エンプレス杯予想~1番人気の成績に刮目せよ~
3/5(木)に川崎競馬場にて開催されるG2エンプレス杯(2100m 牝馬限定)の予想になります。
牝馬限定のダート交流重賞は中央所属に加えて地方移籍をした元中央勢や地方生え抜きも馬券に絡むことから妙に難解。更に2100mという妙に長い距離は馬の適性と騎手の技量が試される。川崎の2100mは基本的には先行勢が有利ではあるが道中の流れ次第では前が総倒れするケースもある。
まずはこのレースの傾向を分析していきたいと思う。
枠順
中央勢の参戦
アンデスクイーン(ルメール)
トーセンガーネット(的場文)
パッシングスルー(森泰)
プリンシアコメータ(岩田康)
ラインカリーナ(武藤)
エンプレス杯傾向・特徴(過去10年)
騎手傾向
地方競馬の重賞にありがちなのは地方競馬育ちの騎手が強いという点。元南関東のトップ騎手の戸崎騎手や園田競馬のトップ騎手で中央移籍後も各地の地方重賞で活躍する岩田騎手が強い点からその背景がわかる。
さらに近年の地方交流重賞でポイントになるのは中央所属の馬に地方競馬の騎手が乗るという点。これはこ数年の新しいトレンドで昨年は森騎手や吉原騎手を始めとして数多くの地方騎手が中央所属の馬にて重賞で活躍をした。今年も年明けのTCK女王盃で森騎手が中央馬のマドラスチェックにて勝利したのも記憶に新しい。これはその競馬場を熟知している点もさることながら開幕日から騎乗し続けてどこが伸びるかどういう砂の状態かを理解した騎乗が出来るというのが大きい。レベルの高い馬と経験値の高い騎手の組み合わせは結果を残す近道かもしれない。
上記の該当では岩田騎手はプリンシアコメータ、森騎手はパッシングスルー、的場騎手はトーセンガーネットにそれぞれ鞍上予定。
種牡馬傾向
地方馬VS中央の構図なので特別何かが強いというものはなく強くても負ける馬は力差で負けてしまう。
パイロ産駒のラインカリーナは該当距離での重賞制覇こそあるが成長力のある産駒ではない点、元来長い距離が得意な産駒ではない点が気になるところ。ただし同距離の川崎記念では同じ父親で3着のデルマルーヴルや4着のミューチャリーといった実績馬もいる。
人気別傾向
近10年なんと1番人気がパーフェクト複勝圏。2着以内が8回という驚異的安定感(2012年は降雪のためレースが中止になっている)。最後に1番人気が馬券内を外したのは2008年のラビットオレンジまで戻されることを考えても1番人気を嫌うのはかなり酷。2番人気も数字を持っているが問題は3番人気以降の馬。昨年も2着に8番人気、一昨年も3着に6番人気が絡むなど妙に紐が荒れる傾向。地方馬レベル上昇や中央馬の地方移籍でこの部分がかなり難解になりつつある。少なくとも中央馬を買っておけば的中していた数年前の地方競馬は存在しないので注意が必要。1番人気を軸に人気どころと人気薄を上手く混ぜるのがベスト。
今回の1番人気はルメール騎手が鞍上のアンデスクイーン。2100mレースはオープンクラスにて中央競馬で2着と4着が1度ずつあり牡馬相手の成績なら充分。これまでの地方競馬実績を考えても馬券内は手堅いか?
枠番・馬番別傾向
川崎競馬場の2100mは外枠が有利になりがちなのだがこのレースに限ると8枠の成績が良くない。
しかしその内訳をみるとほとんど人気馬も中央馬もこの枠に入っておらず唯一過去に入った人気馬はしっかりと3着入りを果たしている。ただし今回の8枠馬は少し能力に疑問符が残るので消しで良いかと思う。
傾向まとめ
① 地方競馬育ちの騎手が活躍する傾向
② 1番人気は手堅い
③ 勝ち馬は枠番の真ん中辺り、馬券内が手堅いのは内枠。
以上の点を中心に予想をしていきます。よろしくお願いします。
推奨馬
本命
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