングンマイケルすら前走は11か月ぶりの障害戦だったオジュウチョウサンになんと9馬身差の負けと絶対的王者があまりにも強すぎる。
コース解析
内側を回った後は外回りコースに突入し、最後は芝の直線勝負となる。超ロングラン戦の最後には中山の急坂も待ち構えるのでパワー、スタミナ、飛越センスすべての面が問われてくる。
外厩
ユイノシンドバッド 3/24KSトレーニングC
セガールフォンテン ムラセF
シンキングダンサー 3/28高橋トレーニングC
オジュウチョウサン 3/28和田牧場
アズマタックン 3/24アカデミー牧場
中山グランドジャンプ傾向・特徴(過去10年)
騎手別傾向
石神騎手はオジュウチョウサンで現在4連覇中。通常これだけ勝ち続けるとそろそろ崩れる?と思いたくなるが前走を観た限りは故障や何かトラブルがない限りはこれも考えにくい。
金子騎手は昨年はシンキングダンサーで2着に入っており今年は中山大障害勝ち馬のシングンマイケルで出走予定。
意外なところでは高田騎手がこのレースの相性が悪くヒロシゲセブンで今年は出走予定。
人気別傾向
オジュウチョウサン、アップドゥデイトという2強がいたことから近年は堅いレースではあるが以前は波乱も起こしてきたレース。
ただし、障害レースの場合は落馬、故障の大波乱も0%ではないことを考えないといけない。2015年には人気薄だった馬が5頭競争中止になったことも。
枠番別傾向
過去10年1枠は全滅、2枠も馬券内1度だけと外枠優勢傾向がある。1枠は20年単位で見ても3着が2回だけという相性が悪い。
その他
シングンマイケルとの力関係
オジュウチョウサンとシングンマイケルが対峙した前走は9馬身の差が生じるほど力は歴然としていた。
この差に関しては恐らく何らかのアクシデントがない限り埋まらないだろう。そうなるとポイントはそのシングンマイケルと他の力関係について。
プライムクォーツ
中山大障害2着は0.3秒差しかなく前走は22kg増と明らかに調整不足の敗戦。メイショウダッサイやシンキングダンサーに先着した前走のパフォーマンスが出来るかどうかにもよるが力は備わっている。
メイショウダッサイ
中山大障害3着は0.7秒差も東京コースではタイム差なし接戦を演じたこともある。前走ではメドウラークに1.2秒差の圧勝をしており下のクラスとの格付けはついていることを改めて証明。
シンキングダンサー
中山大障害での0.7秒差の4着はメイショウダッサイとタイム差がない。しかし、前走阪神スプリングJSでもシングンマイケルから0.7秒差と連敗をしておりやはり3番手まで。(オジュウチョウサンとは2.1秒差)
メドウラーク
シンキングダンサーとタイム差の接戦を演じたこともあるが直近ではメイショウダッサイには大きく負けている点からもシングンマイケル以前に3番手の馬たちとの差は大きいと見てよい。
この点から力関係をまとめると以下のようになる。
あくまでトラブルなくレースが終わった際の話ではあるが真っ向から勝負しては2番手までは牙城が崩れにくく3番手の馬たちは未出走のトラスト以下と考えると3番手を何が奪い合うかのレース。
無駄に点数を買う必要は少ないと見てよい。
傾向まとめ
① オジュウチョウサンは何かのトラブルがない限りは牙城は現状崩せない
② シングンマイケルとその他の力差も大きく実質3番目の椅子を奪い合うレース
③ 内枠はマイナス。勝負は外枠勢。
この点から予想をしていきます。よろしくお願いします。
推奨馬
本命
6 オジュウチョウサン(石神)超圧倒的1番人気
いまさら語る必要のない最強障害馬。前走は久しぶりの障害レースで世代交代か?シングンマイケルの時代か?と言われていたがふたを開けてみればなんと9馬身差の圧勝。今更何かを語る必要がある馬ではなく何かのアクシデントがない限りは頭鉄板と言わざるおえない。
不安点
① 5連覇なんて本当にあるのか?
② 当日大雨なので何かアクシデントが起きない保証が絶対にないという点。視界不良、脚を滑らす、この天気ゆえの恐怖はある。
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今更データで御託を並べる馬ではないので簡潔に〆ます。
対抗
11 メイショウダッサイ(森一馬)3番人気
シングンマイケルが最内に入ったので対抗評価にせず外枠から一番実力のある馬を推奨。力のピラミッドでいえば3段目に該当するがその中ではやや抜けた存在。2018年に障害の未勝利を勝利後は1度も馬券を外しておらず重賞でも1.1.2.0と安定感がある。
ただしこの馬は障害転向後は未知数ではあるが平地時代は馬場が渋った際に成績を大幅に落としていた点が気になるところではある。
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平地の重馬場マイナスと障害の重馬場マイナスはリンクするのかどうか?
3番手
1 シングンマイケル(金子)2番人気
昨年の中山大障害の勝ち馬で父にオペラハウス(サドラーズウェルズ系)を持つタフな馬場、時計がかかる馬場大歓迎の有力馬。前走でまさかオジュウチョウサンのはるか後ろを走って障害王を不在中に争っていたことが発覚したのは少々残念ではあったが今日の馬場自体はこの馬には歓迎。
ただし上記でも触れた通りとにかく来ない内枠に入ってしまった点が気になるところ。中山のゴール前の内馬場は非常に状態が悪くただでさえ走りにくいことに加わてこれだけ水分を含んだとなるといくら重馬場適性が高くとも走るのには困難な状況。早めに外に持ち出せば問題ないのかもしれないが2番人気で実績を素直に評価するのが怖い面もある。
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枠以外には不安点なし。
オジュウチョウサンを軸に上記2頭から相手にシンキングダンサー、プライムクォーツを加える形で推奨します。
印
買い目
3連複
6-11-1.5.7
3連単
6-1.11-5.7
オジュウチョウサンはよほどの何かが無い限りは来ないという事はないはず。
もしこの予想を読んで的中した!大きな何かがあった際にはぜひお願いします。 図々しいかもしれませんがサポート大歓迎お待ちしております。