【必見!】TMに聞く、馬券のポイントと今後の注目馬〈10月 東京・京都編〉
9月から開幕した秋競馬🏇🍂
秋のGⅠシーズン開幕を告げる、スプリンターズステークスを勝ったのは、ソダシの全妹・ママコチャ。
2着馬マッドクールとのハナ差の激戦を制し、GⅠ初制覇を飾りました🏆✨
来週から舞台は東京・京都に移り、本格的にGⅠレースの開催が始まります。
今回は、多くの人が心待ちにしているであろう、10月の東京・京都開催を前に、
栗東所属 厩舎取材担当の広瀬健太トラックマン、
美浦所属 厩舎取材担当の吉岡哲哉トラックマンのお二人に、
①馬券を買うときのポイント
②予想をする際に重視していること
③今後の注目馬や注目種牡馬
を聞きました。
今後の予想にお役立てください😊
①馬券を買うときのポイントを教えてください。
広瀬TM:
基本は単勝・馬連・ワイド。
オッズ等を踏まえたうえで、その3つから今回はコレと選びます。
予想のスタンスと被るところもありますが、何回かに一発高配当が来ればいいなというイメージ。
穴狙いは、負けが続いていても逆転できるのが魅力です。面白さや妙味を感じるレースにしか手を出しません。
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吉岡TM:
予想する側の誠意として、無印の馬を買うことはできません。
新聞の自分の印に当てはめて、どの馬券をどう買うかがテーマです。
◆馬連フォーメーション◎○→◎○▲△×2(二重三角)△1△2△3(△4)
一の矢がダメでも二の矢で仕留める戦略です。◎と〇の二者択一のミスは非常に多いからです。
◆パドック、返し馬を見てから、自分の予想から一点に絞って馬単&ワイドを買います。
数年来の訓練から、今は自分の◎が負けたら外れ、という境地に達しています。
②予想をする際に重視されていることは何でしょうか?
広瀬TM:
一番は、レース後に「これは本命を打てたな」と後悔しないこと。
血統や調教、展開、馬場傾向などなど、自分で考えられるだけのことはすべて考えます。
穴になりやすいのは、やはり逃げ馬。近走は周りが速かったからとか、距離を延ばしてハナに行けたからとか、好走時の理由も結構シンプル。過去の戦歴を見ていくと、今回はもしかしたら……と気づけるかもしれません。
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吉岡TM:
「木を見て森を見ず」の逆で、森を見て木を見ます。
どういう森(メンバーや展開、レースの傾向、馬場傾向など)なのかを見てから、木(馬)を比較します。従って、本紙の見解で、いきなり◎はなにがしという書き方はしません。
③最後に、今後の注目馬や注目種牡馬を教えてください。
広瀬TM:
最近で一番の衝撃は、ラスマドレスの1勝クラス勝ちです。
勝ちっぷりはもちろん、ラップを見てもっと驚きました。
レースのラスト5Fは57秒7と優秀で、このなかを楽々と上がってきて突き抜けるとは……。一気に素質が開花しています。
いずれ重賞を勝って、来年のエリザベス女王杯で勝ち負けになる予感がしています。
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吉岡TM:
注目種牡馬として、スワーヴリチャードを挙げておきます。
ハーツクライの後継種牡馬としての肝は、母の父アンブライドルズソングで、ミスタープロスペクターの大幅な世代的前進が評価できます。
同じことはコントレイルにも言えるので、こちらも期待できると思っています。
いかがでしたか?
10月の担当トラックマンは広瀬健太トラックマン、吉岡哲哉トラックマンのお二人でした。今回も貴重なお話を聞けましたね😊
いよいよ、待ちに待った秋のGⅠシーズンの本格的な幕開けです!
クラシック三冠の最終戦 秋華賞、菊花賞
秋の古馬三冠競走第一戦 天皇賞(秋)
計3つのGⅠレースが、10月の東京・京都競馬で行われます。
いずれも、これまで数々の名勝負が生まれてきた歴史のあるレース。
今年は一体どんなドラマが生まれるのでしょうか✨
さて、近頃は残暑が和らぎ、徐々に徐々に…過ごしやすい気温になってきました🍂
普段はご自宅で観戦している方も、これを機に競馬場を訪れてみてはいかがでしょうか?😊
季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。
体調管理には十分気を付けて、秋競馬を楽しみましょう🏇💨