4月13日・14日の予想コメントと的中結果
【4月13日・14日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)
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【超万馬券予想の的中結果】
■4月14日(日)
奥の細道特別
3連単 9万 280円(×2)
3連複 1万1,440円(×2)
馬 連 5,650円
複 勝 360円(40%)
複 勝 240円(40%)
○シリアルノヴェル2着(5人気)
◎メイショウウネビ3着(3人気)
立雲峡S
3連単 3万 830円
3連複 1万2,600円
単勝 190円(10%)
複 勝 110円(90%)
◎セオ1着(1人気)
アンタレスS
馬 連 2,420円
単 勝 890円(10%)
複 勝 230円(90%)
◎ミッキーヌチバナ1着(5人気)
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■4月13日(土)
中山グランドジャンプ
3連単 10万1,750円
馬 連 7,250円
複 勝 870円(40%)
ジューンベロシティ2着(5人気)
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【日曜メインレース】
皐月賞
馬 連 3,550円
ワイド 1,460円
ワイド 1,620円
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中山11R
皐月賞(GI) 多彩なメンバーで牝馬が1番人気、◎は個性派で能力は相当
3歳馬が争うGI競走で、舞台は中山の芝2000m。
右回り。正面直線の4コーナー出口からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は軽い下り坂で、100mと少し走って急坂を上ることになる。ゴール板の地点から1コーナー途中までは少し急な上り坂で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。
2コーナーに入って下りになり、下り坂は向正面を走り切って3コーナー入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの大きな高低差がある。
下りが終わると平坦になり、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂になっている。
そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂。高低差は2.2mあり、最大勾配2.24%はJRA全10場の坂の中で最大の数字になる。残りの70mはほぼ平坦。直線距離は310m。コース全体の高低差は、10場の中で最大となる5.3m。
芝は連続開催の8週目で、Bコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「3コーナーから4コーナーの内側に傷みがあります」と発表があった。
土曜の芝は良馬場。芝2000mの競馬は3歳1勝クラスで組まれていて、ヤマニンアドホックが2分01秒1で逃げ切っている。1000m通過が1分02秒1のスローで、上がりは11秒7-11秒5-11秒5の34秒7だった。
内はボコボコして掘れるような状態だが、走れないことはない。内が頑張るケースが複数あり、外からの差して上位に浮上するシーンも見られた。時計とラップは、水準より速ぐらいの数字が出ていた。
日曜は晴れ予報で、良馬場で進行することが確実。朝の時点で含水率は高めで、クッション値は「9.6」となっている(土曜の朝は「9.3」)。
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フルゲートの18頭立て。今年の皐月賞は“多彩なメンバー”という印象で、1番人気に推されているのはホープフルS勝ちの牝馬レガレイラである。
前で運ぶタイプがそろっていて、レースは淀みない流れで進むことになりそう。タテに長い競馬になる可能性が高く、芝のコンディションからして勝ち時計は1分58秒台の前半あたりの速い数字になるかもしれない。
石橋守厩舎(栗東)のメイショウタバルに◎を打った。
父は12年に皐月賞を制したゴールドシップ。馬場の悪い内を突いて抜け出したレースぶりは伝説になっている。とにかく気性が荒く、勝つときは強くて、ボロッと負けることも少なくなかった。産駒にも気性の悪い馬が多い。
メイショウタバルは1勝クラス勝ちが跛行による競走除外のあと。毎日杯勝ちはフレグモーネでスプリングSの予定を1週延ばして挑んでのものだった。
この2つのレースは力んで走ってスムーズとは言えなかったが、それで勝ち切っている。特に毎日杯はハナを奪ってスイスイと逃げ、直線でグッと離して6馬身差の圧勝劇を演じて見せた。
毎日杯当日は重馬場で力を要す状態。1分46秒0の勝ち時計は驚異的な数字で、自身の1000m通過は59秒6、上がりは11秒6-10秒9-11秒9の34秒4だった。これでは後続もどうにもならない。なお、2着はシンザン記念勝ちのノーブルロジャーである。
今回は中2週で初の関東遠征。攻めは1週前にCWコースで63秒8-11秒7、今週は坂路で52秒6-11秒8と速い時計が出ている。ただ、前進気勢が強すぎで、長距離輸送の影響と当日のテンションが気になるところだ。
馬体はもう少しボリューム感が出るといいが、バネのある体つきをしている。張りツヤはいいし、デキ自体は良さそうだ。
ヤネは1勝目と2勝目に手綱を取っている浜中俊。白帽の2番枠を引き、どういう競馬をすることになるか…。外にはシリウスコルト、アレグロブリランテ、ホウオウプロサンゲと、積極的に行かせそうな勢力が3頭。石橋師は「ハナにはこだわらない」と話しているが、例えば好位のインに収めたとして、行きたがって引っ張り殺すことになりかねない。
でも、好位のインで冷静に走れるかもしれない。悔いを残さないようにと逃げの手に出るなら、それも納得。各馬の出脚の問題もあるし、どんな展開になるかはやってみないとわからないところがある。
確実に言えるのは、「相当な能力を持った素材であること」、「父の血を継いで気性が強いこと」の2つである。父と同じように“個性派”としてキャリアを積んでいくことが考えられ、この皐月賞も大逃げを打って粘り込むとか、気の悪さを見せて大敗するとか、極端な結果になるかもしれない。
あと、不安点を挙げるなら厩舎。石橋守師は騎手時代にメイショウサムソンで皐月賞、ダービー、天皇賞(春)を勝っているが、調教師としてはメイショウタバルの毎日杯が初重賞である(開業は14年)。
大きな舞台で肉体面、精神面でしっかりと造り上げるというノウハウが蓄積されているわけではない。メイショウタバルにしても、順調な歩みでなく、厳しいローテーションで使っている。馬が頑張ってくれているが。
