見出し画像

7月8日・9日の予想コメントと的中結果

【7月8日・9日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

──────────────
【超万馬券予想の的中結果】

■7月9日(日)
七夕賞
3連単 27万4,320円
3連複  7万5,570円
馬 連    6,510円
複 勝    530円(40%)
ククナ2着(9人気)

中京12R
3連単 4万4,120円(×2)
3連複   9,660円(×2)
馬 連   2,970円
複 勝    200円(40%)
複 勝    350円(40%)
◎メイショウカイト2着(4人気)
○ミスヨコハマ3着(5人気)

横津岳特別
単 勝 910円(10%)
複 勝 230円(90%)
◎マテンロウマジック1着(5人気)

天の川賞
複 勝 210円(90%)
◎カフェプリンセス2着(2人気)

彦星賞
複 勝 210円(50%)
トラベログ3着(5人気)

──────────────
■7月8日(土)
中京12R
3連単 16万3,860円
3連複  2万3,970円
馬 連    8,430円
単 勝    850円(10%)
複 勝    230円(90%)
◎メテオリート1着(4人気)

━━━━━━━━━━━━━━
【日曜メインレース】

七夕賞
3連単  27万4,320円
3連複  7万5,570円
馬 連   6,510円
ワイド   2,380円
ワイド   4,030円
単 勝    520円(10%)
複 勝    220円(50%)
◎セイウンハーデス1着(2人気)
◎▲×でヒット

──────────────
福島11R
七夕賞(GIII) 馬場状態が微妙…、配当妙味ある◎と○を狙う

福島の芝2000mで争われるGIII競走。

右回り。4コーナー奥の引き込み線からの発走、コーナーを4つ回る。スタート地点は緩やかな下り坂で、ゴール前の約170mの地点から緩やかな坂を上ることになる。ゴール板の前から平坦になり、ゴール板を過ぎて2コーナーにかけては緩やかな下り坂になっている(高低差1.7m)。そこからは緩い上り勾配で、向正面に入ってから100m強の間に高低差が1.3mある坂を上る。

向正面の半ばから4コーナーの途中までは平坦が続くことになる。残り400mから直線に入って残り約170mの地点までは緩めの下り坂。そこから残り約50mまでは高低差が1.2mある上り坂で、上り切ってからは平坦になっている。

直線距離は292.0m(Aコース使用時)。コース全体の高低差は1.9m。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全周の内柵沿いに傷みが出始めましたが、概ね良好な状態です」と発表があった。

土曜は良馬場。2勝クラスの芝2000m戦が2分01秒1、3勝クラスの芝1800m戦が1分48秒0で決着している。特別に速い馬場ではなく、レースが流れて上がりがかかる競馬になるケースが多かった。内も走れる状態ではあったが、馬場の中ほどや外めから差し込むパターンは少なくなかった。

日曜は徐々に天候が悪くなり、午後には激しい雨が降る地域もあるという予報。午前の段階で降り出していて、これからどうなっていくのかはわからない。

──────────────
フルゲートの16頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが58.5キロ、最軽量が54キロで、4.5キロの上下差がある。

福島で重賞を勝っているフェーングロッテンがハナ候補。ただ、逃げにこだわるわけではなく、掛かる気性のショウナンマグマが行ってしまう可能性がある。仮に前半と中盤が落ち着いたとして、後続の追い上げは早くなるだろう。

雨の降り方次第でジョッキーたちのコース取りは変わってくる。競馬だから当然ではあるが、展開面は不確定で流動的な部分が多い。

橋口慎介厩舎(栗東)の4歳馬セイウンハーデスに◎を打った。

3歳の春にはリステッド競走のプリンシパルSを快勝。続いてダービーに挑み、直線で内にモタれてしまって11着に終わっている。

気を抜いて走るところがあることから、菊花賞では初めてブリンカーを着けた。ジワッと行かせるのかと思ったら、まさかのテンにしごくという愚を犯す。ガツンと引っ掛かり、バタバタになって大差の17着に沈んだ。

4歳になって気性面で少し成長し、緒戦の3勝クラスを外から抜け出す競馬で完勝。続く新潟大賞典(ハンデ56キロ)では、劣悪な不良馬場の中でスイスイと逃げて2着に奮闘した。59キロで内から出たカラテは強かったが、後続に8馬身もの差をつけていた。

中間は放牧に出され、栗東に戻ってから順調に乗り込んできた。1週前にはCWコースで65秒6-11秒0の時計で先着。今週は坂路で53秒7-12秒3を楽にマークしている。体つきには威圧感があり、動きも力強くて態勢は整った。

