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5月11日・12日の予想コメントと的中結果

【5月11日・12日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

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【超万馬券予想の的中結果】

■5月12日(日)
ヴィクトリアマイル
3連単 91万6,640円
3連複  4万3,750円
馬 連  9万3,690円
単 勝  2万 860円(10%)
複 勝   1,950円(30%)
テンハッピーローズ1着(14人気)

ウオッカカップ
3連単 15万1,270円
3連複  1万8,760円
馬 連  1万2,580円
複 勝    470円(30%)
◎ファイヴレター2着(10人気)

新潟12R
馬 連 3,050円
単 勝 1,180円(10%)
複 勝  280円(40%)
トーホウジュナール1着(5人気)

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■5月11日(土)
京都12R
馬 連 3,760円
単 勝  490円(10%)
複 勝  190円(40%)
ナスノカンゲツ1着(2人気)

信濃川特別
馬 連 1,540円
複 勝  300円(90%)
◎カンティプール2着(6人気)

都大路S
複 勝 360円(30%)
セントカメリア3着(6人気)

東京12R
複 勝 270円(40%)
ウィンダミア2着(4人気)

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【日曜メインレース】

ヴィクトリアマイル
3連複  4万3,750円
ワイド   5,380円
ワイド    470円(×6)
複 勝    130円(80%)
◎マスクトディーヴァ3着(1人気)
××◎でヒット

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東京11R
ヴィクトリアマイル(GI) ◎は本格化してモレイラ継続、○は海外遠征帰りでも

牝馬が争うGI競走で、舞台は東京の芝1600m。

左回り。向正面の2コーナー出口からの発走、ワンターンのコース。スタートして300mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150mから3コーナー途中の残り約900mまでは下り坂になっている。

下りが終わると緩い上り坂に転じ、4コーナーを回って直線に向かう。直線の残り460m~残り300mは高低差が約2mある急めの上り坂。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。コース全体の高低差は2.7m。

芝は開催4週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「柵の移動により傷んだ箇所はカバーされ、全体的に概ね良好な状態です」と発表があった。

土曜の芝は良馬場だった。

GIIの京王杯スプリングカップ(芝14000m)は、ウインマーベルが1分19秒7でV。大外15番枠からジワッと好位の外へ。直線でグッと伸びて残り200mで先頭に立つ。外から強襲したレッドモンレーヴに出られるシーンがあったが、差し返してハナ差で勝ち切った。

レースの前半3ハロンは34秒8で、1000m通過は57秒0。上がりは11秒2-11秒4-11秒3の33秒9だった。ウインマーベルの上がりは33秒2で、レッドモンレーヴの上がりは32秒2。

Bコース初日で内が走れる状態だったが、切れるタイプから外から上位に食い込むパターンも少なくはなかった。

日曜は早朝は晴れていたが、早めに曇りになった。どんよりとした空模様が続きそうで、予報では夜から雨となっている。降り出しが早まる可能性がなくはない。

なお、朝の段階のクッション値は、土曜が「9.6」で、日曜が「9.5」となっている。

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フルゲート(18頭)を割って15頭立て。ナミュールが牡馬混合の古馬のGI・マイルチャンピオンシップを制覇していて、スタニングローズは3歳の牝馬GI・秋華賞を勝っている。GIホースは2頭のみ。

コンクシェル陣営は「ハナが理想」と話している。ただ、ダッシュが速いわけではなく、押して勢いをつけることになりそうだ。スタニングローズなど、出脚が良かった他の勢力が行くことになる可能性もなくはない。

メンバーを見ると、速い流れにはなりそうにない。が、切れるマスクトディーヴァ、ナミュールが後ろに控えていて、先行勢に乗るジョッキーたちに「できるだけ後ろを離しておきたい」という心理が働くかもしれない。馬場が良いこともあり、数字上は速めのラップが刻まれることになりそうだ。

辻野泰之厩舎(栗東)の4歳馬マスクトディーヴァに◎を打った。

ルーラーシップ×ディープインパクトの配合。祖母がマイルチャンピオンシップ4着、安田記念5着があるビハインドザマスクになる。

3歳の秋にローズSを芝1800mの日本レコードとなる1分43秒0で快勝。中位の後ろを進んで直線で外から一気に抜け出す走りで、自身の数字となるマイルの通過が1分31秒2だった。

続く秋華賞はリバティアイランドと1馬身差の2着。相手は最後に緩めていたが、こちらも4コーナーで岩田望来が大きく外に動かすロスある見苦しい誘導をしていて、「立ち回り次第で1着があったかも」と思わせた。

4歳になって、緒戦の東京新聞杯は6着。ゲート内で暴れたタイミングでスタートを切られてしまい、大きく出遅れた。その後の組み立ては難しく、それで0秒4差だから力を示したと言える。

前哨戦の阪神牝馬Sは、乗り替わってモレイラ。東京新聞杯がトラウマになっていないか心配されたが、うまくゲートを出して好位のインで流れに乗った。

直線は外に動かして早めに先頭へ。モレイラが手綱を持ち損ねて左にヨレるシーンがあったが、危なげなく押し切った。ゴールして余力が残っていた。

その後は宮城県にある山元トレセンに短期放牧へ。栗東に戻ってからは、順調に乗り込んできた。1週前にCWコースで66秒9-11秒5、坂路に入れた最終追いは52秒9-12秒1。この2つはいずれも自己ベストの数字になり、これまで以上に強い負荷をかけてきた。

馬体も動きも合格点。ボリューム感ある体つきで、走りのバランスが良く、見た目よりも時計が出ている。少し緩い感じはあるが、この点は以前からで致し方ないだろう。長距離輸送が鍵にはなるものの、いいデキでGIに挑むことができそうだ。