いろいろと心配はあるものの、父のように、いい方向にスイッチが入って驚くようなパフォーマンスを見せる可能性はある。ギャンブル的な狙いになるが、◎を打ち込むことにした。
相手の筆頭は、東の牝馬レガレイラ。2歳の暮れに素晴らしい瞬発力を披露して牡馬混合のGI・ホープフルSを制したが、まだ線が細くて頼りない段階だった。
今回は攻めの強度を上げ、体つきはふっくらとしていて、動きは推進力にあふれて絶好である。調教後の馬体重は前走比13キロ増の467キロ。パワーアップしているのは明らかだ。このあたりはイクイノックスを育て上げた木村哲也調教師の手腕だろう。
牡馬より2キロ軽い55キロで走れるのは、大きなアドバンテージになる。問題はヤネ。ルメールが怪我で騎乗できずに北村宏司が乗ることになり、これは大きな不安要素である。攻めをつけて特徴をつかんではいると思うが…。
とはいえ、レガレイラの能力、瞬発力は非凡。76年ぶりで史上3頭目となる、牝馬による皐月賞制覇があっていい。
▲は東のコスモキュランダ。弥生賞は6番人気での勝利だったが、早めにポジションアップし、直線でグッと抜け出す強い競馬だった。良発表でも少し渋った馬場の中、レースレコードとなる1分59秒8で走破した。
中間は熱心に乗られ、1週前にはウッドコースで内を回ったといえ63秒9-11秒7の好時計をマーク。メイショウタバルと同様に管理する加藤士津八師が重賞での実績が少ない点は気になるが、前走の走りができるならチャンスがあっていい。
何より大きいのは、モレイラが手綱を取ること。今回の来日では阪神牝馬S(マスクトディーヴァ)、桜花賞(ステレンボッシュ)、アーリントンカップ(ディスペランツァ)と、重賞に3つ乗って、ぜんぶ勝った。勝率は10割である。わかっていることだが、日本のジョッキー(ルメールを含めて)とはレベルが違う。
△ダノンデサイルは京成杯1着馬で、※アーバンシックは京成杯2着馬。どちらも気性面で完成前だが、加速態勢に入ってからの走りには見るべきものがあり、中間の攻めの動きも目立っている。穴として注目したい。
以下、ビザンチンドリーム、サンライズアース、ジャスティンミラノ、ジャンタルマンタル、ミスタージーティー、シンエンペラーなど、警戒が必要が多くいる。
昼の段階で、◎メイショウタバルは単勝740円の3番人気。最終的には5番人気になりそうだ。連勝式は大きな馬券になる目を入れておきたいので、手を広げて買うことにした。
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◎2番メイショウタバル
○10番レガレイラ
▲12番コスモキュランダ
△16番ダノンデサイル
※9番アーバンシック
×17番ビザンチンドリーム
×15番サンライズアース
×13番ジャスティンミラノ
×8番ジャンタルマンタル
×5番ミスタージーティー
×14番シンエンペラー
×1番サンライズジパング
【単勝】2番(10%)・10番(40%)・12番(10%)
【複勝】2番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
2→10.13(×4)
2→8(×3)
2→14(×2)
2→9.17
10→全通り
12→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
2→全通り(136点)
2→8.10.12.13.14(10点)
2→8.10.13.14(×3)(18点)
【3連複】(軸2頭ながし)
2.10→全通り(16点)
10.12→全通り(16点)
10.16→全通り(16点)
12.16→全通り(16点)
9.10→全通り(16点)
9.12→全通り(16点)
9.16→全通り(16点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
2.10→全通り(96点)
2.10→13(×5)(30点)
2.10→14(×4)(24点)
2.10→8(×3)(18点)
2.10→5.17(12点)
2.12→全通り(96点)
2.12→13(6点)
2.16→全通り(96点)
2.9→全通り(96点)
2.9→13(6点)
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阪神11R
アンタレスステークス(GIII) ◎は良血馬で完全本格化、○と▲は地力上位で
阪神のダ1800mで争われるGIII競走。
右回り。正面直線の4コーナー寄りからの発走。スタート地点は緩やかな下り勾配で、80mほど走って急坂を上る。ゴール板の約100m前からは平坦で、1~2コーナーを回り、向正面の残り1000mの地点まで平坦が続くことになる。そこからは緩めの下り坂。下りは3~4コーナーを回って直線半ばまで続く。
直線の残り200mの地点で下りが終わり、そこから急な上り坂に。約100mの間に1.6mの高低差を駆け上がることになる。上り切ってからは平坦。直線距離は352.7m。ダートコース全体の高低差は1.6m。
日曜のダートは朝から良馬場。天気予報は晴れで、良のままレースが進むことは確実である。ダートはパサパサの状態ではあるが、オープン馬にとってすれば特別にタフということはないだろう。なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cmとなっている。
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フルゲートの16頭立て。中央のダートで重賞を勝っているのはハギノアレグリアス(シリウスS)とゲンパチルシファー(プロキオンS)の2頭で、地方の交流重賞を勝っているのはハギノアレグリアスを含めて3頭いる。ヴィクティファルスは芝で重賞勝ちあり(スプリングS)。
梅田智之厩舎(栗東)の5歳馬テーオードレフォンに◎を打った。
名前をもらっているようにドレフォンの産駒。そして、兄にジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)とフェブラリーSを制覇し、地方の交流GIを7勝したエスポワールシチーがいる。
兄がそうだったように、キャリアを積んでパワーアップ。昨年の12月に中山ダ1800mで3勝クラスを快勝すると、今年の3月に中京ダ1800mでオープン特別の名古屋城Sを2馬身半差で勝利した。
名古屋城Sはハナを奪ってスローで逃げる利があった。が、ラスト2ハロン11秒5-12秒0でしっかりと後続を離していて、強い内容だった。なお、5着だったオープン緒戦のポルックスSは、年替わりを挟んで調整が難しかったかもしれない。