ヤネは同馬とコンビ組んで(3.1.0.5)の幸英明。ハンデは57キロで問題なく、馬場は渋っても問題なく、初の福島も問題ないはず。外の15番枠に関しても、内を見つつ流れに乗せることができるので問題ないだろう。

気性面の不安が去ったわけではないが、体つきなどからも成長すればGIで戦えるような存在になる可能性がある。初の重賞制覇を決めるシーンがあっていい。

須貝尚介厩舎(栗東)の4歳馬テーオーソラネルにも注目すべき。

4歳の春に復帰し、1勝クラスと2勝クラスを逃げ切って連勝。3勝クラスは馬群の中の競馬になったが、直線で渋太く伸びて差し切ってみせた。3連勝でオープンに上がってきた。

中間の調整は意欲的。1週前にCWコースで64秒0-11秒4の好時計をマークすると、今週は坂路で54秒0-12秒0で上がってきた。気持ちが乗って推進力もあり、さらに良くなっている印象すらある。

ハンデは56キロ、初の福島コースにも対応できそうで、14番枠を引いたのもゴチャつく危険性が減るから悪くはない。道悪も特別にヒドくなければこなせそうだ。

ヤネがテン乗りで三浦皇成になる点は微妙ではあるが、スピードと持久力を兼備し、底が割れておらず、勢いからも重賞で期待したい。

▲は牝馬のククナ。54キロで走れる利があり、テン乗りの石川裕紀人がロスなくうまく誘導すると一発がある。馬場はあまり渋ってほしくない。

△は4歳のバトルボーン(56キロ)。4連勝でオープン入りし、府中芝2000mでの3勝クラス勝ちは1分57秒8(良)の好時計だった。7か月半ぶりの実戦になるが、乗り込んで仕上がりは上々。良馬場が理想だが、素質は非凡なので。

※のガロアクリーク(57キロ)はスプリングS1着、皐月賞3着の実績が、×の1番手フェーングロッテン(58キロ)は福島のラジオNIKKKEI賞勝ちの実績がある。どちらも道悪で好走歴があり、底力が怖い。

以下、カレンルシェルブル、サンレイポケット、グランオフィシエ、エヒトなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

◎セイウンハーデスも○テーオーソラネルも人気は手ごろ。午前の段階で3連単の1番人気は9,000円台になっていて、大きな配当になってくれるといい。

──────────────
◎15番セイウンハーデス
○14番テーオーソラネル
▲4番ククナ
△3番バトルボーン
※8番ガロアクリーク
×11番フェーングロッテン
×5番カレンルシェルブル
×6番サンレイポケット
×10番グランオフィシエ
×1番エヒト
×2番ホウオウエミーズ

【単勝】15番(10%)
【複勝】15番(50%)・14番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
14→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
14.15→全通り(14点)
4.15→全通り(14点)
3.15→全通り(14点)
8.15→全通り(14点)
11.15→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
15.14→全通り(84点)
15.14→3.11(12点)
15.4→全通り(84点)

━━━━━━━━━━━━━━
中京11R
プロキオンステークス(GIII) 馬場状態に鍵に…、◎の確実性の高い末脚を支持

中京のダ1400mで争われるGIII競走。

左回り。2コーナー奥の引き込み線からのスタート。200m弱は芝コースを走ることになり、ダートコースに合流する。向正面は中ほどまでは上り勾配で、残り約1000mがコースの最高地点になる。

そこから下りに転じ、下り坂は直線に入って残り380mまで続く。下り切ったところが最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

直線の残り380m~残り220mまでは勾配1.14%(高低差は1.8m)の急な上り坂。残り220mから50mほどは緩い上り勾配で、あとはほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。コース全体の高低差は3.4m。

土曜は含水率が高めの良馬場。ダ1400mの競馬は2鞍あったが、どちらもハイペースで流れて脚をタメた勢力が上位に台頭していた。

日曜は朝から雨が降っていて、1Rが始まる前に良から稍重になった。そのあとで曇りになり、さらにあとがどうなるかはわからない。メインの頃は走りやすい状態にはなっているだろうが、その先で高速馬場になっている可能性もある。なお、クッション砂の砂厚は従来通りで9.0cm。

──────────────
フルゲートの16頭立て。どれだけ雨が降って、どんな速さの馬場になっているかによって、展開、ペース、結果が変わることになる。

600キロ級の巨漢馬ドンフランキー(7番枠)がハナを主張するだろう。1枠のロイヤルパールスとケイアイターコイズも積極的に乗られ、11番枠のメイショウテンスイは初ブリンカー着で行き脚が良くなるかもしれない。4番枠のジレトールも前の競馬で、人気のリメイクは先行各馬を意識しつつ脚をタメて乗ることになりそうだ。