ヤネは前走に続いてモレイラ。世界を代表するジョッキーであり、人馬一体感が日本のジョッキーとは違う。東京新聞杯と同じ府中のマイル、同じスタート地点でマスクトディーヴァ自身がイヤなことを思い出す可能性があり、そこは陣営とモレイラの対処に任せるしかない。

陣営も話しているように、マイルは少し短い距離ではあるだろう。1分30秒台の決着にでもなった場合にどうかだが、それにも対応して結果を出してくれることに期待したい。初のGIタイトルを手にするチャンスだ。

強敵はやはり高野友和厩舎(栗東)の5歳馬ナミュール。

ハービンジャー×ダイワメジャーの配合。3代母が桜花賞馬で、秋華賞、マイルチャンピオンシップ、南部杯を2着しているキョウエイマーチになる。

2歳時は阪神ジュベナイルフィリーズで4着。3歳時は牝馬三冠で10着、3着、2着と駆け、エリザベス女王杯は5着だった。

4歳の春は、まず、東京新聞杯で1分31秒8の2着(ウインカーネリアンとアタマ差)。ヴィクトリアマイル(7着)と安田記念(16着)は大きな不利があって参考外である。

秋になると本格化ぶりを見せ、富士S、GIのマイルチャンピオンシップと、鋭さと持久力を兼ね備えた末脚を繰り出して勝利した。12月の香港マイルでは3着に健闘している。

5歳の緒戦はドバイターフ。1800m以上の距離を走るのは久しぶりだったが、しっかりとタメを利かせ、外から長く伸びてファクトゥールシュヴァルと僅差の2着に駆けた。

帰国してレース間隔は中5週に相当する。着地検疫を経て、滋賀県にあるノーザンファームしがらきで調整し、2日に栗東入りした。10日での競馬になる。5日(日)に坂路で55秒8-12秒3で追われ、8日(水)の最終追い(坂路)では54秒0-39秒1-12秒0をマークした。

最終追いは、少し頭が高くなり、ノメるところもあったが、馬場が悪かったので仕方ないところがある。馬はやる気十分で、体を大きく使って伸びていた。調教後の馬体重はマイルチャンピオンシップの時と比べて4キロ大きい458キロ。体がしぼんでいることもない。

海外遠征帰りで間隔も詰まっていて、普通なら割り引かないといけないところ。が、管理する高野師は先週のNHKマイルカップでジャンタルマンタルを勝たせていて、師の手腕、そして、ノーザンファームしがらきの手腕を信じるべきかもしれない。特に今回の高野師は非常に強気だ。

ヤネは武豊。テン乗りにはなるが、馬に特に難しいところはないし、適度に自分から行く気性で、この手のタイプならユタカは操れる。府中のマイルは舞台設定的に申し分ないし、時計は速くなっても大丈夫。とにかく目に見えない疲れがないかだけになる。

▲は木村哲也厩舎(美浦)の4歳馬ウンブライル。

昨年の春はNHKマイルカップで牡馬を相手に2着。直線で大外から長く脚を使って追い込み、シャンパンカラーにアタマ差まで迫った。その後は右前脚の突起した骨軟骨腫の除去手術を受け、復帰は4歳になった。

復帰2戦目の阪神牝馬Sで2着。早めに栗東入りして調整し、攻めでは以前からあった真面目に走らないようなところを見せていたが、実戦で外からしっかりと伸びた。

その後は美浦に戻って調整。木村流でコースと坂路で入念に乗られてきた。1週前はウッドコースで66秒6-11秒0、今週はウッドコースで68秒3-11秒3。どちらもオープン馬と併せて前向きで力強い動きを見せていた。日曜には坂路で55秒7-12秒7、53秒3-11秒8を乗っていて、質も量も十分である。

ヤネは川田将雅。前走がテン乗りだったが、難しい同馬をしっかりと動かしていた。相性がいいとみて間違いない。いざ実戦で気を抜くところを出す可能性はあるものの、ポテンシャル的には上位を争えるものがある。要注目だ。

△は宗像義忠厩舎(美浦)の5歳馬ルージュリナージュ。

重賞では結果が出ていない。が、2月の東京新聞杯では、出していって引っ掛かり、直線で捌けずに外に出してとまったく競馬にならず、それで最後は脚を使って0秒6差の8着に駆けた。

府中での3勝クラス勝ちでは上がり33秒1の切れ味を披露しているし、噛み合えばズバッと伸びてきそうだ。攻めで動いていて、ヤネは東京新聞杯での失敗を悔やんでいるであろう横山和生。

※は武藤善則厩舎(美浦)の4歳馬モリアーナ。

3歳の春のNHKマイルカップは、道悪が応えた感じの6着。秋の紫苑Sは稍重でも走りやすい馬場で、直線で強烈な決め手を発揮して追い込み切った。秋華賞は馬場が悪い内、窮屈なところに入って弾け切れずの5着だった。

4歳緒戦のアメリカジョッキークラブカップは不良馬場の中で4着。阪神牝馬Sは少し追い足りない感じがあり、それでも直線で脚を使って3着に上がった。

中間はウッドコースを中心に順調に乗り込んできた。1週前に65秒1-11秒3で追われ、今週は69秒4-11秒4。どちらも終いは回転の速いフットワークでグングンと伸びていて、デキの良さを感じさせた。