今回は中3週のレース間隔になり、坂路とコースでじっくりと乗り込んできた。CWコースに入れた木曜の最終追いでは、外を回って自己ベストとなる63秒2-11秒8をマーク。飛ばした分で直線は少し苦しくなったが、全体に負荷がかかった良い稽古ができた。陣営は「前走とは中身が違う」と話している。
ヤネは前走に続いて2度目の騎乗となる丸山元気。ハナに固執はしないだろうが、メンバーを見ると前走と同じように逃げの手に出る可能性が高い。
新馬戦でのものといえ、阪神で勝ち鞍あり。前走から1キロ少ない57キロで走れるのも買い材料になる。
マークされる立場になって楽ではないだろうが、今の充実ぶりでうまく息を入れて走ることができれば簡単には止まらないはず。配当面での妙味もあるので狙うことにした。
相手の筆頭は、西の6歳セン馬ヴィクティファルス。2走前に初ダートで太秦Sを快勝し、続いて東海Sを3着に駆けた。芝のスプリングS勝ちが重馬場だったし、十分なパワーを備えている。
うるさい気性でイレ込むところがあり、問題はその点。攻めで抜群の動きを見せて仕上がりはかなり良さそうだし、当日に落ち着きがあり、実戦で息を入れてスムーズに立ち回ってくれば勝ち切るシーンがある。
▲は西の7歳馬ハギノアレグリアス。パワーとスタミナ、そして強い精神力を持ち合わせ、長く脚を使って伸びてくる。昨秋のシリウスS(阪神ダ2000m)など、58.5キロのハンデを背負って底力を見せつける勝利だった。
復帰戦のダイオライト記念を3着し、川崎記念(4月3日)が補欠だったのでこのレースへ。いつも通り坂路でしっかりと乗っていて、叩いた上積みを見込んでいいだろう。
ヤネは同馬とコンビを組んで(3.1.1.2)の岩田望来。1番枠で窮屈な競馬を強いられた時にどうかだが、それでも地力で脚を使ってくるだろう。阪神のダートは(3.2.0.0)と崩れがなく、これも1着候補。
△は昨秋にベテルギウスSで強敵相手に3着したミッキーヌチバナで、※はブリンカーを着けて走りが変わったジェンティルドンナの弟スレイマン。以下、ケイアイパープル、ホウオウルーレット、トウセツ、ダノンマデイラなど、軽視できない勢力が多くいる。
午前の段階で、◎テーオードレフォンは単勝620円の4番人気。大きな配当になる目を入れておきたいので、連勝式は手広く買っていくことにした。
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◎8番テーオードレフォン
○3番ヴィクティファルス
▲1番ハギノアレグリアス
△10番ミッキーヌチバナ
※16番スレイマン
×15番ケイアイパープル
×6番ホウオウルーレット
×13番トウセツ
×4番サトノロイヤル
×9番ラインオブソウル
×5番ニューモニュメント
【単勝】8番(20%)
【複勝】8番(80%)
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【馬連&ワイド】
8→全通り
8→1.3(×5)
8→16(×2)
8→2.10
1→3(×10)
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.8→全通り(14点)
1.8→全通り(14点)
1.3→全通り(14点)
3.10→全通り(14点)
3.16→全通り(14点)
【3連複】
1-3-8(×7)(7点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
8.3→全通り(84点)
8.3→1(×10)(60点)
8.3→16(×2)(12点)
8.3→10(6点)
8.1→全通り(84点)
8.1→16(×4)(24点)
8.1→10(×3)(18点)
8.1→6(6点)
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【日曜後半レース】
福島民報杯
3連単 4万3,360円
3連複 9,830円
馬 連 1,650円
ワイド 630円
ワイド 1,660円(×2)
ワイド 2,590円
複 勝 480円(30%)
◎プラチナトレジャー3着(9人気)
▲×◎でヒット
阪神12R
馬 連 1,450円
ワイド 570円
ワイド 1,550円
春雷S
3連複 1,080円
馬 連 530円
ワイド 240円
ワイド 570円
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中山12R
春雷ステークス(L)
芝1200mで争われるリステッド競走。ハンデ戦になり、トップハンデが57キロ、最軽量が53キロで、4キロの上下差がある。
モレイラが騎乗するサトノレーヴが1番人気。皐月賞ではコスモキュランダに騎乗し、すでに結果が出ていることになる。
◎カルネアサーダはドレフォン産駒で、祖母がNHKマイルカップ3着、スプリンターズS5着などGIでも活躍したレッドチリペッパーという血統の5歳牝馬。ワンペースのタイプではあるが、持久力に富み、自分のリズムで走ると渋太く抵抗する。
今回は福永祐一厩舎(栗東)への転厩緒戦。開業して間もない福永厩舎は土曜のアーリントンカップをチャンネルトンネルが2着したが、管理馬を鍛えてレベルアップさせる能力に長けている。
カルネアサーダは3ヵ月ぶりの実戦で、坂路でじっくりと負荷をかける調整。1週前の金曜に福永師が跨り、51秒6-36秒4-11秒9をマークしている。ラストから2ハロン目は、何と11秒5だった。
ハンデは55キロで問題なし。ヤネはテン乗りで戸崎圭太になり、おそらくハナに行かせる競馬になるだろう。初の中山は問題ないはずだし、坂路で鍛えた効果でキレが増す可能性もある。マークされた時にどうかという点は問題になるが、粘り発揮に期待したい。
○サーマルウインド(55キロ)はカルネアサーダと同じドレフォン産駒で、やはり5歳の牝馬。今回が初の1200mになるが、スピードと気性から適性が低いはずがない。
繋が腫れて予定を延ばしたが、美浦のウッドコースで64秒5が出て動ける仕上がりにありそう。ヤネに川田将雅を起用し、好勝負になっていい。
▲サトノレーヴは堀宣行厩舎(美浦)が好む超大型馬(前走は544キロ)。休養を挟みつつ1200mで3連勝し、阪神芝1400m(外)の阪急杯で見せ場をつくって4着に健闘した。
1週前にモレイラが跨って美浦のウッドコースで65秒1-10秒8をマーク。馬格的に難しいところはあるが、攻めからは力を出せそうだ。トップハンデの57キロでも。
△はタメて差す競馬を習得したヤクシマ(55キロ)で、※はオープンでも通用可能な決め手があるユキノファラオ(55キロ)。以下、カンチェンジュンガ、ヨシノイースター、ソウテン、メイショウソラフネなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
午前の段階で、◎カルネアサーダは単勝970円の4番人気と妙味ある人気。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