西園正都厩舎(栗東)の6歳馬タガノビューティーに◎を打った。

言うまでもなく、もともと力があったが、今年になってブリンカーを着けてからの走りがいい。1月の府中の根岸Sは相当に強いメンバーを相手に存分に見せ場をつくっての4着。続いて阪神のコーラルSを58キロのハンデで力強く伸びて差し切っている。

前走では船橋のかしわ記念(JpnI)に挑戦。タフな馬場の中、粘り強く脚を使ってメイショウハリオとクビ差の2着で入線した。メイショウハリオは次走で帝王賞連覇を達成している。

中間は放牧に出して疲れを取り、栗東に戻ってからの調整は意欲的。1週前にはCWコースで64秒8-12秒3で追われ、今週は坂路で51秒9-12秒7で先着した。攻めはあまり目立たぬタイプだが、この2週は助手が乗ってのものであり、最上級の評価を与えていいぐらいである。デキは万全だ。

ヤネは同馬に乗って(7.3.2.8)の石橋脩。脚質的に捌きづらくなることがあるし、馬場によっては大きく外に出した時点で厳しくなる可能性がある。雑なところがあるジョッキーだが、そのあたりは考えて乗ってもらいたい。

陣営は「良馬場でやりたい」と話しているが、自身は軽い馬場に適性がないわけではない。稍重だった府中ダ1400mのオープンを1分21秒9で勝ったことがあり、すごくさかのぼると2歳時に芝のGIである朝日杯フューチュリティS(勝ち馬サリオス)で4着に駆けている。

それでも馬場は鍵で、リメイクとドンフランキーがスピードを活かし切ってしまうと負かすのは容易ではないだろう。ただ、こちらには“確実性の高い末脚”という武器がある。中心に期待したい。

対抗評価は西の4歳馬リメイク。外からぶち抜けた昨年のカペラS(中山ダ1200m)はインパクト大で、良で1分08秒9と時計も非常に速かった。

海外遠征で3着と5着に駆け、今回が帰国緒戦。CWコースと坂路でしっかりと乗られていて、1週前の坂路追いは全体の時計が50秒2、ラストから2ハロン目が11秒4、今週の坂路はラスト2ハロンが11秒7-11秒7だった。活気があって走りは力強く、あとは中身ができているかになる。

ヤネはテン乗りで川田将雅、58キロを背負うのは初めて。距離は1400mになるが、丁寧な当たりで息を入れることができれば伸び切ることができる。軽い馬場は問題ないし、当然のこと1着の有力候補だ。

▲は4歳のドンフランキー。馬体が馬体だけに緩いところはあるが、ダ1400では(4.1.0.1)、1度ある着外も4着である。前走はキャリア初の1200mだったが、内からハナを奪い、厳しいペースの中を押し切った。

中京のダ1400mでは55キロで2勝クラスを勝っていて、その時の時計が1分22秒8(良)。特別に走りやすい馬場だったわけではなく、優秀な数字だ。

攻めはそう動く方ではなく、CWコースでしっかりと乗ってきた。馬体の造りはまずまずといったところ。スタート地点が芝だとダッシュが速く、自分の競馬に持ち込めば簡単には止まらない。粘り切るシーンまで。

△は府中の前走でバトルクライの2着に駆け、中京には(3.1.0.0)の実績がある4歳のジレトールで、※は大外枠を引いたが、左回りでは特に伸びがいいオメガレインボー。

×の1番手はブリンカーを着けてスムーズに流れに乗ると渋太く食い下がりそうな超人気薄のメイショウテンスイで、以下はシャマル、メイショウダジン、ブルベアイリーデなど。

人気どころに重たい印を打っている。絞り込む手もあるのだが、大きめの配当になる期待を持っておきたい。そこで、ガミの目を入れ、連勝式は手広く買っていくことにした。

──────────────
◎13番タガノビューティー
○10番リメイク
▲7番ドンフランキー
△4番ジレトール
※16番オメガレインボー
×11番メイショウテンスイ
×3番シャマル
×12番メイショウダジン
×8番ブルベアイリーデ
×6番イフティファール
×9番フラム

【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
13→10(×8)
13→7(×3)
13→3.4.16
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
10.13→全通り(14点)
7.13→全通り(14点)
4.13→全通り(14点)
13.16→全通り(14点)
11.13→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
13.10→全通り(84点)
13.10→3.4.7.16(×2)(48点)
13.10→5(6点)
13.7→全通り(84点)

