【データ予想】福島記念・2023
優勝馬
福島(芝・右)2000mでおこなわれる、3歳以上のハンデ重賞。
福島競馬場での重賞レースは年間に4つ(七夕賞・ラジオNIKKEI賞・福島牝馬S)しかない。
昨年は10番人気のユニコーンライオンが逃げ切って重賞2勝目をあげた。
人気
福島のハンデ戦というだけでいかにも荒れそうなイメージがあるが、1~3人気の成績は思ったほど悪くない。
むしろ荒れるという先入観があるせいか、1・2人気の複勝回収値は100円を超えている。
勝ち馬は7番人気以内から出ていて、馬券になった27頭が7人気以内になっている。
三連単の平均配当は71000円。手広く流すのではなくて、相手を7人気までに絞って購入するのが正解になっている。
上位人気(想定)・・・シルトホルン、ホウオウエミーズ、ウインピクシス、テーオーシリウス
性齢
勝ち馬は3~6歳で綺麗に分散。連対率では3・4歳が優勢となっている。
7歳以上の高齢馬もなくはないがガクッと数字が落ちている。
牝馬は【0-1-1-25】。小回りで早め早めの競馬になりやすいせいかかなり分が悪い。
4歳・・・アケルナルスター、ウインピクシス、ダンテスヴュー
7歳以上・・・ユニコーンライオン、ヴァンケドミンゴ、カントル、ダンディズム、ナイママ
牝馬・・・ウインピクシス、アナザーリリック、ホウオウエミーズ
斤量
勝ち馬の8頭は54~56kg。
今年から1キロ基準が増量されるので55~57kgに該当。
57.5kg以上の重ハンデを背負った馬は複勝率が54%となっている。
53kg以下の馬は苦戦。
58.5以上・・・ユニコーンライオン
54以下・・・ウインピクシス、グリューネグリーン、ナイママ、ホウオウエミーズ
前走レース
上位にG1・G2レースの名前が並ぶ。
昨年のユニコーンライオンも京都大賞典12着から巻き返した。
年によってはオクトーバーS(OP)を経由した馬もいるが、基本的には重賞レースに使われていた馬を上位に見たい。
G2・・・ノースザワールド、バビット、ユニコーンライオン
種牡馬
ステイゴールド産駒もほとんど見なくなり、かわってオルフェーヴルやタフな馬場に強いキングカメハメハなどの名前がある。
軽い芝を得意とするディープインパクト産駒は不振。
キングカメハメハ産駒・・・ダンテスヴュー
ディープインパクト産駒・・・カントル、ノースザワールド
脚質
2年連続で逃げた馬が勝利。今年も開幕2週目なので逃げ先行馬が有利と見たい。
追い込みタイプはよほどのハイペースにならないと厳しい。
逃げ・・・ユニコーンライオン、バビット
追い込み・・・アケルナルスター、ダンディズム、カレンルシェルブル、ヴァンケドミンゴ、ホウオウエミーズ
馬番
1~3番で7勝で、あきらかに内~中の馬番が有利のデータが出ている。
11番から外の馬は割引が必要。
1~3番・・・アナザーリリック、カレンルシェルブル、ダンテスヴュー
まとめ
斤量減の馬が【7-6-5-70】のデータがあり、牡馬で該当するのがダンテスヴュー、ノースザワールド、ヴァンケドミンゴ、グリューネグリーン、アケルナルスター、ナイママの6頭。
このうち斤量の項目でナイママ、グリューネグリーンが脱落、年齢の項目でヴァンケドミンゴが脱落。
残った馬の中から内枠かつキングカメハメハ産駒のダンテスヴューを推奨馬に。
次点には追い込み脚質が気になるアケルナルスター。
ディープインパクト産駒のノースザワールドと、今年も逃げるであろうユニコーンライオンを穴にあげる。