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◎7番カルネアサーダ
○3番サーマルウインド
▲13番サトノレーヴ
△6番ヤクシマ
※12番ユキノファラオ
×14番カンチェンジュンガ
×10番ヨシノイースター
×11番ソウテン
×9番メイショウソラフネ
×1番シナモンスティック
×8番ファロロジー
×5番バンデルオーラ
【単勝】7番(10%)・3番(20%)
【複勝】7番(70%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
7→13(×7)
7→3.10(×2)
7→9
3→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
7→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
3.7→全通り(14点)
7.13→全通り(14点)
7.10→全通り(14点)
3.13→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
7.3→全通り(84点)
7.3→13(×7)(42点)
7.3→10(6点)
7.13→全通り(84点)
7.13→10(×8)(48点)
7.13→9(×2)(12点)
7.13→1.6.11.12.14.16(36点)
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阪神12R
4歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1400m戦。ダートは良馬場で少しタフな状態になっている。
15頭立てになり、昇級馬が2頭いて、既存勢力の中で前走で馬券に絡んでいるのは3着の3頭となっている。人気どころには上積みあるか微妙な馬がいて、伏兵馬を狙うことにした。
◎ニフェーデービルはルーラーシップ×ゴールドアリュールという配合の4歳馬。昨年の春に府中のダ1400mで3歳1勝クラスを勝ったが、外から鋭い決め手で楽々と抜け出す強さだった。2馬身半の差をつけた2着のスクーバーは、すでに3勝クラスに上がっている。
そのあとにいろいろと不安があって休みが長くなり、現級では2戦して7着、10着。そして、また放牧に出され、今回はしっかりと攻めを積んでいる。
1週前には美浦のウッドコースで64秒6-11秒2の好時計で先着。日曜には坂路でも速めを乗っているし、休養前とはまるでデキが違っている。
ヤネはテン乗りで岩田康誠。陣営が揉まれ弱さがあることを心配して無理に外に出させようとしている点が気になるが、今回の仕上がりで力を出し切れば上位争いに食い込んでいい。人気がないので狙ってみる。
○バトゥーキは昇級緒戦の前走で、4コーナーで大きく外に持っていかれるロスがありながら5着に追い込んだ。ローテーションは楽でないが、攻めでしっかりと乗られて疲れはなさそう。1400mの距離もこなせてよく、末脚に注目したい。
▲は復帰緒戦で3着に伸びたカマチョクインで、△はダートで底が割れないところがあるサラサハウプリティ。以下、ケイアイオメガ、エイシンレジューム、ハンベルジャイト、ヴィヴァンなど、軽視できない勢力は多い。
午前の段階で、◎ニフェーデービルは単勝920円の6番人気。ハマるとかなり大きな馬券になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。
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◎3番ニフェーデービル
○7番バトゥーキ
▲5番カマチョクイン
△6番サラサハウプリティ
※14番ケイアイオメガ
×12番エイシンレジューム
×2番ハンベルジャイト
×1番ヴィヴァン
×11番マイネルサハラ
×13番エムズマインド
×15番スズカコーズ
×10番リュクスウォリアー
【単勝】3番(10%)・7番(30%)
【複勝】3番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→1(×4)
3→5.6.7.12
7→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
3→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
3.7→全通り(13点)
3.5→全通り(13点)
1.3→全通り(13点)
5.7→全通り(13点)
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【3連単】(軸1頭マルチ)
3→全通り(546点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.5→1(×4)(24点)
3.5→6.7.12.14(24点)
3.1→6.7.12(18点)
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福島11R
福島民報杯(L)
芝2000mで争われるリステッド競走。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
土曜の競馬を見ると、芝のコンディションは悪くなく、極端な内外の差はない印象である。
前で運ぶタイプが複数頭いて、後ろには折り合いをつけたい差し馬、ズブさのある差し馬がいる。かなりタテに長い展開になりそうで、各馬の仕掛けどころ次第で結果は変わることに…。派手な競馬になりそうだ。
午前の段階で3連単の1番人気が9,000円台。難解な一戦で波乱が起きて驚けず、妙味があって気になる馬をゴソッと狙うことにした。
◎プラチナトレジャーは府中での3勝クラス勝ちが直線で内からぶつけられながら勝ち切る強い競馬。前走では別定の京都記念に挑戦し、少し力んだ走りになりながら0秒6差の7着と上々の走りを見せた。
放牧明けの一戦になるが、攻めでしっかりと時計を出して仕上がりは良さそう。折り合い面から福島の2000mは合うはずだし、54キロのハンデで噛み合うと一発がある。ヤネはテン乗りで永野猛蔵。
○サンストックトンはオープンに上がってらの3走はいずれも明確な敗因あり。2000mに高い適性があって、札幌で3勝クラスを勝った時は58キロのハンデでねじ伏せる内容だった。
3ヵ月ぶりの実戦でも入念に乗られて動ける仕上がりにありそう。ペースが速いとモタついてしまう危険性があるが、ハンデ55キロ、ガッツリ追ってくる佐々木大輔(テン乗り)で怖さがある。
▲リフレーミングは芝の中距離で堅実に差し込んでくる。左回りの方がスムーズだが、1勝クラス勝ちが福島だったし、中山の2200mで3勝クラスを勝った。