━━━━━━━━━━━━━━
【日曜後半レース】

福島12R
彦星賞

2勝クラスの芝1200m戦。馬場状態が気になるところで、メンバー的には「スピードがあって、折り合いが鍵になる」というタイプが多い。

◎インプロバイザーは母が芝1200mの重賞を2勝したリトルゲルダ。2月の1勝クラス勝ちが強く、続く昇級戦でアタマ差の2着に好走した。前走の13着は直線競馬の道悪で内めを引いたから参考外である。

中間はリフレッシュ放牧を入れ、音無秀孝流で坂路(栗東)でしっかりと追われて仕上がりは良好。気性が強すぎるのが課題だが、乗り慣れている松若風馬がうまく御して誘導できれば好勝負になる。福島は合いそうだし、馬場は少し渋ったぐらいなら問題ないはず。

○トラベログはスピード能力高い3歳の牝馬。前走で重賞の葵Sに挑み、盛り返す感じで頑張って0秒5差の6着で入線した。攻めで好時計をマークして仕上がりは良く、気性の難しさを出さなければ一発も。

▲ブーケファロス、△サンティーテソーロ、※スピードオブライトも3歳で高い素質を備えている。

◎10番インプロバイザー
○6番トラベログ
▲11番ブーケファロス
△7番サンティーテソーロ
※5番スピードオブライト
×2番ゼンカイテン
×12番ロードラスター
×3番ヨール
×13番プルスウルトラ
×14番アップストリーム

【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
10→11(×4)
10→5.6.7(×2)
10→12
6→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.10→全通り(12点)
10.11→全通り(12点)
7.10→全通り(12点)
5.10→全通り(12点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.6→全通り(72点)
10.11→全通り(72点)
10.11→5.6.7(×2)(36点)
10.11→3.7(12点)

━━━━━━━━━━━━━━
中京12R
シンガポールターフクラブ賞

2勝クラスの芝1600m戦。福島と同様に馬場状態がわからず、影響を受ける馬が出てくるかもしれない。

◎フルメタルボディーは阪神の芝1600m(外)の前走で、みずから速めのペースを作って1分32秒9(稍)で押し切った。母が京成杯オータムハンデキャップを勝ったザレマという3歳馬。さすがに能力は高い。

中間は栗東のCWコースと坂路でしっかりと乗り込んでいて、気になる反動はなさそう。昇級といっても相手は特別に強くないし、互角の勝負になっていい。中京はダートで結果を出していて、馬場は少し渋るぐらいなら大丈夫。ヤネはテン乗りで岩田望来。

○レゾンドゥスリールは阪神ジュベナイルフィリーズを制したローブティサージュの仔。昨秋の中京での1勝クラス勝ちが好時計で、京都の前走では積極的な競馬から0秒2差の3着に応戦した。乗り込んで仕上がりは上々で、道悪も水準にはこなす。

▲は緩さがあるものの潜在能力は高い良血のダノンソフィアで、以下、ヴェールアンレーヴ、エアミアーニ、メイショウカイト、ミスヨコハマの順番。

◎4番フルメタルボディー
○5番レゾンドゥスリール
▲3番ダノンソフィア
△6番ヴェールアンレーヴ
※2番エアミアーニ
×11番メイショウカイト
×7番ミスヨコハマ
×1番コーディアル
×9番サヴァイヴ
×10番タイセイドリーマー

【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→3.6(×6)
4→2.5.7.11(×2)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
4.5→全通り(10点)
3.4→全通り(10点)
4.6→全通り(10点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.5→全通り(60点)
4.5→3.6(×2)(24点)

━━━━━━━━━━━━━━
函館11R
五稜郭ステークス

3勝クラスの芝1800戦。函館の芝は今週から仮柵を設置してBコース使用になっていて、土曜の競馬では速い時計も出ていた。

◎ダークエクリプスは祖母がディープインパクトを産んだウインドインハーヘア。4歳になって2月に小倉で2勝クラスを勝ち、3勝クラスに上がって4着、5着と駆けている。

早めに函館入りし、1週前にウッドコースで65秒台の好時計をマークして動ける仕上がり。函館では新馬戦を勝っているし、13番枠からジワッと流れに乗る形が取れれば差のない競馬になる。吉田隼人は1勝クラスを勝った時に騎乗していた。

○ウインエクレールは3歳の春にリステッド競走のスイートピーSを勝ち、次に札幌で3勝クラスを2着した。乗り込んで時計が出ていて、当日に大きく馬体が減っていなければ。

