TMに聞く、馬券のポイントと今後の注目馬〈12月 中山・阪神編〉
世界最強馬イクイノックスと三冠牝馬リバティアイランドの初対決となった第43回ジャパンカップ🏆
結果はご存じの通り、イクイノックスが2着リバティアイランドに4馬身差をつける完勝✨
これでイクイノックスはGⅠ・6連勝
さらに、総獲得賞金は初の20億円超えでアーモンドアイを上回り歴代1位に！😳
秋の東京開催を締めくくるにふさわしい、私たちの記憶に残る一戦になりました。
さて、秋競馬もいよいよラストスパート🏇💨
今月は、
調教取材担当の青木行雄トラックマン、
競馬評論家の野口誠トラックマン（勝馬）のお二人に、
①馬券を買う際のポイント
②予想をする際に重視していること
③今後の注目馬や注目種牡馬
を聞きました。
今後の予想にお役立てください😊
①馬券を買う際のポイントを教えてください。
青木TM：
馬連、3連複、単勝が多いです。
3連単は基本あまり買いませんが、紙面上の狙い馬コーナーをその賭式の縛りでやっているので、そのレースに関しては必ず購入します。
自信のないレースはよほどの人気薄をいっていない限り、わざわざ買うことはしません。
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野口TM：
なんとなく買ってしまうのは良くありません。
勝つ可能性が高いと自信が持てる馬がいる時に単勝、馬単で勝負するのが私のスタイルです。
それでハズレても自分の責任なので、後に引き摺らないで済むからです。頭をすぐ切り替えるのが勝負事を継続してやる上、一番大事です。
自信のある馬がいない時は買わずに見送ります。
②予想をする際に重視していることは何ですか？
青木TM：
重視するのは調教の動きです。
坂路調教担当なので、そこでいい動きをした馬は少々力不足かなと思っても積極的に大きい印を打ちます。
あとはオーソドックスにコースを含めての調教タイムを見て、前回のレース後コメント、次走へのメモを参考に。特に気になった馬はレース映像もチェックしています。
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野口TM：
最も重視するのは調教ですが、追い切りは１週間の中のほんの数分を切り取ったものにすぎません。
どのような過程を踏んできているか、普段の調教で何を教えているかを重視します。優秀な厩舎とそうでない厩舎では、そこが大きく違います。
③今後の注目馬や注目種牡馬を教えてください。
青木TM：
2歳のショウナンラプンタ。
デビュー前からかなり期待していた馬ですが、初戦がやや余裕残しの仕上がりながら外から捩じ伏せる豪快な勝ち方。叩いた上積みも大きそうです。
次は重賞に使ってくるようですが、そこもクリアすればクラシック候補に。
前半は折り合って脚をため、
3角過ぎから外をしっかりと伸びて後続を突き放す。
伸びしろを感じる強い内容で勝利を収めた。
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野口TM：
ショウナンラピダスに注目。
入厩当初はボテっと重苦しい体つきでしたが、調教を積むに連れて、見違えるほどシャープな体になってきました。デビュー戦も道中遊び遊び走っての楽勝で、この先どれほど奥があるのか見当もつきません。
ダービーの頃には有力馬になっていても不思議はありません。
直線大外から追われる毎に差を詰め、残り1ハロンを切って先頭に立つ。
ゴール前は手綱を抑える余裕があり、まだまだ底が知れない。
野口TM：
種牡馬はスワーヴリチャード。
既に初産駒が多数勝ち上がり、早熟性とスピードに優れています。
母の父アンブライドルズソングから完歩の大きなフットワークを受け継いでおり、クラシックでも期待できそうです。
勢いが止まらないスワーヴリチャード産駒。
コラソンビートが京王杯2歳Sを2歳コースレコードで快勝し、 産駒のJRA重賞初制覇を果たした。
以上、
青木行雄トラックマン、野口誠トラックマン（勝馬）にお話を聞きました。
…今年も残すところあと1か月。
近頃は全国的に寒さが厳しさを増してまいりました…🥶
競馬場へ行かれる際は防寒対策を万全に！🧥🧤🧣
そして、競馬のお供には競馬ブック、研究ニュース、勝馬をぜひご活用ください😌
青木行雄（調教取材担当）
昭和44年8月7日生 大阪府出身 A型
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野口誠（競馬評論家）
昭和36年9月3日生 埼玉県出身 B型