テン乗りで騎乗する丸田恭介は、落馬事故で亡くなった藤岡康太騎手の同期。康太はリフレーミングに騎乗して勝ち鞍があり、思うところがあるはずである。ハンデは55キロ。デキは良さそうで、末脚がハマるシーンも。
△ロングランは中山の1800mでリステッド競走を勝ち、小倉大賞典ではハンデ57キロで後方から1馬身差の2着に差し込んだ。
1800mの方が伸びがいいが、じっくりと構えれば2000mでも直線は伸びてくる。ハンデは57キロで問題ないし、乗り慣れている丹内祐次で。
※ハーランズハーツは1月の小倉での3勝クラス勝ちが流れが向いたにしてもあざやかな差し切りだった。小倉日経オープンは、道悪の中で早めに動いての4着である。
中間はハードに攻めて好時計を出し、ハンデは55キロ。馬的には狙いたいところで、西塚洸二につとまるかというのが懸念材料になる。
以下、アウスヴァール、カレンルシェルブル、ボーンディスウェイ、バビット、ショウナンマグマなど、侮れない勢力が多くいる。
午前の段階で、◎プラチナトレジャーは単勝1,880円の9番人気。○サンストックトンは2番人気、▲リフレーミングは4番人気だが、割れた中でのものである。崩れて大きな馬券になる可能性があり、連勝式は手を広げて買っていきたい。
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◎13番プラチナトレジャー
○14番サンストックトン
▲7番リフレーミング
△8番ロングラン
※10番ハーランズハーツ
×6番アウスヴァール
×16番カレンルシェルブル
×4番ボーンディスウェイ
×12番バビット
×3番ショウナンマグマ
×1番マイネルファンロン
×15番カルリーノ
【単勝】13番(10%)・14番(10%)
【複勝】13番(30%)・14番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
14→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
13.14→全通り(14点)
7.13→全通り(14点)
7.14→全通り(14点)
8.13→全通り(14点)
8.14→全通り(14点)
7.8→全通り(14点)
10.13→全通り(14点)
10.14→全通り(14点)
7.10→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
13.14→全通り(84点)
13.7→全通り(84点)
14.7→全通り(84点)
13.8→全通り(84点)
14.8→全通り(84点)
7.8→全通り(84点)
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【土曜メインレース】
アーリントンカップ
3連単 21万1,800円
3連複 3万5,950円
ワイド 450円(×6)
ワイド 9,400円
複 勝 220円(90%)
◎チャンネルトンネル3着(4人気)
中山グランドジャンプ
複 勝 870円(60%)
ジューンベロシティ2着(5人気)
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中山11R
中山グランドジャンプ(J・GI) ◎は障害界のスター候補、○は攻め強化で大幅上昇
中山の芝4250mで争われるJ・GI競走。
中山の大障害コースは、年末に行われる中山大障害(J・GI、芝4100m)、そして中山グランドジャンプと、年に2回しか使用されない。大竹柵、大土塁、谷の深いバンケット…。過酷な舞台設定で、この2つが障害界の最高峰レースである。
コースの流れを説明していくと長くなるので、JRAのホームページにあるコース紹介を見ていただくのがいいと思う。
URL⇒https://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2024/0413_1/race.html
今週の土曜の芝は、朝の時点で良馬場。天気予報は「晴れ」で、良のまま進行するのが確実である。
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12頭立て。大障害コースで勝っているのは、内からマイネルグロン(中山グランドジャンプ)、イロゴトシ(中山大障害)、ニシノデイジー(中山グランドジャンプ)の3頭となっている。
青木孝文厩舎(美浦)の6歳馬マイネルグロンに◎を打った。
中山グランドジャンプを6勝、中山大障害を3勝したオジュウチョウサンは、22年に現役を退いた。両レースでレコードを保持したままで、グランドジャンプは4分43秒0(平均ハロンタイム13秒32)、大障害は4分36秒1(同13秒47)となっている。
18年にグランドジャンプでレコードを出した時は、従来のレコードを何と3秒6も更新。上がりは36秒9、ラスト1ハロンが11秒9と、いずれも驚愕の数字だった。
日本の障害史上の最強馬であるのは間違いない。あんな馬はもう出てこないと当然のこと思っていた。が、「もしかしたら迫る存在になるか?」という存在が早くも現れた。それがマイネルグロンである。
昨年の暮れに初めて中山大障害に挑み、10馬身差の圧勝劇を演じた。勝ち時計は4分37秒9(平均ハロンタイム13秒56)で、上がりが39秒8、ラスト1ハロンが12秒7だった。勝ち時計はオジュウチョウサンのレコードと1秒8差で、この差でも十分に評価されていい。
両者が似ているのは、闘争心があって少しハミを取りつつ走ること。それでバテそうにない感じでゴールまで走り切るのだから、どちらも素晴らしい。
飛越に関しては、マイネルグロンはまだ不安がある。基本の飛越は低めで、時にヒヤリとするジャンプがある。中山大障害の大生垣と大土塁では、着地で少しバランスを崩していた。このあたりは2度目で慣れてくるといい。
今季緒戦は3月9日の阪神スプリングジャンプ。危なげのない立ち回りから最終周回の3コーナーを過ぎて先頭に立ち、7馬身差で圧勝している。ただ、最終障害(直線の置き障害)でミスステップして、ここで捻挫したようだ。
陣営によると、運動を休んだ日は1日もないとのこと。時計になるところを乗ったのは、前走と同じく坂路のみになる。レース間隔は中4週。1週前に55秒6-12秒8を出し、今週は57秒7-12秒8と大きめを乗られた。
もう少しやってほしかった気もするが、ベースはできているはずだし、動きは力強かった。陣営は「言うことなし。ご安心ください」と話していて、問題ないとみてよさそうだ。
ヤネは引き続き石神深一。オジュウチョウサンの主戦でもあった石神が同レース7勝目を目指して挑むことになる。1週前も先週も攻めをつけていて、馬の状態はしっかりとつかんでいるだろう。
