安田記念追い切りレポート2024[6/2(日)]【全頭調教評価記載】
安田記念追い切りレポート2024[6/2(日)]【全頭調教評価記載】になります。
最終追い切り後の出走予定馬全頭の追い切り考察文を調教評価とあわせてわかりやすく記載していますので、各自の予想にお役立ていただければ幸いでございます。
※F評価は間隔が詰まっていて時計を出せていない馬、調整が軽くて評価出来なかった馬に仮で付けている評価ですので、低い評価というわけではないということをご理解いただければと思います。その場合は最終追い切りと前走時の調整過程を加味した上で評価させていただきます。
安田記念追い切りレポート2024[6/2(日)]【全頭調教評価記載】
ウインカーネリアン
最終前:2ヶ月半 A+ ◆中間自己ベスト(美W6F)
最終:美W 稍重 単走 馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。まだ良くなる余地は残されていそうですが、既に水準以上のデキには仕上がっているとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最終追い切りでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。良い時との状態比較でもそう大きな差は感じられませんし、この舞台はベストと言っても良いくらいの好条件だと思っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
ヴォイッジバブル
最終前:中4週 A+
最終:東京芝 良 単走 強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、17日(金)6時55分に成田国際空港へ到着したようで、同日の11時50分には東京競馬場へ到着していたようです。自国の所属厩舎から約12時間程度の輸送だったようですが、無事に到着して調整が進められている形です。ゲート審査も無事にパスし、5/26(日)には東京競馬場のダートコースで速めの時計を掲示してきたように、調整のピッチは順調に上がってきています。あとはレース当該週に東京競馬場で追い切ってくると思いますので、最後のひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、東京競馬場の本馬場で行われまして、動き自体はこの馬なりに良かったのではないかとみています。終い重点の内容ではありましたが、輸送前に香港国内でしっかりと追い切られてきていますし、持てる力はあらかた出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
エアロロノア
最終前:中5週 A
最終:栗坂 稍重 併せ先着 強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに悪くはありません。絶好時との状態比較ではまだどうかも、順調に仕上がりの方は進んできている印象ですし、水準以上の状態には仕上がりそうなイメージですので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではどうかも、休み明けだった前走時とは中身が良い意味で違う可能性もあると思っていますし、引き続き持てる力は出せる態勢にあるとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
エルトンバローズ
最終前:中4週 A
最終:東京芝 良 単走 強め A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、前走は香港での競馬だったこともあり、帰国後は検疫や着地検査がありましたので、栗東トレセンには帰らず、着地検査が行われた東京競馬場でそのまま調整が進められています。東京競馬場のダートコースで西村淳也騎手を背に追い切られているという点には好感が持てるものの、坂路もウッドチップコースもありませんので、思い通りの負荷が掛けられているかは少々疑問です。普段と環境も異なるわけですし、難しい調整になることは確かだと思いますので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、東京競馬場の本馬場で行われまして、動き自体はこの馬なりに良かったのではないかとみています。普段とは異なる場所、形での調整で、難しい臨戦にはなっていると思いますが、なんとか水準レベルの状態には達しているとみていますし、西村淳也騎手も付きっ切りで追い切りに騎乗してきていますので、事前の準備段階とすればまずまずなのかなとみています。
ガイアフォース
最終前:3ヶ月 A ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗坂 稍重 単走 馬也 A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている登坂内容もこの馬なりに良さげです。絶好時との状態比較ではまだどうかも、既に水準以上のデキには仕上がっているとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最終追い切りでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりと追い切られていますので、レース当該週はこの馬とすれば軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動き自体は悪くありませんでしたし、水準以上のデキには仕上がっているとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
カテドラル
最終前:2ヶ月 A