ヤネはNHKマイルカップから手綱を取っている横山典弘。瞬発力は見劣りせず、コース取りと捌きがスムーズなら上位浮上がある。

×はスタニングローズ、テンハッピーローズ、フィールシンパシー、フィアスプライド、コンクシェルなどで、印が回らなかった中にも警戒が必要な勢力がいる。

午前10時22分のオッズで、◎マスクトディーヴァは単勝280円、○ナミュールは単勝260円と拮抗している。馬連は◎から流して配当が合い、3連複は崩れた時を考えて手広く、3連単は◎と○を中心に攻めていきたい。

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◎6番マスクトディーヴァ
○10番ナミュール
▲5番ウンブライル
△11番ルージュリナージュ
※13番モリアーナ
×3番スタニングローズ
×9番テンハッピーローズ
×14番フィールシンパシー
×2番フィアスプライド
×4番コンクシェル
×15番ドゥアイズ
×8番サウンドビバーチェ

【単勝】6番(20%)
【複勝】6番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→10(×24)
6→5(×7)
6→2(×5)
6→3.13(×4)
6→4(×2)
6→7
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【3連複】(軸1頭ながし)
6→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
6.10→全通り(×2)(26点)
5.6→全通り(13点)
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【3連単】(フォーメーション)
1着:6.10
2着:6.10
3着:全通り(26点)
【3連単】(軸2頭ながし)
1着:6
2着:全通り
3着:10(13点)
【3連単】
6-10-5(×3)・10-6-5(×3)・6-10-13(×2)・6-10-3・
6-10-2(×2)・10-6-13(×2)・10-6-3・10-6-2・10-5-6(16点)

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京都11R
栗東ステークス(L) ◎は勢いあって56キロ、○は反動が鍵も1400mで

京都のダ1400mで争われるリステッド競走。

右回り。2コーナー奥の引き込み線からの発走。スタート地点は芝で、150mほど走ってダートコースに入る。そして、向正面の中ほどの残り約1050mから、ダートコースにもある“京都の坂越え”が始まる。

まず、3コーナー手前の残り約850mまで、約200mの間に2.5mほどの高低差がある坂を上る。上り切ってからは一転して下り坂に。4コーナーに入って残り約550mの地点まで、約300mの間に3mの高低差を駆け下りる。

坂越えが終わると平坦に。4コーナーを回り切って直線に入り、ゴールまで平坦になっている。直線距離は329.1m。ダートコース全体の高低差は3.0m。

土曜のダートは良馬場で少しタフな状態。日曜は曇りで雨がパラつきそうで、馬場に影響を与えるほどの雨量になるのかは読みづらい。なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cmとなっている。

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フルゲートの16頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが59キロ、最軽量が54キロで、5キロの上下差がある。

3番枠のジャスパープリンスがハナを主張しそう。好位につけるのはメイショウテンスイ、アイオライト、サンライズアムール、ロードアウォード、ペースセッティングあたりになる。人気のサンライズフレイムは、折り合い重視でタメていくことになりそうだ。

吉岡辰弥厩舎(栗東)の4歳セン馬ロードアウォードに◎を打った。

ロードカナロア(キングカメハメハ直仔)×ドバウィ(ドバイミレニアム直仔)という配合。兄にNHKマイルカップ5着のロードマックスがいる。

ダートを使い出してから(4.0.2.0)の好戦績。阪神ダ1400mでの3勝クラス勝ちでは、2番手追走から直線で楽に抜け出して突き放し、後続に4馬身の差をつけた。勝ち時計は1分24秒0(稍)で、自身の数字となるラスト1ハロンは12秒0だった。

中間は放牧を入れて間隔を取り、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。4月27日(土)にCWコースで66秒1-11秒8が出ていて、5月4日(土)には坂路で52秒6-12秒0でしっかりとやられた。今週の水曜は坂路で55秒8-12秒5で追われ、前日には坂路で15-15を乗っている。リフレッシュさせたのは好感度が高い。

ヤネは幸英明。テン乗りなるが、最終追いで跨って特徴はつかんでいるだろう。一完歩目でトモが入りづらいので、うまく出して流れに乗せてもらいたいところだ。

ハンデは56キロで、前走から2キロ軽い斤量で走れるのは大きい。京都のダ1400mはまったく問題ないし、馬場は良でも軽くなってもどちらでも対応できる。リズム良く走れば、オープンでも勝ち負けになるだろう。

相手の筆頭は、4歳のペースセッティング(56キロ)。こちらもダートで底が割れてないところがあり、折り合い面から1400mに距離が詰まるのは大歓迎だ。福島遠征で3着して、反動がないかが鍵になる。ヤネは冷静に立ち回る団野大成。

▲は5歳の牝馬アルファマム。大外の16番枠を引いたのがどうかだが、56キロで1400mの距離なら終いに確実に脚を使ってくる。

△メイショウダジン(56キロ)と※アイオライト(59キロ)は大穴候補。人気のサンライズフレイムは、確かに能力は上位で、気性の悪さと58.5キロのハンデが鍵になる。

以下はマルモリスペシャル、サヴァ、メイショウテンスイ、タガノクリステルなどで、多めに打っても印が回り切らない。

午前の段階で、◎ロードアウォードは単勝660円の3番人気。崩れて大きな配当になることもあり得るので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

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◎11番ロードアウォード
○7番ペースセッティング
▲16番アルファマム
△9番メイショウダジン
※8番アイオライト
×2番サンライズフレイム
×14番マルモリスペシャル
×5番サヴァ
×10番メイショウテンスイ
×1番タガノクリステル
×4番サンライズアムール
×12番エリバリオ