石神は「オジュウと走ってもおもしろいと思います。もしそんな状況になったら、どっちに乗るか選べない。それぐらいのレベルにある馬です」と。実際に全盛期のオジュウチョウサンと一緒に走ったとして、勝てるとは考えづらいが、今回でどんなパフォーマンスを見せるのか楽しみである。
前走で捻挫したこと、飛越が低めなことと不安な点はあるが、底知れぬ能力に期待して中心に推すことにした。
相手の筆頭は、西の6歳馬ジューンベロシティ。東京ジャンプSと阪神ジャンプSの2つの重賞勝ちが強い競馬だった。昨年の当レース(6着)は道悪が応えた感じで、昨年の中山大障害(5着)は障害でぶつけて脚がしびれてしまったとのことである。
今年緒戦の春麗ジャンプSは、大きめの攻めで急仕上げでの2着。中間は坂路で51秒0、CWコースで64秒6と好時計を連発していて、前走とはデキが違っている。人気は手ごろだし、狙い目があるとみた。
▲は西の7歳馬イロゴトシ。昨年の当レースは、道悪の中で3秒1差の大差勝ち。マイネルグロンと同様に、相当なスタミナの持ち主である。平場を使ってここというのは予定通り。良馬場でも問題なく、連覇を狙う。
△ビレッジイーグルはペガサスジャンプSを勝って、さらに上向いている印象。△ニシノデイジーは掛かる気性だが、22年に中山大障害を3馬身差で勝ち、23年の中山大障害を2着している。
×の1番手は、2走前に中山大障害を2着、前走で阪神スプリングジャンプを2着しているエコロデュエル。ワンダークローバーは初の大障害コースでも侮れないところがあり、ダイシンクローバーは久々がどうかだが、昨年に当レースを3着している。
◎マイネルグロンの単勝は最終的に120円か130円になりそう。配当妙味を考え、ジューンベロシティとビレッジイーグルの複勝をダブルで買うことにした。
連勝式はマイネルグロンからだと配当を合わせづらい。手広く買う形で攻め、ジューンベロシティ、ビレッジイーグル、ワンダークローバーあたりが上の着順で入線してくれるといい。
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◎4番マイネルグロン
○1番ジューンベロシティ
▲8番イロゴトシ
△5番ビレッジイーグル
※10番ニシノデイジー
×2番エコロデュエル
×3番ワンダークローバー
×12番ダイシンクローバー
×7番ポルタフォリオ
×9番ギガバッケン
×6番タマモワカムシャ
【複勝】1番(60%)・5番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→2.8.10(×8)
4→1.5(×6)
4→3.12
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【3連複】(軸1頭ながし)
4→1.2.3.5.8.10.12(21点)
4→1.2.5.8.10(×2)(20点)
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【3連単】(軸1頭ながし)
1着:4
相手:1.2.3.5.8.10.12(42点)
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:4
相手:1.2.5.8.10(20点)
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阪神11R
アーリントンカップ(GIII) 素質馬そろう、◎は福永厩舎に転厩して注目
3歳馬が争うGIII競走で、舞台は阪神の芝1600m(外)。
右回り。向正面の2コーナー寄りからのスタート、外回りコースを使用。バックストレッチは起伏が少なく、距離は450mほどある。
3コーナーを回り、4コーナー途中の残り約600mから急めの下り坂になる。下りは直線に入って残り約200mの地点まで400mほど続く(高低差は約2m)。
下り切ってから一転して上り坂に。約100mの間に高低差1.8mの急な坂を上ることになる(勾配は1.5%)。最後の100m弱は平坦。直線距離は476.3m(Bコース使用時)。コース全体の高低差は2.4m。
芝は連続開催の8週目で、Bコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「内回り3コーナー入口および正面直線の内柵沿いに軽微な傷みがありますが、全体的には良好な状態です」と発表があった。
先週は週中に雨が降った。芝は日曜の方がスピードが出る状態という印象だったが、土曜も日曜も含水率は同じ程度に高い数字で、クッション値は両日ともに「9.3」だった。
日曜のレースを若い順に見ていくと、4Rの3歳未勝利(芝1800m(外))が1分45秒4、7Rの4歳以上2勝クラス(芝1600m(外))が1分33秒5、9Rの忘れな草賞(L・芝2000m(内))が1分59秒4、10Rの3勝クラス(芝2000m(内))が1分58秒8と、速い勝ち時計が並ぶ。
そして、11Rの桜花賞(GI・芝1600m(外))は、モレイラ騎乗のステレンボッシュが1分32秒2でV。中位馬群でじっくりと脚をタメ、直線の立ち上がりで外に出す。直線でグッと伸びて早めに先頭に立ち、余力を残した感じで1着でゴールした。
2着は勝ち馬を追って伸びたアスコリピチェーノで、3着は大外から追い込んだライトバックだった。レースの1000m通過は58秒1、上がりは11秒4-11秒2-11秒5の34秒1。ステレンボッシュが使った上がりは33秒4で、3着ライトバックの上がりは32秒8だった。
今週の土曜の芝は、朝の時点で良馬場。天気予報は「晴れ」で、良のままレースが進行することが確実である。なお、午前5時30分のクッション値は「9.3」で、含水率は高めになっている。
──────────────
フルゲート(18頭)を割って16頭立て。上位3着までに入ると、NHKマイルカップ(5月5日)の優先出走権が与えられる。
相当な潜在能力を感じさせる良血馬がそろって楽しみな一戦。前で運ぶタイプが少なく、速い流れにはならずに直線で切れ味が試される競馬になるかもしれない。
福永祐一厩舎(栗東)のチャンネルトンネルに◎を打った。
父がグレーターロンドン(ディープインパクト直仔)で母の父がヘンリーザナヴィゲイター(キングマンボ直仔)という配合。2戦目に中山芝1600mのジュニアカップを1分32秒9(良)で2着していて、次走(1勝クラス)は直線で捌けずの4着、前走のスプリングSは直線で外にヨレるシーンがあっての4着だった。
今回は“転厩緒戦”がポイントになる。環境が大きく変わるのだから常識的には割引だが、新天地が福永祐一厩舎であるという点は見逃せない。
騎手時代はJRA通算2,636勝、今年の3月に厩舎を開業し、先週の福島で初勝利を挙げた。先週の梅田Sのマルカアトラス(8番人気で3着)など典型例だが、自身が稽古をつけ、しっかりと攻めて実戦につなげる。馬のバランスや気性をいい方向に持っていくのがうまいのだろう。