▲フィールシンパシーは新潟の前走でロスのある競馬になりながらハナ+クビ差の3着に差し込んだ。トモに緩さが残っているが、函館入りしてからの調整は順調。初となる北海道の洋芝も問題なさそうで。

△はチークピーシズを着けて大きく変わる可能性があるサンストックトンで、※は函館で2勝クラスを勝って中間も順調なジャスティンエース。以下、警戒が必要な勢力が多くいる。

◎13番ダークエクリプス
○6番ウインエクレール
▲2番フィールシンパシー
△9番サンストックトン
※8番ジャスティンエース
×10番ミスフィガロ
×5番アンダープロット
×14番シルヴェリオ
×12番アケルナルスター
×4番ゴーゴーユタカ
×3番マジカルステージ

【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
13→2.8.9(×2)
13→4.6.14
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.13→全通り(12点)
2.13→全通り(12点)
9.13→全通り(12点)
8.13→全通り(12点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
13.6→全通り(72点)
13.6→9(6点)
13.2→全通り(72点)
13.2→9(×3)(18点)
13.2→8(6点)

━━━━━━━━━━━━━━
函館12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスの芝1200m戦。11頭立てになり、3頭が前走で函館を使って馬券に絡んでいる。別路線組の一発には注意したいところだ。

◎シタンは函館緒戦の前走でクビ+クビ差の3着に好走。滞在効果があり、馬体は16キロ増の432キロだった。中2週でウッドコースでしっかり乗れていて、反動はない様子。自在に運べるのは強みだし、引き続き浜中俊で上位争いに。

○ポルタフォルトゥナは函館2戦目の前走で、4コーナーで外に振られながらクビ差の2着に追い込んだ。連闘後の中2週でも2本の大きめの時計を出せている。佐々木大輔も2度目の騎乗になるし、こちらも好勝負になりそうだ。

▲コンチトーホク、△ツヴァイシュテルネ、※キャニオニングは別路線組の伏兵馬。いずれも気性面から1200mの距離は合っていて、穴を開けておかしくない。

以下はビップシュプリーム、カワキタマックス、ピンクセイラーなど。

◎4番シタン
○11番ポルタフォルトゥナ
▲10番コンチトーホク
△3番ツヴァイシュテルネ
※6番キャニオニング
×1番ビップシュプリーム
×5番カワキタマックス
×7番ピンクセイラー
×9番イイヒニナル
×2番グレイトミッション

【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→1.11(×4)
4→7(×2)
4→5.6.9.10
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
4→全通り(45点)
【3連複】(軸2頭ながし)
4.11→全通り(9点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.11→全通り(54点)
4.11→1(×4)(24点)
4.11→7(×2)(12点)
4.11→5(6点)
4.10→全通り(54点)

━━━━━━━━━━━━━━
【土曜メインレース】

福島11R
阿武隈ステークス ハンデ戦、馬場が心配、◎はB着の先行で怖さあり

3勝クラスの戦いで、舞台は福島の芝1800m。

右回り。正面直線からの発走、コーナーは4つ。スタートして少し走って坂を上ることになる。ゴール板を過ぎ、2コーナー入り口にかけては緩めの下り坂(高低差1.7m)。そこからは緩い上り勾配で、向正面に入ってから100m強の間に高低差が1.3mある坂を上る。

向正面の半ばから4コーナーの途中までは平坦が続くことになる。残り400mから直線に入って残り約170mの地点までは緩めの下り坂。そこから残り約50mまでは高低差が1.2mある上り坂で、上り切ってからは平坦になっている。

直線距離は292.0m(Aコース使用時)。コース全体の高低差は1.9m。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全周の内柵沿いに傷みが出始めましたが、概ね良好な状態です」と発表があった。

先週の芝は、土曜が稍重で、日曜は回復して良だった。

土曜に行われた3勝クラスの芝1800m戦は、3歳の牝馬が2番手から抜け出して2馬身半差で快勝。2着は好位のインを進み、直線で外に動かして脚を使ったセナリストで、3着には逃げたロムネヤが残った。勝ち時計は1分48秒3(稍)。レースの1000m通過は60秒7で、上がりは12秒0-11秒5-12秒0だった。

3歳馬が争った日曜のラジオNIKKKEI賞(GIII・芝1800m)を勝ったのは、3番人気のエルトンバローズ。3番手のインを手応え良く進み、直線に入る前に外に動かすと、粘り強く伸びて勝ち切った。2着は2番手追走から直線で一旦は先頭に出たシルトホルンで、3着は馬群を割って伸びた1番人気のレーベンスティールだった。勝ち時計は1分46秒9(良)。レースの1000m通過は59秒7で、上がりは11秒6-11秒5-12秒1の35秒2だった。