【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(90%)
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【馬連&ワイド】
11→全通り
11→2(×14)
11→7(×7)
11→4(×4)
11→16(×2)
11→1.12
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【3連複】(軸1頭ながし)
11→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
7.11→全通り(14点)
11.16→全通り(14点)
2.11→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
11.7→全通り(84点)
11.7→2(×7)(42点)
11.7→4(×2)(12点)
11.16→全通り(84点)
11.16→2(×5)(30点)
【3連単】
2-11-7(×5)・2-7-11(×5)(10点)

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【日曜後半レース】

弥彦S
3連単  5万8,740円
3連複  1万6,720円(×2)
馬 連   1,420円(×2)
ワイド    560円(×2)
ワイド   2,140円
ワイド   5,090円
複 勝    310円(50%)
◎スミ2着(5人気)
▲◎×でヒット

BSイレブン賞
馬 連 4,420円
ワイド 1,130円
ワイド  600円
複 勝  250円(50%)
◎ハードワイヤード2着(3人気)
×◎※でヒット

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東京12R
BSイレブン賞

3勝クラスのダ1400m戦。土曜のダートは良発表でも少し走りやすく、日曜も同じような状態だろう。ただ、雨が降るようだと状況が変わってくる。

見事に混戦。午前の段階で、馬連の1番人気が1,200円台、3連単の1番人気が7,000円台の後半になっている。有力どころには上積みがあるが微妙な勢力がいて、人気薄の中に侮れない存在が多くいる印象だ。

◎ハードワイヤードは休養前の2着、1着が中身の濃い走り。その時は坂路でしか時計を出していなかったが、今回はリフレッシュさせてコースでもしっかりと負荷をかけている。

ヤネは引き続き川田将雅。6番枠で揉まれ込む危険性があるが、今のデキなら3勝クラスで通用していい。単勝と複勝に票が入って1番人気になっていて、連勝ベースだと4番人気ぐらいである。

○キャンディドライヴは2月に◎の2着、前走で2勝クラスを3馬身半差で圧勝。府中では(2.2.3.1)の好成績である。前走が勝ったといえ雑な誘導だったので北村宏司で心配があるが、こちらも昇級緒戦からやれて不思議はない。人気薄。

▲エイシンレジュームはダ1400mで1勝クラスと2勝クラスを連勝した関西馬。詰めて使っての遠征になるが、攻めをしっかりとやって疲れはなさそうだ。広い府中でノビノビと走れると一発も。ヤネは強く追ってくる横山和生。

△は末脚確かな西のタマモダイジョッキで、以下、バグラダス、エミサキホコル、ラックスアットゼア、サトノルフィアン、ペプチドタイガーなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

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◎6番ハードワイヤード
○7番キャンディドライヴ
▲12番エイシンレジューム
△11番タマモダイジョッキ
※9番バグラダス
×8番エミサキホコル
×3番ラックスアットゼア
×4番サトノルフィアン
×13番ペプチドタイガー
×10番ロードフォンス
×1番サトノアポロン
×5番パルデンス

【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(50%)・7番(20%)・12番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
7→全通り
12→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.7→全通り(14点)
6.12→全通り(14点)
7.12→全通り(14点)
6.11→全通り(14点)
7.11→全通り(14点)
11.12→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.7→全通り(84点)
6.12→全通り(84点)
7.12→全通り(84点)

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京都12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1800m戦。ダートは良馬場で我慢すれば少しタフな状態で、雨が降ると状況が変わってくる。

東京12Rと同じく、混戦といった様相。馬連の1番人気が1,300円台で、3連単の1番人気は万馬券になっている。

◎ウィズザドリームは中央に戻って、福島ダ1700mで1勝クラスをV。好位からしっかりと脚を使って勝ち切る内容で、まだ余裕がある感じだった。

栗東に戻ってからは、高野友和流で坂路で入念に乗り込んできた。昇級して京都のダ1800mになるので楽ではないだろうが、通用する素質を持っている。人気がないので狙っていきたい。ヤネは引き続き斎藤新。

○ワンダフルトゥデイは現級で2着が2回、3着が2回。勝負どころでズブさを見せるが、バテずに渋太く脚を使ってくる。いかにも混戦向きで、上がりがかかる展開になると浮上しそうだ。ヤネは主戦の水口優也。

▲アッチャゴーラは3走前の2着、前走の3着と地方でのものだが、メンバーはそろっていた。中央でも昨年の秋に府中で3着に伸びている。祖母は地方の交流重賞を5勝したグラッブユアハート。4歳でまだ成長しそうなムードがある。ヤネは引き続き小崎綾也。

△は福島ダ1700mで1勝クラスを好時計勝ちしたクリノグローリーで、以下、ジャスパーバローズ、クリオミニーズ、ジルバーン、サパテアールなど、軽視できない勢力は多い。

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◎5番ウィズザドリーム
○9番ワンダフルトゥデイ
▲4番アッチャゴーラ
△13番クリノグローリー
※8番ジャスパーバローズ
×1番クリオミニーズ
×14番ジルバーン
×7番サパテアール
×2番マーブルロック
×12番オラヴェリタス
×11番フロンタルクリス

【単勝】5番(10%)・9番(10%)
【複勝】5番(30%)・9番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
9→全通り
4→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
5→全通り(78点)
9→全通り(78点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
5.9→全通り(72点)
5.4→全通り(72点)
9.4→全通り(72点)
5.13→全通り(72点)
9.13→全通り(72点)
4.13→全通り(72点)

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新潟11R
弥彦ステークス

3勝クラスの芝1800m(外)戦。芝は開催3週目で、Bコース使用3週目になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階でJRAから「向正面直線と正面直線の内側に傷みが見られます。その他の箇所は内柵沿いに若干の傷みが出始めましたが、概ね良好な状態です」と発表があった。