最終:栗坂 稍重 単走 馬也 A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も悪くはありません。ただ、もう8歳と高齢ですから、これ以上を望むのは酷なのかもしれませんし、ピーク時のデキからは一枚落ちてしまうのが現状という感じですので、あともうひと追いでどこまで上向いてくるのか注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。追い切りの動きを見るに、まだまだ走れそうな感じですし、持てる力はあらかた出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
コレペティトール
最終前:中5週 A ◆中間自己ベスト(栗坂)
最終:栗坂 稍重 単走 強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、坂路主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている登坂内容もこの馬なりに悪くはありません。ただ、まだ奥はありそうですし、個人的にはもう一つ良くなってきても良い馬だと思っていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後まで坂路で抜かりなく追い切られたという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。どちらかと言えば実戦タイプの馬ですので、これだけの負荷を掛けられていれば十分かなとみていますし、あらかた力は出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
ジオグリフ
最終前:2ヶ月 A+
最終:美W 稍重 併せ同入 馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。まだ良くなる余地は残されていそうですが、既に水準以上のデキには仕上がっているとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最終追い切りでもう一つ良くなってくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。良い時との状態比較でもそう大きな差は感じられませんし、今回の条件替わりが良い方へ振れても不思議はないとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
ステラヴェローチェ
最終前:2ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(栗W7F)
最終:栗坂 稍重 単走 強め A→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。2週続けてしっかりと追い切られましたので、このひと追い、ふた追いにより更に上向いてくる可能性もあると思っていますし、復調の気配も感じ取れていますので、最終追い切りによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。ここ数戦以上の勝負気配も感じ取れていますし、引き続き復調ムードは漂っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
セリフォス
最終前:中5週 A+ ◆中間自己ベスト(栗W7F)
最終:栗坂 稍重 単走 馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。既に良い時との状態比較でも遜色はありませんし、それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、先週までにしっかりと追い切られていますので、レース当該週はこの馬とすれば軽めの登坂内容にセーブされています。ただ、そんな中でも動き自体は良かったですし、良い時に近しい好状態には仕上がっているとみていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
ソウルラッシュ
最終前:中5週 A+
最終:栗坂 稍重 単走 馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコースと坂路併用で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。既に良い時との状態比較でもそう大きな差はないとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最終追い切りで更に上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、坂路で動くタイプらしく好登坂での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。個人的には昨年以上の勝負気配を感じ取れていますし、状態は高いレベルで安定傾向という印象ですので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
ダノンスコーピオン
最終前:中2週 F
最終:美W 良 単走 馬也 A+↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、京王杯スプリングカップから中2週とレース間隔は詰まるものの、坂路で時計を出せているという点には好感を持っています。個人的には既に前回と同じくらいの気配は感じ取れていますので、最終追い切りでもう一つ上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。前走後から美浦トレセンに滞在して調整されているわけですが、抜かりなくやれているという点には好感が持てますし、中2週でも上積みがあるくらいに映っていますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
ドーブネ
最終前:3ヶ月 A+ ◆中間自己ベスト(栗W6F)
