(改訂版)マーチS傾向・予想
3/31(火)中山競馬場にて開催されるG3マーチS(ダート1800m)の予想になります。
今年はドバイミーティング、G1高松宮記念の裏開催で騎手がなかなかそろわないところでの重賞ということで馬の力を騎手が殺しかねない難しいレースが予想される。
更に日曜日には降雪の影響で開催が延期。枠順も再度抽選とまったく先が見えないレースとなる予感。
まずはこのレースの傾向を探っていきたいと思う。
枠順
マーチS傾向・特徴(過去10年)
種牡馬別傾向
このレースに特別強い産駒はなし。
中山 1800m ダート 古馬に強い産駒
キングカメハメハ産駒、アイルハヴアナザー産駒、ハーツクライ産駒などが数字としては優秀。
キングカメハメハ産駒→該当なし(母父該当 アシャカトブ)
アイルハヴアナザー産駒→メイショウワザシ
ハーツクライ産駒→スワーヴアラミス
騎手傾向
一番上の人がもしいてくれたらと思う。
今回該当騎手が少ないため今回出走する中山ダート1800mの成績が良い騎手をピックアップ。
① 大野騎手 過去3年でトップの30勝、複勝率27%を記録。ローズプリンズダム騎乗。
② 内田騎手 複勝率21%を記録しているが近年は数字が低迷傾向。ナムラアラシ騎乗。
③ 石橋騎手 複勝率29%を記録しており内田騎手と対照的に上昇傾向。クリンチャー騎乗。
人気別傾向
1番人気が全く信用できない傾向。6番人気の複勝率が50%と示す通り荒れる傾向。例年ですら高松宮記念の裏開催で人がいないにもかかわらず今年はドバイに当初多くの騎手が行く予定から登録が更に読めなくなってしまった。
馬の力と騎手の力どちらを信じるかで高配当を狙えるレースでもある。
枠別傾向
8枠有利。これは前日に行われる伏竜Sでも同じ傾向にあるので押さえておきたい。
その他
① 凍結剤の有無
まず大事なポイントとして日曜日の影響で凍結防止剤を散布するかどうかが挙がる。もしこれを撒けばパワーを更に要する馬場状態となるため東京競馬場で強いような軽い走りをするタイプはマイナス。
② 馬体重500kgオーバー
①に関連するが馬格がある方が向く。中山ダート自体がパワーを要するだけに天候悪化が予想される今回は更に重視するポイントになりそう。
阪神開催を含めた過去10年の3着以内の馬を確認すると17頭が500kgオーバー、490kg以上に絞ると23頭が掲示板に入る。
前回レースから当日490kg以上の馬体重が予想される馬とそれ以外を仕分けすると下記の通りになる。
数としては絞られないが人気どころのスワーヴアラミスが消えたことになる。
③ ペースは遅くならない
過去10年の通過ラップを見るとミドルからハイが基本的な流れ。前を主張する馬には厳しい展開で追走する馬も後ろからの脚に屈してしまう中山の1800m戦の平場とは少し異なる傾向にある。
毎年のように4コーナーを10番手より後ろの馬が馬券に絡んでくるだけに後方一気の力を持つ馬にも注目したい。
500kgオーバー、後方からの強烈な脚を持つと候補に挙がる馬
クリンチャー(石橋)
前走初ダート挑戦でいきなりの3着。以前からダート適性を疑われていたディープスカイ産駒だが初戦から上り最速の脚を披露。
メンバー格は上がるが元は京都記念制覇、菊花賞2着、天皇賞(春)3着とスタミナと実績はメンバートップクラス。
斤量も57.5kgと決して辛くないだけに2戦目の良化が期待できる。
ナムラアラシ(内田)
同条件のポルックスSを3着で大穴演出。外枠という点も含めると実は今回のレースの条件にも合致する。日曜日の雨、雪の影響を受けた馬場自体は血統面を含めプラス要素。
傾向まとめ
① 上位人気が信用できないレース。波乱あり。
② 500kg前後の大型馬有利傾向。雨も重なりその傾向は更に出そう。
③ 追い込み、差し馬の一発期待レース
以上の点から予想をしていきます。よろしくお願いします。
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