芝は内が荒れているが、中から外めも荒れてきている印象。ジョッキーが攻めるコースはバラバラである。さらに日曜のメインは、先行タイプがそろってタテに長い展開になりそう。流動的な要素が多くてやっかいな一戦であり、複数の伏兵馬を狙うことにした。

◎スミは昨年の秋から芝を使い出して4着、3着、3着。もともと芝の新馬戦で4着していて、フットワークからも適性が高かったということだ。

中間は放牧に出してリフレッシュさせ、栗東に戻ってからCWコースを中心にハードに負荷をかけてきた。陣営は「体つきが良くなった」と話していて、実戦での走りに注目したい。新潟で荒れた馬場というのは悪くないはず。ヤネが角田大河という点は少し心配。

○タガノエスコートはタガノビューティーなど、上に活躍馬が並ぶ。ダートを走って結果を出しているが、さかのぼれば新馬勝ちが芝である。

久々でも攻めで時計が出て仕上がりは良さそう。◎と同様に荒れた馬場は合うはずだし、激走があっても。ヤネは大河の兄の角田大和で、兄の方がレベルは上である。

▲は実績上位のセレシオン、△は昨年の当レースでハナ差の2着に駆けたルドヴィクス、※は荒れた馬場向きのマリネロで、以下、侮れない勢力が多くいる。

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◎6番スミ
○9番タガノエスコート
▲5番セレシオン
△14番ルドヴィクス
※15番マリネロ
×3番ケイアイセナ
×8番ミカッテヨンデイイ
×16番コスモサガルマータ
×11番ウヴァロヴァイト
×10番マテンロウアレス
×2番エピプランセス
×1番ルージュアルル

【単勝】6番(10%)・9番(10%)
【複勝】6番(50%)・9番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
9→全通り
5→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
6→全通り(105点)
9→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
5.6→全通り(14点)
5.9→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.9→全通り(84点)
6.5→全通り(84点)
9.5→全通り(84点)
6.14→全通り(84点)
9.14→全通り(84点)
5.14→全通り(84点)

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【土曜メインレース】

都大路S
3連単  2万7,680円
3連複    5,230円(×2)
馬 連   1,210円(×6)
ワイド    480円(×6)
ワイド   1,090円(×2)
単 勝    680円(20%)
複 勝    200円(80%)
◎セオ1着(4人気)
◎○※でヒット

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東京11R
京王杯スプリングカップ(GII) 各馬が不安を抱えて…、◎は福永厩舎で復活あるか

東京の芝1400mで争われるGII競走。

左回り。向正面の中ほどからの発走。箱が大きく、ワンターンのコース。スタートして100mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150mから3コーナー途中の残り約900mまでは下り坂になっている。

下りが終わると緩い上り坂に転じ、4コーナーを回って直線に向かう。直線の残り460m~残り300mは高低差が約2mある急めの上り坂。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。コース全体の高低差は2.7m。

芝は開催4週目で、先週までのAコースからB使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「柵の移動により傷んだ箇所はカバーされ、全体的に概ね良好な状態です」と発表があった。

先週の馬場は、土曜は芝が良、ダートが稍重、日曜はどちらも良だった。芝の含水率は両日でほとんど変わらず、朝の段階のクッション値は土曜が「9.5」、日曜が「9.4」だった。

芝1400mの競馬は3鞍あり、土曜は3歳1勝クラスが1分20秒8、2勝クラスが1分20秒7、日曜は1勝クラスが1分20秒5で決着している。ラスト1ハロンの数字を並べると、11秒5、11秒4、11秒6となる。

勝ち馬のポジションは、それぞれ3番手、5番手、後方。いずれも決め手を活かしての勝利で、記録した上がりは上がりは33秒4、33秒1、33秒0だった。

3歳GIのNHKマイルカップ(芝1600m)は、ジャンタルマンタルが好位から抜け出して2馬身半差で快勝した。レースの1000m通過は58秒3で、上がりは11秒4-11秒2-11秒5の34秒1。ジャンタルマンタルが使った上がりは33秒9だった。

コンディションが良く、スピードが出る芝。外を伸びて上位に食い込むケースが少なかったわけではないが、内~内めを通った勢力が優勢になる競馬の方が多かった。

今週の土曜は、晴れて良馬場で進行することが確実。朝の段階のクッション値は「9.6」となっている。

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フルゲート(16頭)を割って15頭立て。1着馬には安田記念(6月2日)の優先出走権が与えられる。

重賞勝ちがあるのは、内からトウシンマカオ、ソーヴァリアント、レッドモンレーヴ、プルパレイ、ダノンスコーピオン、ウインマーベルの6頭で、クリノガウディーは20年の高松宮記念で1位入線で4着に降着になったという経歴がある。

メイショウチタンが主張すれば先手を取れそうだが、ハナにこだわるわけではない。他、前に行くのは、リュミエールノワル、グランデマーレ、ダディーズビビッド、バルサムノートあたり。馬場はかなり速くてBコースに替わることもあり、ジョッキーはそのことを意識して乗ることになる。人気のウインマーベル、トウシンマカオもポジションを取りに行くかもしれない。

レベルが低いわけでないが、有力どころはGIが目標だし、各馬が何かしら不安を抱えている。そこで、伏兵馬を狙うことにした。

福永祐一厩舎(栗東)の5歳馬ダノンスコーピオンに◎を打った。

ロードカナロア(キングカメハメハ直仔)×スライゴーベイ(サドラーズウェルズ直仔)という配合。3歳時にNHKマイルカップを制していて、メンバー中で唯一のGI馬になる。