最終:栗W 稍重 単走 強め A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容も良さげです。個人的にはこの馬を実戦タイプだと思っていますので、これだけの負荷が掛けられているという点に凄く好感を持っていますし、そのハードな攻め過程により最終追い切りでは更に上向いてきそうですので、あともうひと追いによる良化度合いには注目したいです。その最終追い切りですが、最後までウッドチップコースで抜かりなく追い切られたという点には好感が持てますし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。個人的には実戦タイプの馬だと思っていますので、これだけの負荷を掛けられていれば十分かなとみていますし、あらかた力は出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
ナミュール
最終前:中2週 F
最終:栗坂 稍重 単走 強め A↑
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ヴィクトリアマイルから中2週とレース間隔が詰まるため、この中間は軽めの調整程度です。したがって、最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。その最終追い切りですが、中2週とレース間隔は詰まるものの、坂路で上質な内容を消化してきてくれましたし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。個人的には今回に向けての上積みを感じ取れていますし、前走以上の状態にあるのではないかとみていますので、高野厩舎の使い詰めローテという部分とも併せて注目したい局面です。
パラレルヴィジョン
最終前:2ヶ月 A
最終:美W 稍重 併せ先着 馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ウッドチップコース主体で良く乗り込まれていますし、こなしてきている追い切り内容もこの馬なりに良さげです。前走時が掬い時だったのかなとは思いつつも、今回も状態は高いレベルにあるとみていますし、それでいてまだあともうひと追い残されているわけですので、最終追い切りでもう一つ上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、攻め動くタイプらしい追い切り内容での締め括りとなりまして、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。絶好時との状態比較ではどうかも、良い時に近しいデキには仕上がっているとみていますし、2連勝中と勢いもありますので、Glでどれだけの走りが出来るのか注目です。
フィアスプライド
最終前:中2週 F
最終:美W 稍重 併せ同入 馬也 A↓
最終追い切り前の内容から見ていきますと、ヴィクトリアマイル2着から中2週とレース間隔は詰まるものの、坂路で意欲的に時計を出せているという点には好感を持っています。個人的には既に前回と同じくらいの勝負気配は感じ取れていますので、最終追い切りでもう一つ上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、中2週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースで抜かりなくやれましたし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。前走で走り切りましたから、上積みはどうかも、なんとか一連のデキは保てているとみていますし、今回もあらかた力は出せる態勢にあると判断していますので、レベルが上がった中でどれだけの走りが出来るのか注目です。
レッドモンレーヴ
最終前:中2週 F
最終:美坂 稍重 併せ先着 馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、京王杯スプリングカップ2着から中2週とレース間隔は詰まるものの、ウッドチップコースと坂路併用で時計を出せているという点には好感を持っています。個人的には既に前回と同じくらいの勝負気配は感じ取れていますので、最終追い切りでもう一つ上向いてくるようなら楽しみです。その最終追い切りですが、中2週とレース間隔は詰まるものの、最後まで坂路で抜かりなくやれましたし、肝心の動きもこの馬なりに良かったのではないかとみています。ベストは1400mなのかもしれませんが、マイルも守備範囲内だと思っていますし、今回も持てる力はあらかた出せる態勢にあると判断していますので、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。
ロマンチックウォリアー
最終前:中4週 F
最終:東京芝 良 併せ先着 馬也 A+→
最終追い切り前の内容から見ていきますと、17日(金)6時55分に成田国際空港へ到着したようで、同日の11時50分には東京競馬場へ到着していたようです。自国の所属厩舎から約12時間程度の輸送だったようですが、無事に到着して調整が進められている形です。ヴォイッジバブルとは違い、まだ速めの時計は出せていませんが、ゲート審査は無事にパスしたようですし、順調に調整は進められている感じですので、最終追い切りで総括的にジャッジ出来れば良いなと考えています。その最終追い切りですが、東京競馬場の本馬場でかなり上質な追い切りメニューを消化してきまして、肝心の動きも良かったのではないかとみています。日本へ到着した当初は疲れが残っており、速めの時計を出せずにいましたが、レース当該週でこれだけやれていれば十二分ですし、このひと追いにより態勢は整ったとみていますので、香港からの刺客と化すのか注目です。馬場がしっかりと渋るようならより楽しみです。
各追い切りピック4
⑴最終追い切り前ピック4(※五十音順)
☑︎︎︎ウインカーネリアン
☑︎ヴォイッジバブル
☑︎セリフォス
☑︎ソウルラッシュ
⑵最終追い切りピック4(※五十音順)
☑︎︎︎ウインカーネリアン
☑︎セリフォス
☑︎ソウルラッシュ
☑︎ダノンスコーピオン
⑶最終追い切り後ピック4(※五十音順)
☑︎︎︎ウインカーネリアン
☑︎セリフォス
☑︎ソウルラッシュ
☑︎ロマンチックウォリアー