【データ予想】武蔵野ステークス・2023
優勝馬
東京(ダート・左)1600mでおこなわれる、3歳以上のダート重賞(G3・別定)。
12月のチャンピオンズカップへつながるダート重賞だが、同じコースのフェブラリーステークスとのつながりが強い。
昨年は牝馬のギルデッドミラーが重賞初勝利をあげた。
人気
1番人気が2勝2着2回で連対率は40%。
勝ち馬が分散していて人気があまりあてにならない。そのため中位人気以下の単勝回収値が高くなっている。
10番人気以下で馬券になった4頭はすべて栗東所属馬だった。
三連単の平均配当は47万円。100万円を超える配当が2回あり、かなり波乱指数が高いレースといえる。もし三連単を買うなら3着は総流しがオススメ。
上位人気(想定)・・・ぺリエール、ドライスタウト、レッドルゼル、セキフウ
性齢
6歳が4勝で、5歳が3勝と中心を形成。
ただし、連対率で見ると他世代と差はない。
若干気になるのは4歳が1勝止まりという点。
7歳以上で馬券になったのは20@エアスピネルと17@インカンテーションは、ともにフェブラリーSで2着に入っていた。ダートGⅠで実績があるような馬でないと7歳以上は厳しい。
牝馬は【1-0-0-2】。昨年はギルデッドミラーがはじめて勝利してデータがクラッシュした。
7歳以上・・・レッドルゼル、ヘリオス、カテドラル、メイショウウズマサ
前走レース
指定交流重賞の南部杯組が2勝2着3回と活躍。左回りでコース形態が似ているので必ずマークしたい。
3歳馬で馬券になった3頭は前走ジャパンダートダービーに出走していた。
中央のレースだとグリーンチャンネルカップやブラジルカップなど前走OP組の成績が良い。
なお、毎年のように芝の重賞レースを走っていた馬が挑戦してくるが、通用したケースはほとんどない。
南部杯・・・タガノビューティー
芝重賞・・・ステラヴェローチェ、カテドラル
前走人気
馬券になった馬の多くが前走で4人気以内に支持されていた。とくに前走で1・2人気だった馬の成績が良い。
前走で二桁人気だった馬は消し材料となる。
前走1・2人気・・・ドライスタウト、ぺリエール、ペースセッティング、メイショウウズマサ、ヴァルツァーシャル、タイセイサムソン
前走10人気以下・・・ベルダーイメル、ライラボンド
脚質
逃げて勝利したのは16・タガノトネールのみ。この年は重馬場で1.33.8のレコードタイムが出るなど特殊な馬場状況だった。そうでなければ、追い込みでも十分届く。
逃げ・・・タイセイサムソン、メイショウウズマサ
馬番
東京1600(ダート)は芝スタートで外枠有利が定説。
過去22年をさかのぼっても1~3の内枠から勝ち馬が1頭しか出ていないので、内枠は不利といえる。
1~3番・・・ぺリエール、ベルダーイメル、ドライスタウト
まとめ
上位人気が想定されるぺリエールとドライスタウトが揃って内枠に入ってしまった。
正直、人気も年齢も当てにならないのでかなり難しい。
とりあえず6歳で南部盃4着のタガノビューティーを推奨馬に。
次点には内枠に入ったのが減点材料のぺリエール。
BCクラシックでデルマソトガケが2着の快挙。3歳世代はダートが強いかもしれないという期待を込めて、穴は外枠に入ったペースセッティングをあげる。