3歳の秋に富士Sをセリフォス、ソウルラッシュと差のない3着に駆け、その後は7戦して結果が出ていない。3歳の香港カップが9頭立ての6着で、日本での6戦はすべて2ケタ着順である。前走は初ブリンカー着でも動き切れず、気持ちの問題が大きい印象だ。

在籍していた安田隆行厩舎が定年により解散し、福永祐一厩舎に移った。コースと坂路で熱心に乗り込み、1週前はCWコースで51秒2-36秒1-11秒1、今週は坂路で52秒1-37秒6-12秒2。右にモタれる面は相変わらずだが、馬体も動きもいいし、何より前向きさが感じられた。

ハミを工夫していて、今回はブリンカーを外して臨む。ヤネはテン乗りで戸崎圭太。環境も状況も大きく変わっていて、これがきっかけにならないか。

開業して間もない福永師は、調教師として馬を造る能力が非常に高いと感じる。ダノンスコーピオンを再生することができるか見ものだ。「復活した」となるのは簡単ではないだろうが、人気はないし、狙ってみたい。

東の5歳馬トウシンマカオは、22年、23年と京阪杯を連覇、今年はオーシャンSを勝った。1200mがベストで、左回りだとモタれるところがあるが、切れ味自体は上位である。

高松宮記念は道悪に泣かされての6着。そこから中6週になるが、しっかりと攻めを積んで推進力ある動きを見せていて、力を出せる仕上がりにありそうだ。

菅原明良は騎乗歴あり。1番枠から折り合いをつけつつロスなく立ち回り、直線でまっすぐ伸ばすことができれば戴冠まである。

東の5歳馬ウインマーベルは、阪神カップと阪急杯の連勝が強い競馬。3歳時にはスプリンターズS(勝ち馬ジャンダルム)でクビ差の2着に駆けている。前走の高松宮記念は12着に敗れたが、道悪に脚を取られて進みが悪かった。

美浦のウッドコースと坂路で意欲的に負荷をかけ、前向きな走りを見せて仕上がりは良さそうだ。ヤネは乗り慣れている松山弘平。大外15番枠はいい材料ではないが、早めに内に寄せることができれば。当然のこと有力候補。

東の5歳馬リュミエールノワルは、左回りの1400mを続けて使われて3連勝でオープン入り。前走は速い馬場だったといえ、1分19秒9の時計で走破している。

中2週でも攻めでは活気ある動きを見せいてる。いきなりのGIIで斤量が2キロ増えて57キロになるが、2番枠から好位につけてスムーズな競馬ができそうだし、ヤネが川田将雅で怖い。

昨年に当レースを3着しているダディーズビビッドも侮れず、以下はプルパレイ、レッドモンレーヴ、スズハローム、バルサムノートなど。多めに打っても印が回り切らない。

午前の段階で、◎ダノンスコーピオンは単勝1,430円の6番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎9番ダノンスコーピオン
○1番トウシンマカオ
▲15番ウインマーベル
△2番リュミエールノワル
※13番ダディーズビビッド
×6番プルパレイ
×4番レッドモンレーヴ
×11番スズハローム
×14番バルサムノート
×7番グランデマーレ
×12番メイショウチタン
×3番ソーヴァリアント

【単勝】9番(10%)
【複勝】9番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→1.2.4.15
【馬連&ワイド】
1-15(×8)・1-2(×4)・2-15(×5)
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
1.15→全通り(13点)
1.2→全通り(13点)
2.15→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.1→全通り(78点)
9.15→全通り(78点)
1.15→全通り(78点)
9.2→全通り(78点)

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京都11R
都大路ステークス(L) 折り合い難が多くて…、◎は成長してオープンでも

京都の芝1800m(外)で争われるリステッド競走。

右回り。2コーナーの奥にある引き込み線からのスタート、外回りコースを使用。バックストレッチは約900mと長く、その途中の残り約1200mの地点に達すると京都名物の“坂越え”を迎える。

3コーナーに入って残り約850mまで上り坂で、350mほどの間に約4mの大きな高低差を上ることになる。上り切ると下りに転じ、4コーナー手前の残り約700mまで約150mの間に3m強の高低差を一気に駆け下りる。

急な下り坂は4コーナー手前で終わるが、そこからも緩めの下り坂が続く。4コーナーを回り切り、直線に入って残り約300mからはごく軽い上り坂になっている。直線距離は398.7m(Bコース使用時)。外回りコースの高低差は4.3m。

芝は開催4週目で、先週までのAコースからB使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「柵の移動に伴い、傷みがあった箇所はカバーされ概ね良好な状態です」と発表があった。

先週の芝は、土曜も日曜も良馬場。朝の段階のクッション値は、土曜が「9.7」で、日曜が「9.9」だった。

外回りと内回りの両方で、速かった勝ち時計の例を並べてみる。まず、土曜は、3歳1勝クラスの芝1600m(内)戦が1分32秒3、2勝クラスの芝2000m(内)戦が1分57秒7、2勝クラスの芝1600m(外)戦が1分32秒7。

続いて日曜は、3歳未勝利の芝1600m(内)戦が1分32秒6、3勝クラスの芝2400m(外)戦が2分22秒6、芝1200m(内)のオープン特別が1分06秒9となる。

はっきりと、かなりの高速馬場。自然と走ってスピードが出る感じで、レースが流れてもラスト1ハロンが11秒台の前半~中盤になることが多かった。

切れ味のあるタイプが外から差し込むこともあったが、直線で内~内めを攻めて好走するケースの方が多かった。土曜の京都新聞杯(芝2200m(外))は、ジューンテイクがラチ沿いを伸びて勝ち切っている(勝ち時計は2分11秒2、勝ち馬の上がりは33秒6)。

