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産経賞オールカマー傾向・考察~縁のあるレースに5年ぶりに縁が無く参戦~
9/27(日)に中山競馬場で行われるG2産経賞オールカマー(芝 2200m)の傾向・予想になります。
今回わざわざ産経賞と付けた通りこのレースの協賛は天下の産経新聞様です。私は昨年の冬までこちらの広告代理店に勤めており色々あり現在は退社。(無くなった会社のことなので多分言っても大丈夫だろう)
個人的には色々恨み節もありますが過去にはオールカマーを特別席にて観戦させてもらったりなど縁と馴染みのあるレースを久しぶりに一般人として予想の方を今回は行っていきますのでよろしくお願いします。
解説に入る前に
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情報協力
うまめし.comさん
枠順
G1を3勝しているフィエールマンが秋の始動戦をまさかの回避で一気に混戦模様となった。
昨年のオークス、秋華賞、ジャパンカップを2着と駆け抜けた4歳牝馬カレンブーケドールが久しぶりの実戦復帰となる。2月の京都記念後はドバイ遠征もコロナウイルスの関係で取りやめになり体調が整わなかった点や使うレースも無かったことから結果的に前走から7か月の休養を余儀なくされてしまった。この後は恐らくジャパンカップを目指すことになるのでここは叩きか?
2200mと中山実績が豊富なミッキースワローも天皇賞(春)以降は休養に入りこれが秋初戦となる。良馬場でのパフォーマンスは目を見張るものがあるが少しでも馬場が悪化すると良さが削がれてしまうマイナス点をどう見るか?そしてこの馬の場合は今後どこを目指しているのかよくわからないためここはある程度勝負とみるべきかもしれない。
その他には2200m重賞実績が豊富なステイフーリッシュ、重賞2勝をマークするクレッシェンドラヴといったステイゴールド産駒に加え、骨折明けのサンアップルトン、屈腱炎明けのジェネラーレウーノ、脚部不安で2年ぶりのレースとなるオウケンムーンなど何か訳ありな馬たちの名前が並ぶ。
15時45分発走予定
コース説明
正面スタートの外回りコースとなっておりスタート、ゴール前といずれもあの急坂を登らないといけないタフなコース形態となっている。それに加えて非根幹距離のレースという事もあり血統の傾向がモロに出やすいのも大きな特徴。
ディープインパクト産駒(及びその系列)、ステイゴールド産駒(及びその系列)、ルーラーシップ産駒、ハービンジャー産駒
この4つの種牡馬を押さえるだけでも中山の芝2200mはかなりの確率で当たるのでこのレースだけでなく平場でもぜひ覚えていてほしい。
ちなみに先週行われたセントライト記念も1着はステイゴールド系列、2着はディープインパクト産駒、3着は母父にキングマンボ(ルーラーシップの祖父)とそのまま反映されていた。
切れ味もさることながらスタミナは距離以上に求められると考えてよい。
考察
考察 1 血統面と馬の経験
過去10年の傾向を見るとやはりディープインパクト産駒、ステイゴールド産駒の活躍が目立つ形となっている。
ステイゴールド産駒の数字自体が良くないのは中山の2200mなら走ると陣営が何でもかんでも送り込んでくるのも一因なのであくまで実績を持っている馬という点で注目馬を選んでいきたい。
血統該当 実績馬
ミッキースワロー ※ディープ後継種牡馬 オールカマー2着など
ステイフーリッシュ AJCC2着(2020)
上記の3頭は同条件のレベルの高いレースにてそれぞれ好走歴があるので血統面の相性を含めて注目したい。
考察 2 騎手の距離実績
次は過去3年で中山の芝2200mに相性の良い騎手を見ていく。
2019年複勝率88%を誇った石橋騎手や毎年コンスタントに数字を残すルメール騎手が不在のため、数字上信頼が高いのは横山典弘騎手
毎年数こそ多くないがアベレージは良く複勝率だけならルメール騎手とほぼ同等の58%をマーク(ルメール騎手は59%)
その他では津村騎手が複勝率43%を記録しているのだがこの条件実は多くの騎手の数字が悪く騎手の得意不得意がはっきりしているように感じる。
横山典弘騎手はミッキースワロー、津村騎手はカレンブーケドールとそれぞれ有力馬に騎乗。
考察 3 好調教馬
カレンブーケドール
美浦 稍重
51.9-37.7-25.0-12.8 一杯
久しぶりの実戦前の追い切りとしては上々。ただし坂路のタイムが良い一方で気になるのは坂路でしか調教行っていないという点。前走やジャパンカップ前には美浦の南Wを使った調教を行っていたがこの休み明けとなるレースでは坂路で時計を出す調教ばかりを繰り返しており併せている馬もこのレースで2年ぶりの実戦復帰となるオウケンムーンと比較しにくいところがある。
オウケンムーンは実戦が久しぶりで脚に不安あるため南Wで負荷をかけれないのは納得だがそれに併せてわざわざこっちまで坂路しか使っていないというのが個人的には疑問符なところ。
あくまでタイム自体は良いので調教候補に入れたが完全に仕上げているとは思えない。
センテリュオ
栗東 坂路 良
53.2-38.1-24.9-12.2 一杯
マーメイドステークス以来となるレースとなるが状態は前走とほぼ同等とみて良さそうな仕上がりとなった。目標は同距離のエリザベス女王杯となるが賞金が微妙でG1クラスでは分が悪いだけにここで賞金を狙いにくるレースにも期待が持てる。
この馬の場合は元々厩舎で坂路の調教しか行っていないのでカレンブーケドールとは事情が異なる。
考察 4 天候と馬場状態
木曜、金曜とかなりの雨が降り土曜も天気はかなり不安定。日曜日に晴れる予報から曇り空で陽が出ないまま気温自体が上がらなくなってきているので重よりの稍重開催が濃厚。
今年は秋開催ながら例年より時計がかかっている印象がある中山競馬場の芝状態が更にタフになるようであれば血統面の後押しや2200m以上の距離の適性やスタミナが必要なレースとなるかもしれない。
まとめ
頭数も少なく積極的に逃げそうな馬もいない今回は前半スローで流れて後半のタイムが上がっていくレースが想定される。ただし芝の状態を考えるとスタミナ自体は求められる可能性が高くコース経験、適性がある思わぬ馬の台頭も見られるかもしれない。
また、怪我明けの馬が多いことでここをあえて攻めてみたり定石通り外してみたりなどの駆け引きを楽しむのもまた一つの予想のスタイルかもしれない(とにかく全馬無事にゴールできることが出来ればいいのですが・・・)
枠順次第でも大きく様相が変わりそうなこのレースを久しぶりに会社云々を関係なく的中させたいと思います。
推奨馬
以下有料
内容
本命馬とその考察
対抗馬以下とその考察(相手3頭)
印
買い目
本命
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