また、調教師というのは営業職で、最も重要なのは「いかにいい馬主をつかまえるか」、そして、「いい馬を連れてくるか」という点。ここでも福永師は高い能力を発揮する可能性がある。今は転厩馬を造っている状況だが、近い将来に勝ち鞍を大きく伸ばすかもしれない。
チャンネルトンネルの調整に関しては、1週前に坂路で自身が跨って52秒4-12秒3で追い、日曜にも時計になるところを乗った。今週は実戦で初騎乗となる坂井瑠星が跨って坂路に入れ、53秒5-12秒9で併走馬と同入。力の要る馬場でビュッと伸びる感じではなかったが、動きは力強かった。また、馬具を工夫して調整していて、ここも注目されるポイントになる。
まだ体がしっかりしていない分、これまで手綱を取ってきた松岡正海では動かし切れない印象があった。今回は追いに関して現役トップクラスの坂井。大きな戦力アップになる。
完成前なのは確か、転厩緒戦なのは確か。メンバーは強力だし、楽ではないだろう。それでも、上に書いたように変わっていい材料があり、阪神の芝1600m(外)という舞台も合いそうだ。人気も手ごろなので狙っていきたい。
相手の筆頭は、兄にピクシーナイト(スプリンターズS)がいる西のジュンヴァンケット。今回と同じ舞台で既走馬相手のデビュー勝ちを決めたが、直線で加速した時の脚が素晴らしく、最後は少し流して後続に5馬身の差をつけていた。スローの中といえ、自身の上がりは33秒4という数字だった。
中間は友道康夫流でコースと坂路を併用して意欲的な調整ぶり。ヤネは初戦に続いて岩田望来で、2戦目の重賞挑戦でも頭で来るシーンがある。
▲シヴァースは“大魔神”こと佐々木主浩氏の所有馬で、おなじみの血統。母はヴィブロス(秋華賞、ドバイターフ)で、祖母の仔にシュヴァルグラン(ジャパンカップ)、ヴィルシーナ(ヴィクトリアマイル連覇)など、活躍馬が並ぶ。
2歳の秋に京都芝1600m(内)で新馬戦を勝ち、3歳になってきさらぎ賞(京都芝1800m(外))でハナ+ハナ差の3着。攻めはそう動かないが、実戦で血統の良さと底力を見せる。川田将雅起用でV候補に。
△ディスペランツァは、前走(1勝クラス)で初めてマイルを走り、大外から上がり33秒1の末脚を繰り出して快勝した。
中間も栗東でハードに乗られていて、CWコースで66秒6-11秒7の時計があって、先週の土曜には坂路で50秒2-36秒4-12秒2をマークしている。ヤネがモレイラで、当然のこと有力。
※オフトレイルは英国産のマル外馬。京都芝1600m(内)で1勝クラスを勝ち、中間は栗東CWコースで64秒6-11秒3の好時計をマークしている。今週の坂路の動きも目立っていたし、仕上がりは万全だ。ヤネは武豊。
×の1番手は東のポッドテオ。ジュニアカップでは直線の立ち上がりで無駄に外に動かしての3着で、その後、2着、1着で1勝クラスをクリアした。ゴール板を過ぎてグッと脚を使うことが多く、秘めた能力はかなり。1番枠、北村宏司でどうかというところ。
×の2番手は西のワールズエンド。京都の新馬戦では大外17番枠から勝ち切っていて、ラスト1ハロンは11秒2という数字だった。リラヴァティ(マーメイドS)の仔で、これも素質は相当だ。ヤネはムルザバエフ。
◎チャンネルトンネルは午前の段階で単勝720円の4番人気。相手を考えると、もう少しついていい気もするが、妙味のあるオッズではある。連勝式は高配当馬券になる目を入れておきたいので、手広く買っていくことにした。
──────────────
◎7番チャンネルトンネル
○13番ジュンヴァンケット
▲5番シヴァース
△3番ディスペランツァ
※15番オフトレイル
×1番ポッドテオ
×9番ワールズエンド
×10番トップオブザロック
×12番アスクワンタイム
×16番タガノデュード
×6番グローリーアテイン
×14番ケイケイ
【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
7→3.5(×5)
7→13(×3)
7→15(×2)
7→1
【馬連&ワイド】(ボックス)
3.5.7.13
3.5.13(×4)
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
7→全通り(105点)
7→1.3.5.9.10.13.15.16(28点)
7→3.5.13.15(×2)(12点)
【3連複】(ボックス)
3.5.7.13(×5)(20点)
3.5.13(×8)(8点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.13→全通り(84点)
7.5→全通り(84点)
7.3→全通り(84点)
【3連単】(軸1頭マルチ)
7→3.5.13(18点)
【3連単】(ボックス)
3.5.7.13(×3)(72点)
3.5.13(×3)(18点)
━━━━━━━━━━━━━━
【土曜後半レース】
中山12R
袖ケ浦特別
2勝クラスのダ1200m戦。ダートは良馬場で少しタフな状態になっていると考えておいていいだろう。
15頭立てになり、昇級馬が3頭いて、既存勢力の中で前走で馬券に絡んでいるのは3着の1頭(サザンステート)のみである。
◎ナスノカンゲツはダイワメジャー×ハードスパンという配合の4歳馬。3走前からチークピーシズを着け、2着、2着、1着で1勝クラスをクリアした。特に前走はハナを奪って軽快に逃げ、直線で突き放して6馬身差で圧勝する強さ。時計は目立たないが、風が強かった分があり、実際は評価できる数字である。
中1週のあとの中3週という慎重に見ないといけないローテーションだが、1週前に美浦のウッドコースで64秒5-11秒8の好時計が出て、その後は坂路とウッドコースで入念に乗られている。陣営は「絶好調」と話していて、いいデキにありそうだ。
ヤネは前走に続いての騎乗になり、同馬の2勝でいずれも手綱を取っている横山武史。クラスが上がって内の3番枠からのスタートになるが、主張すればハナに行けそうだし、外が速かったら控えて運ぶこともできる。どんな形になるにせよ、リズム良く走れば好勝負に。
○コンクエストは姉に短距離のダートで活躍したチェーンオブラブがいる5歳のセン馬。去勢してから2着、3着、2着、2着と駆け、11着に敗れた前走は中1週だっただけに仕方ないところがある。
中間は立て直しを図り、美浦のウッドコースで1週前に64秒7-11秒8、今週は65秒8-12秒0をマークして仕上がりは良さそうだ。
ヤネは同馬に乗って(1.2.1.2)の菅原明良。スピード面から初となる中山ダ1200mには適性がありそうだし、◎ナスノカンゲツを負かす可能性がある。
▲は当舞台で1勝クラスを完勝したハヤブサジェットで、以下、サザンステート、クリノアルバトロス、リッキーヤスオカ、デュードメールなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
──────────────
◎3番ナスノカンゲツ