今週の土曜は、晴れて良馬場で進行することが確実。朝の段階のクッション値は「9.5」となっている。

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11頭と頭数は少なめ。最有力と思われていたファントムシーフは、右前浅屈腱炎を発症して出走が叶わなくなった。

内からアウスヴァール、セオ、ショウナンマグマがハナ候補。みな気性が強く、折り合いをつけて息を入れることに専念するだろう。ただ、気性が気性だけにどうスイッチが入るかわからず、展開もペースも流動的である。また、差しに構える組にも気性に課題のある馬が多くなっている。

上村洋行厩舎(栗東)の4歳馬セオに◎を打った。

スピルバーグ(ディープインパクト直仔)×オアシスドリーム(グリーンデザート直仔)という配合。3歳1勝クラスを勝った時には不良馬場の中でレーベンスティール(のちにセントライト記念を制覇)を破っていて、昨秋に2勝クラスを勝った時の2着馬がディオ、2着だった3走前の勝ち馬がトランキリテと、強い相手と戦ってきた。

そして、阪神芝1600m(外)の前走で3勝クラスをクリアする。初めてブリンカーを着用し、2番手の追走で道中は力んだ走りに。強くハミを噛んでいたので厳しい状況だったが、直線で渋太く踏ん張って勝利を収めた。馬場は速かったが、1分32秒7と上々の勝ち時計だった。

そこから中3週のレース間隔。特別に速い時計は出していないが、栗東の坂路とCWコースで入念に乗り込んでデキはキープしている感じだ。

ヤネは乗り替わって岩田望来。馬は違っているが、未勝利を勝った時に跨っている。1800mの今回、ブリンカーは外して臨むことになった。直線の伸び脚を引き出すべく、息が入るように丁寧に乗るだろう。それでも折り合いが鍵になるが、スムーズな競馬ができればオープンで互角に戦える。配当面で妙味もあるので、狙っていきたい。

相手の筆頭は、西の5歳馬アルナシーム。当舞台では昨秋にカシオペアS(L)を勝っていて、その時の時計が1分44秒7だった。同馬も折り合いに難があるが、型にハマッた時は高い能力を発揮する。栗東のCWコースと坂路で意欲的に乗られて気配はいいし、テン乗りになる横山典弘がうまく御すことができれば。

▲は初の1800mが鍵でも脚力は見劣りしないダノンティンパニーで、△は息を入れつつ走れれば粘りを見せるアウスヴァール、※は気性難でも能力は高いセントカメリア。以下はワールドウインズ、ショウナンマグマ、ピンハイなど。

午前の段階で、◎セオは単勝680円の4番人気。連勝式は崩れて大きな配当になることも考えられ、手を広げて買っていくことにした。

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◎6番セオ
○4番アルナシーム
▲2番ダノンティンパニー
△3番アウスヴァール
※9番セントカメリア
×5番ワールドウインズ
×8番ショウナンマグマ
×1番ピンハイ
×7番リューベック
×10番フォワードアゲン

【単勝】6番(20%)
【複勝】6番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→1.4(×5)
6→2(×3)
6→8(×2)
6→3.5.9
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
6→全通り(45点)
6→1.2.4.8.9(10点)
──────────────
【3連単】(軸1頭マルチ)
6→全通り(270点)

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【土曜後半レース】

東京12R
3連単  1万5,620円
3連複    3,800円
馬 連   1,710円(×3)
ワイド    590円(×3)
ワイド    620円(×3)
単 勝    270円(20%)
複 勝    160円(80%)
◎ユキマル1着(1人気)
◎▲※でヒット

信濃川特別
馬 連 1,540円(×4)
ワイド  550円(×4)
ワイド 1,280円(×2)

──────────────
東京12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1400m戦。ダートは良馬場で、適度に力を要すぐらいの状態か。

3キロ減騎手を起用したアンビバレントがハナを奪いに出そう。2番手にユキマルか。初ブリンカー着のマホロバも積極的に乗られる可能性がある。

◎ユキマルは兵庫で3戦3勝、着差が大差、大差、10馬身。そして、中央入りして福島ダ1700mを走り、逃げて厳しいラップを刻みながら渋太く押し切った。

中2週になるが、美浦の坂路でしっかりと乗られて反動はなさそう。4歳でまだ伸びる器。府中のダ1400mにも対応できていいし、2勝クラスでも好勝負になる。ヤネは乗り替わって戸崎圭太。

相手の筆頭は、西の4歳馬マホロバ。3歳の春にはオープンで2着していて、2勝クラスでは素質が上である。叩き2戦目、初ブリンカー着、オシェア起用で変わり身があっていい。

▲は復帰後の2戦で見せ場をつくっているウィンダミアで、△は立て直して攻めで好時計をマークしたドライブアローカス。以下はフライヤートゥルー、アンビバレント、ジャスリー、ローズバルサムなどで、切り捨てていい勢力はいない。

午前の段階で、◎ユキマルは単勝420円の1番人気。連勝式はうまく狂って大きめの配当になることを期待し、手広く買っていくことにした。

──────────────
◎10番ユキマル
○2番マホロバ
▲12番ウィンダミア
△8番ドライブアローカス
※1番フライヤートゥルー
×5番アンビバレント
×7番ジャスリー
×3番ローズバルサム
×6番エヴィダンシア
×4番ビーアイオラクル
×9番コーパスクリスティ

【単勝】10番(20%)
【複勝】10番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
10→3(×9)
10→1.2.4.7.8.12(×2)
10→9
2→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
10→全通り(55点)
【3連複】(軸2頭ながし)
3.10→1.4.7.8.12(×3)(15点)
3.10→2.9(×2)(4点)
──────────────
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:10
相手:全通り(110点)
【3連単】(軸1頭ながし)
2着:10
相手:全通り(110点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.3→1.2.4.7.8.12(36点)