今週の土曜は、朝から小雨が降っている状況。夜には強くなるということで、メインの頃にどんな馬場になっているかは読めないところがある。

──────────────
11頭立てと頭数は少なめ。ハンデ戦になり、トップハンデが57キロ、最軽量が52キロで、5キロの上下差がある。馬場状態は気になるところだ。

伊藤大士厩舎(美浦)の4歳牝馬オンリーオピニオンに◎を打った。

馬主はラフィアン、生産牧場はビッグレッドファームで、土台を造ったのは岡田一族になる。2歳時に福島の芝1800mで新馬勝ちを決め、2戦目は重賞の札幌2歳S(芝1800m)に挑戦して4着に健闘した。3歳の夏には、函館の芝1800mで1勝クラスと2勝クラスを連勝している。これまで、逃げ、もしくは2番手からの競馬で結果を出してきた。

4歳になって春にダートを使ったあとで立て直しを図った。美浦に戻ってからウッドコースで乗られ、今週は69秒1-52秒9-11秒7を楽にマークしている。岡田一族はしっかり乗ってくるし、動ける仕上がりにあるとみていだろう。

ハンデは53キロ。メンバーを見渡すと、先行して自分の競馬ができそうだ。稍重で2勝していて、渋った馬場で結果を出している。極端に悪くなった時にどうかはわからないが。

今回は初ブリンカー着で挑む。後ろの組が道悪に苦しむ可能性は低くはないし、粘り込むシーンがあっていい。配当面で妙味があるので狙っていきたい。

相手の筆頭はエリオトローピオ。オンリーオピニオンと同じで4歳の牝馬、そして、馬主と生産牧場が一緒…。要するに岡田一族の牝馬である。

福島コースは(3.1.0.0)、1800mでは2戦2勝。今年の春には、50キロの軽ハンデでリステッド競走の福島民報杯(芝2000m)を2着している。

410キロ級と小柄だが、稍重で走れている。重以上になったどうかという心配はあるが、ハンデは54キロで問題ないし、デキの良さで好勝負を演じてもらいたい。

▲は5歳の牝馬イリマ。小倉の芝2000mで初勝利を挙げた時の時計が1分57秒5(良)で、今回と同じ舞台で2勝クラスを勝った時の時計は1分47秒2(良)だった。

1週前に栗東Bコースで63秒5-11秒2の好時計マーク。53キロのハンデは有利で、結果が出ていない道悪を克服できるかが鍵になる。特別に悪化しなければ。

△はヴェールランス。府中での2勝クラス勝ちは、行きたがって途中からハナに立って押し切るという内容だった。中1週での遠征がポイントになるが、攻めは速めにやれたし、前走から3キロ減って55キロで走れるのは大きいので。

※は最軽量52キロの牝馬パープルレディで、以下はギャラントウォリア、エターナルヴィテス、アールクインダムなど。「馬場悪化が進んだハンデ戦…」という状況になるようだと、何が起こっても驚けない。

──────────────
◎3番オンリーオピニオン
○9番エリオトローピオ
▲7番イリマ
△11番ヴェールランス
※8番パープルレディ
×4番ギャラントウォリア
×5番エターナルヴィテス
×10番アールクインダム
×1番シンボ
×6番ホウオウリアリティ

【単勝】3番(10%)
【複勝】3番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→9(×6)
3→7.11(×2)
3→1.4.6
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
3→全通り(45点)
【3連複】(軸2頭ながし)
3.9→1.4.6(3点)
【3連複】
3-7-9(×3)・3-9-11(×3)・3-7-11
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.9→全通り(54点)
3.9→7.11(12点)
3.7→全通り(54点)

━━━━━━━━━━━━━━
中京11R
マレーシアカップ ダートの状態が鍵に、◎と○は成長中の4歳馬で配当妙味あり

3勝クラスの戦いで、舞台は中京のダ1800m。

左回り。正面直線からの発走、コーナーは4つ。スタートして100m弱は急な上り坂になっている。1回目のゴール板を過ぎ、2コーナー途中からは緩めの上り勾配に。向正面の残り約1000mがコースの最高地点になる。

そこからは下りに転じ、下り坂は直線に入って残り380mまで続く。下り切ったところが最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

直線の残り380m~残り220mは勾配1.14%(高低差は1.8m)の急な上り坂。残り220mから50mほどは緩い上り勾配で、あとはほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。コース全体の高低差は3.4m。