○6番コンクエスト
▲12番ハヤブサジェット
△15番サザンステート
※1番クリノアルバトロス
×8番リッキーヤスオカ
×2番デュードメール
×5番ニルカンタテソーロ
×4番ミロワール
×10番ブルーダイヤカフェ
×11番ドンレパルス
×7番キョウエイカンフ
【単勝】3番(60%)・6番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→6.12.15(×6)
3→2.7(×2)
3→1.4.8.11
6→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
3.6→全通り(13点)
3.6→12.15(×3)(6点)
3.6→1.2.7.8(4点)
3.12→全通り(13点)
6.12→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.6→全通り(78点)
3.6→12.15(×3)(36点)
3.6→2(×2)(12点)
3.6→1.4.7.8(24点)
3.12→全通り(78点)
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阪神12R
4歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1800m戦。ダートは良馬場で少しタフな状態になっていると考えておいていいだろう。
10頭立てになり、前で運びたいタイプ、ジリッぽいタイプが多いという印象。展開次第で結果は変わることになる。そこで、気になる伏兵馬を狙うことにした。
◎ウインザナドゥは妹にクイーンSで2着するなど重賞で活躍しているウインピクシスがいる東の6歳馬。5歳の初めには、現級で3着、3着と続けて好走している。
屈腱炎による長い休養があり、転厩もあって前2走は8着、13着。しかし、攻めはそれなりに動いているし、デキは悪くなさそうだ。
今回は3着がある阪神への遠征。初ブリンカー着で挑み、これが効く可能性がある。松山弘平は同馬に乗って4着、1着、3着と相性が良いし、条件がそろって激走がないか。
○サンマルパトロールはクラス2戦目の前走で0秒5差の4着。後半は窮屈で捌きづらくなっていたが、直線でバラけるとグッと伸びてきた。
連闘後の中2週になるが、坂路(栗東)の最終追いで53秒9-12秒2でしっかりと追われて疲れはなさそう。ヤネは甘さが目立つ田口貫太(1キロ減)だが、タメを利かせてうまく捌いてくると上位浮上がある。
▲は復帰後に3着、3着と駆けているワンダースティングで、△は久々だった前走で0秒2差の3着に差し込んだマリアナトレンチ。以下はマーブルロック、ヒノデテイオー、ワンダフルトゥデイなどで、切り捨てていい勢力はいない。
──────────────
◎5番ウインザナドゥ
○3番サンマルパトロール
▲7番ワンダースティング
△9番マリアナトレンチ
※10番マーブルロック
×1番ヒノデテイオー
×2番ワンダフルトゥデイ
×4番テーオーレガシー
×6番ヒデノレインボー
【単勝】5番(10%)・3番(10%)
【複勝】5番(30%)・3番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→2.3.7.9(×2)
5→1.10
3→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
5→全通り(36点)
5→1.2.3.7.9.10(15点)
3→全通り(36点)
──────────────
【3連単】(軸1頭マルチ)
5→全通り(216点)
5→1.2.3.7.9(60点)
【3連単】(軸1頭ながし)
3着:5
相手:2.3.7.9(12点)
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福島11R
ラジオ福島賞
2勝クラスのダ1150m戦。ダートは良馬場で少しタフな状態になっていると考えておいていいだろう。
スタート地点が芝のコースに前でスピードを活かしたいタイプがズラリ。テンのラップは速くなりそうで、しかし、安定して終いに脚を使える馬がいるわけでもない。波乱含みの一戦である。
◎サトノガレオンはロードカナロア×スターダブラーという配合の4歳馬。中央デビューで門別に転出し、中央に戻って4戦目(中山ダ1200m)で1勝クラスを勝ち上がった。14番枠スタートから外を回り、直線で内から出られながら差し返す渋太さを見せての勝利だった。
堀宣行厩舎(美浦)の管理馬で、中間は意欲的な調整ぶり。1週前にウッドコースで64秒8-11秒6が出て、今週は坂路で54秒0-12秒2で追われた。勝って休ませたかったようで不安がない過程とは言えないが、攻めを見る限り問題はなさそうだ。
ヤネはケガからの復帰になる佐々木大輔。追いが強く、若手の有望株である。2番枠を引いてゴチャつく心配はあるが、2勝クラスでも素質は上位で、中心に期待したい。
相手探しは難しく、筆頭には伏兵のサニーサフランを置いた。中山ダ1200mでの1勝クラス勝ちが強い内容。無理に前に行く競馬をされるとイヤだが、12番枠から周りを見つつ流れに乗るような立ち回りをすれば。
以下は、リラックス、コラリン、クリダーム、フェズカズマなど。連勝式は◎サトノガレオンから手広く買い、崩れて大きな配当になるのを待つ攻め方でいきたい。
──────────────
◎2番サトノガレオン
○12番サニーサフラン
▲5番リラックス
△4番コラリン
※10番クリダーム
×7番フェズカズマ
×8番リーゼントミニー
×1番クインズプリーズ
×3番キングクー
×13番バスドラムガール
×15番カイザーブリッツ
×16番ロープスピニング
【単勝】2番(10%)
【複勝】2番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
2→3.10.12.15(×5)
2→8.13(×3)
2→4.5.7(×2)
2→1.6.9
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
2→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
2.12→全通り(14点)
2.3→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:2
相手:全通り(210点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
2.12→全通り(84点)
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騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。