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京都12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1200m戦。ダートは良馬場で、朝の段階で含水率は少し高くなっている。適度に力を要すぐらいの状態と予想されるが、少し走りやすくなっている可能性もある。

サイモンギフトがハナを奪いに行くか。マリブパインも押して出す可能性があり、他にも揉まれずに前で運びたいタイプがいる。差して脚を使える中で全幅の信頼を置ける存在がいるわけではないし、2頭の伏兵馬を狙うことにした。

◎ゼットカレンは4歳の牝馬で、福島ダ1150mで1勝クラスをV。3キロ減騎手、チークピーシズ着が効果的に出たものだが、直線でしっかりと脚を使って差し切る内容で、アタマ差以上に強かった。

栗東の坂路で日曜、水曜と時計を出し、遠征帰りでも疲れはなさそうだ。ヤネは引き続き3キロ減騎手の高杉吏麒。京都のダ1200mにも対応できるはずだし、外の11番枠を引いたのは悪くない。慌てずに脚をタメていくと、穴を開けるシーンがある。

○ワーズワースは現級で2度の2着がある実力馬。3走前に久しぶりにダ1200mを使って5着に差し込み、前走でも6着といえ0秒5差まで伸びてきた。

中1週のあとの中2週になるが、栗東の坂路で52秒台を2本出していて、陣営は「弱さが解消された」と話している。3キロ減騎手の吉村誠之助が乗って斤量は55キロ。もつれる展開になると、上位浮上がある。

▲はクラス2戦目、坂井瑠星起用で変わってきそうなナスノカンゲツで、△は骨折明け2戦目になるサイモンギフト。以下はダブルジョーク、ディアサクセサー、ベンダバリラビア、ジョヴィアンなどで、東京12Rと同様に切り捨てていい勢力はいない。

午前の段階で、◎ゼットカレンは単勝5,220円の11番人気、○ワーズワースは単勝3,740円の10番人気。どちらも破壊力ある穴馬で、連勝式は大きく手を広げて買っていきたい。

──────────────
◎11番ゼットカレン
○1番ワーズワース
▲8番ナスノカンゲツ
△6番サイモンギフト
※3番ダブルジョーク
×12番ディアサクセサー
×9番ベンダバリラビア
×2番ジョヴィアン
×13番ツークフォーゲル
×4番シャドウレディー
×7番マイアミュレット

【単勝】11番(10%)・1番(10%)
【複勝】11番(30%)・1番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
11→12(×2)
11→8
1→全通り
1→12(×3)
1→2.3.8.9
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
11→全通り(66点)
1→全通り(66点)
【3連複】(軸2頭ながし)
11.12→2.3.8.9(4点)
1.12→9(×2)(2点)
1.12→1.2.8.13(4点)
──────────────
【3連単】(軸1頭マルチ)
11→全通り(396点)
1→全通り(396点)

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新潟11R
信濃川ステークス

2勝クラスの芝2000m(外)戦。芝は開催3週目で、Bコース使用3週目になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階でJRAから「向正面直線と正面直線の内側に傷みが見られます。その他の箇所は内柵沿いに若干の傷みが出始めましたが、概ね良好な状態です」と発表があった。

ウィステリアリヴァが主張すればハナに行けるメンバー。シーウィザード、カンティプールも前へ。芝は内が荒れてタフな状態なっており、ジョッキーたちがスタミナを温存しようとしてペースが落ち着く傾向にある。

◎タイキラフターはダートで活躍したタイキフェルヴールを兄に持つ良血の4歳馬。小倉の芝2000mで1勝クラスを快勝し、阪神芝2000mの昇級戦では早めにポジションを上げる競馬で0秒1差の3着に健闘した。

その後はリフレッシュ放牧に出され、美浦に戻ってからウッドコースと坂路で熱心に乗られて仕上がりは良さそうだ。

ヤネは強くしっかりと追ってくる佐々木大輔。初となる新潟の外回りコースへの適性は高そうだし、末脚発揮に期待したい。

○カンティプールは現級で2着が2回、3着が2回ある5歳の牝馬。久々だった中京の前走は、馬場が重、直線はラチに押し込められる不利があり、それでも3着に応戦した。

中間はひと息入れ、栗東のCWコースと坂路で意欲的に乗られてデキは良さそう。左回りがいいので初の新潟は問題ないはずだし、乗り慣れている斎藤新で注目したい。配当面で妙味あり。

▲は前走が直線でまったく追えずの5着だったマイネルメモリーで、△は長欠明けでも十分に乗り込んだハナ候補のウィステリアリヴァ。以下はコルベイユ、シーウィザード、フェミナフォルテなどで、東京12R、京都12Rと同じく切り捨てていい勢力はいない。

午前の段階で、◎タイキラフターは単勝430円の2番人気。連勝式はうまく崩れて大きめの配当になることを期待し、手広く買っていくことにした。

──────────────
◎4番タイキラフター
○3番カンティプール
▲2番マイネルメモリー
△5番ウィステリアリヴァ
※6番コルベイユ
×11番シーウィザード
×9番フェミナフォルテ
×8番カフジアスール
×7番マルチャン
×1番エイトキングゴッド

【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→11(×9)
4→2(×3)
4→3.7.8(×2)
4→5.9
3→全通り
3→11(×3)
3→2.8
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
4→全通り(45点)
4→2.3.5.7.8.11(15点)
──────────────
【3連単】(軸1頭マルチ)
4→全通り(270点)

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