先週のダートは、土曜が不良で、日曜が重→稍重と推移した。

高額条件はなく、日曜に2勝クラスのダ1800m戦が組まれていた。勝ったのはマルカアトラスで、逃げて絡まれるシーンもありながら渋太く押し切った。2着は直線で外から伸びたサンライズジャストで、3着は外から追い込んだショウサンキズナだった。勝ち時計は1分52秒6(稍)。レースの1000m通過は60秒8で、上がりは12秒9-13秒1-13秒3の39秒3だった。

日曜の最終レースに組まれていたのが1勝クラスのダ1200m戦。16番枠から外で脚をタメていたテイエムフェローが直線で外から伸びて追い込み切った。2着は勝ち馬を追って伸びたビーストアタックで、3着には逃げたダノンセシボンが残っている。勝ち時計は1分11秒7(稍)。レースの前半3ハロンは34秒4で、上がりは12秒3-12秒3-12秒7の37秒3だった。

今週の土曜は、昼過ぎから雨が落ち、夕方に激しく降るという予報。メインの頃にダートの状態がどうなっているのかは読めないところがある。なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cm。

──────────────
フルゲートの16頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが57キロ、最軽量が51キロで、6キロの上下差がある。

馬場がどうなっているかはっきりせず、走りやすさの度合いによって、ジョッキーの考え、展開、ペースが変わってくることになる。

長谷川浩大厩舎(栗東)の4歳牝馬セレッソに◎を打った。

母は地方のダート交流重賞を2勝したレディバラード。兄に皐月賞3着、宝塚記念2着、アメリカジョッキークラブカップ1着のダノンバラードがいるという良血馬である。

1月の中京ダ1900mの2勝クラスでは、のちにオープンを3着することになるレッドファーロとクビ差の2着。4月に京都で2勝クラスを3馬身差で快勝し、続く阪神戦で直線で早めに先頭に出る強気の競馬で3着に健闘した。

今回は中7週のあとの中2週になり、坂路で1週前に53秒9-12秒9、今週は53秒6-12秒7で追われた。引き続き、いい状態にあるとみてよさそうだ。

ヤネはテン乗りだった前走で3着にみちびいた西村淳也。冷静に立ち回る若手の有望株で、6月にはビッグリボンでマーメイドSを、先週にはエルトンバローズでラジオNIKKKEI賞を勝った。54キロのハンデで走れるのは大きいし、4番枠からゴチャつかずにうまく立ち回ってくると好勝負が可能になる。

畑端省吾厩舎(栗東)の4歳馬ゼウスバイオも注目される存在。

昨秋に阪神で1勝クラスと2勝クラスを連勝し、昇級してから3戦連続で4着に駆けた。中間はリフレッシュ放牧を入れ、栗東に戻ってからCWコースと坂路でハードに追われている。ハンデ56キロでいいし、幸英明とのコンビで勝った実績も。人気がないので狙ってみたい。

▲はミッキーヌチバナ。2勝クラスを勝った時にキングズソード(のちにアンタレスS3着、三宮S1着)を完封していて、昇級してからは2着、3着、4着と崩れていない。ハンデは57キロで問題ないし、ベストの1800mで巻き返しがある。ヤネはテン乗りで菱田裕二。

△は底が割れていないところがあり、川田将雅が手綱を取る4歳のタガノエスコート(57キロ)。※は前走で2勝クラスを勝ち、攻めをコース中心に切り替えたプリモスペランツァ(56キロ)で、以下、軽視できない勢力が多くいる。

◎は伏兵級、○は人気薄。ハマると大きな馬券になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

──────────────
◎4番セレッソ
○2番ゼウスバイオ
▲1番ミッキーヌチバナ
△11番タガノエスコート
※8番プリモスペランツァ
×7番サンマルレジェンド
×12番セイクリッドゲイズ
×13番ライオットガール
×6番テイエムマグマ
×5番サンライズアリオン
×16番アズユーフィール

【単勝】4番(10%)・2番(10%)
【複勝】4番(50%)・2番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→11(×4)
4→5(×3)
4→1(×2)
4→7.8.13
2→全通り
2→5.11
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.4→全通り(14点)
1.4→全通り(14点)
1.2→全通り(14点)
4.11→全通り(14点)
2.11→全通り(14点)
4.8→全通り(14点)
2.8→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.2→全通り(84点)
4.1→全通り(84点)
4.1→5.11(12点)
4.11→全通り(84点)
4.11→5(×3)(18点)
4.11→1.7.8(18点)

━━━━━━━━━━━━━━
【土曜後半レース】

マリーンS
3連単  6,550円(×3)
3連複  1,700円
馬 連 1,000円(×4)
ワイド  400円(×4)
ワイド  380円(×5)
単 勝  310円(10%)
複 勝  150円(90%)
◎ペプチドナイル1着(1人気)
◎×▲でヒット

