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報知グランプリカップ~負ける気せえへん地元やし~

2/12(水)船橋競馬場にて開催されるS3報知グランプリカップ(1800m)の予想になります。

今回のメンバーを見て一番最初に思ったのは中央の元オープンクラスが多いという点。

まず枠順を見てもらうと・・・

枠順

なんと1~7番までの馬が全て元中央のオープン馬。更に9.12も中央馬でいずれもオープン馬という過去の実績を持つ馬が多い。

更に地方生え抜きメンバーも豪華。

羽田盃勝ち馬のヤマノファイト、タービランス、北海道ダービーの勝ち馬ベンテンコゾウとどこから購入しても勝負が出来る豪華な一戦。

年明けの川崎競馬場で開催された報知盃しかり近年の南関東の中距離戦線はとにかくレベルが高い。ゆえに過去の傾向とはまるで違うものになりつつある。

それでも過去の傾向から見つかるヒントもあるはずなのでそこを分析していこうと思う。

報知グランプリカップ傾向・特徴(過去10年)

人気別傾向

1~4番人気がそれぞれ半分の割合で馬券に絡む。近10年は1番人気から5番人気以内の馬が9勝しているが今回のメンバーは同じくらいの位置で拮抗している馬が多く抜けた人気以外はオッズほどの力差は生じないの可能性がある。

騎手別傾向

御神本騎手の成績が少し良いかな?程度

今回はベンテンコゾウ鞍上。

厩舎別相性

船橋勢が圧倒的勝率を誇る。

川島正行、正一の親子で計4勝、出川厩舎が2勝、矢野厩舎が1勝、佐藤厩舎が1勝と合計8勝。それ以外の2勝は浦和所属だがいずれも岩手ダービー馬や道営出身の実績馬が一時的に転厩してきた馬と生粋の南関馬では太刀打ちできていない。

勝ち馬探しは船橋からか?

今回の該当では3コパノチャーリー、5バンズーム、6ハクサンルドルフ、8ヤマノファイト、11ベンテンコゾウが該当。

枠別傾向

外枠有利。1800mと距離も長いレースなので騎手の技量が試される。7枠の不振はともかくとして1.2枠の複勝率がこれだけ悪いとなると内枠は手は出しにくい。

展開予想

前日メインの1700m戦を見る限りでは前残り、内残り傾向。ただしミシェルというペースクラッシャーが存在するため逃げ馬は危険。岩田騎手鞍上のサルサディオーネが外から積極的に位置取りを決めてくる可能性があるのでミシェル騎手が無理やり競れば前は崩壊しかねない。そうなった場合は外からの差しも決まる展開になることも。

※オールブラッシュ回避のためサルサディオーネの単機逃げが濃厚になる。

先行勢は無理についていかず2~3番手から追走で抜け出すタイミングが鍵になる。

傾向まとめ

①勝ち馬、馬券を組むのは1~5番人気以内の馬
②船橋勢有利
③外枠から馬場の真ん中にかけての有力馬。内枠は危険視。

以上の3点をベースに予想をしてまいります。よろしくお願います。

推奨馬

本命

11 ベンテンコゾウ(御神本)予想 1番人気

近走は出遅れ続きで自分の競馬が全く出来ず散々な競馬が続いていたが前走は御神本騎手の体調不良で急遽吉原騎手に乗り替わると見事にスタートを決めて久しぶりの勝利。

馬主の売春逮捕問題等でゴタゴタした時期が続いたがようやく本調子に戻ってきた。元々は門別、盛岡で重賞を総ナメにして船橋でも重賞勝利もある素質馬。明け6歳で今年2戦目はレベルの高いメンバーでのレースとなったがここでも通用可。

このレース好走条件の外枠、船橋所属(川島正一厩舎)、御神本騎手という条件も完全一致している点や、これまで数多くの重賞レースを経験しながら馬券外になったのもわずか3回と馬券の軸にも最適な一頭。

不安点としては前走こそ上手くスタートが決まったが出遅れない保証がない点とオールブラッシュの鞍上がミシェルという点。彼女のペースの読めなさと荒っぽい騎乗スタイルで先週の金盃で先行勢が潰されてしまった嫌な経験があるだけに先行勢の人気どころがどうなるかやってみないとわからない点がある。

展開予想にも書いたが3~4番手でしっかり折り合いながら自分の競馬さえ出来れば。

今回人気が分散して単勝の妙味が出れば面白い。3倍以上ついてほしいところ。

※オールブラッシュの回避でペース崩壊の心配は薄れる。

対抗

8 ヤマノファイト(吉原)予想 4番人気

前走は距離の長さと速いペースに苦しんでしまい3コーナー手前で完全に撃沈してしまった。これまでの傾向を見てもこの馬のベストは1600~1800mで良~稍重での開催が望ましい。3歳時から馬場が重くなるのは苦手なのではないかと指摘されていた馬だが成長と共にその部分が強く出るようになってしまった。

今回は良馬場の得意距離かつ輸送のない船橋開催で久しぶりの重賞勝利といきたいところ。

船橋の1800m条件では全馬の中でトップクラスのデータを誇っている点、中距離で先行競馬に定評のある吉原騎手への乗り替わりという点も注目しておきたい。

こちらも不安点があるとすればミシェル騎手にペースを壊されることのみ・・・。出遅れる可能性に関してはベンテンコゾウより低いと見ている。

※オールブラッシュ回避のため懸念点が薄れる。

3番手

10 タービランス(森)予想3番人気

前走ニューイヤーCでは門別から再転厩初戦で勝ち馬と僅差の2着と好走。

勝ち馬は地方移籍初戦だったG1馬のオールブラッシュ、3着のヒカリオーソは次走G1川崎記念で2着、更に5着のサウンドトゥルーは次走金盃を圧勝と非常にレベル高いレースだったことを考えてもここは押さえでは入れておきたい。

実は相手入れるだけの条件はどの馬よりも揃っている。

1800mのレースでは過去1度しか馬券を外していない点、門別育ちの馬ゆえ寒さに強く1~3月の間のレースは過去6走で3勝2着3回と連軸を外したことない。

前走の報知盃でも前が崩れたところを漁夫の利で好走出来たところもあるので今回もミシェルの自爆で前が崩れたときこの馬に展開が一番向く形になりそう。今回は前走から距離短縮となるのがどう出るかという点が気になる。

※オールブラッシュ回避のため前がゆったりになると果たして?


3 コパノチャーリー(笹川)予想7番人気

地方移籍初戦なので初戦からいきなりも見込んで。

12 サルサディオーネ(岩田康誠)予想6番人気

前走は苦手な右回りで凡走してしまったが今回は得意左回りの1800m戦でこの舞台では牝馬限定の交流重賞にて2着と好走歴もある。ミシェルのオールブラッシュと競る形となるとあまり望ましくない。彼女が出遅れた時はすんなりハナを切れるので相手に残れる可能性も含めての評価。
※単機逃げ濃厚になったので岩田騎手のペース判断とこの馬の自力がどこまであるか。

印を再確認

買い目

単勝(本線)

11

馬連

10.11-3.8.11

3連複(抑え)

8-11-3.12

とりあえずミシェルを重賞に乗せるのはそろそろ控えてほしい・・・。

追記

と書いたら馬の故障で出れなくなるのだから書いてみるものである。

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