──────────────
福島12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1150戦。スタートしてしばらく芝を走る特殊なコースである。雨が降って脚抜きの良い馬場…。スピードの有無は重要だが、もちろん展開も軽く考えてはいけない。

昇級してきた3歳馬は2頭で、残る11頭は全馬が前走で馬券から外れている。そんなメンバーでもあり、伏兵馬を狙っていくことにした。

◎リオンラファールは兄に短距離ダートで活躍するオープン馬ジェネティクスがいる良血馬。気性が強くて乗り難しいのが難点だが、スピードは相当なモノがある。今回は無理に行かせず、終いの伸びを引き出す競馬を試すとのことだ。

1週前に美浦のウッドコースでジョッキー騎乗といえ66秒0-50秒3-11秒0の好時計をマークして仕上がりは良さそう。ヤネは甘さがある菊沢一樹だが、前走に続いて2度目の騎乗になるし、抑える形で型にハマると一発がある。なお、同馬は岡田一族の所有馬。

○ホウオウジュレップは岡田一族の生産馬。兄に川崎の全日本2歳優駿(JpnI)を3着したローズジュレップがいる。

1週前に美浦のウッドコースで楽に65秒2-12秒0をマークするなどして気配は良好。走りっぷりから久しぶりに走るダートは問題ないし、激走シーンがあって不思議はない。ヤネは強くしっかりと追ってくる木幡巧也。

▲は人気の3歳牝馬マーブルマカロン。中山ダ1200mで新馬勝ちを決め、2歳と3歳の1勝クラスで好走実績がある。1週前の攻めでは七夕賞に出走するバトルボーンを煽る動きを見せた。53キロで走れるのは大きく、スムーズなら勝ち負けに。

△はスピード能力が高く、3キロ減騎手(水沼元輝)を起用してきたデュアルキャリアー。以下、キイロノトマト、フエキ、リッキーヤスオカなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

◎と〇はどちらも人気薄。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。

◎6番リオンラファール
○4番ホウオウジュレップ
▲3番マーブルマカロン
△11番デュアルキャリアー
※13番キイロノトマト
×9番フエキ
×5番リッキーヤスオカ
×10番ベアカワイコチャン
×1番クリノアルバトロス
×7番サルフトピッチ

【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(60%)・4番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→3(×3)
6→9.11.13
4→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
4.6→全通り(11点)
3.6→全通り(11点)
3.6→5.9.11.13(4点)
3.4→全通り(11点)
6.11→全通り(11点)
4.11→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.4→全通り(66点)
6.3→全通り(66点)
6.3→1.5.9.11.13(30点)
4.3→全通り(66点)

━━━━━━━━━━━━━━
中京12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスの芝1600m戦、牝馬同士の戦いになる。空模様が怪しく、馬場状態が気になるところ。そんな馬場に対応できるか微妙な牝馬が多い印象である。また、揉まれずに先行したいタイプが多く、タテに長い難しい競馬になりそうだ。

◎キタサンダムールは春に新馬戦をハナの2着に駆け、2戦目に馬体を増やして外から差し切った。3戦目の3歳1勝クラスは5着だったが、東への輸送に加え、馬場も渋っていた分でトモがハマらない感じである。

中間は放牧に出して立て直し、CWコースで長めから乗られて仕上がりは良好。馬場が心配ではあるが、1勝クラスなら素質は上だし、53キロで走れる利もある。ヤネはリーディングの川田将雅で、上位に持ってきてくれないか。

○アエリーゾは初勝利を阪神のダ1800mで挙げていて、後続に10馬身の差をつけた。昇級して結果は出ていないが、休養前は使い込んでいたし、立て直した効果で気配がいい。芝もこなせていいし、ヤネは追いに関してはトップクラスの坂井瑠星。まったくの人気薄で、穴として狙ってみたい。

▲は初ブリンカー着で挑むテンノメッセージ、△は高い素質を秘める良血のサファイア、※は叩いた上積みが見込めるメテオリートで、この3頭は3歳馬。以下、軽視できない勢力が多くいる。

メンバーも展開も難しい上に、馬場状態がはっきりしない。伏兵馬が台頭するか、入線順が狂って大きな馬券になることを期待し、連勝式は手広く買っていきたい。

◎11番キタサンダムール
○16番アエリーゾ
▲12番テンノメッセージ
△9番サファイア
※6番メテオリート
×5番プウスカンドゥール
×4番ハレアカラフラ
×14番ジャマン
×13番アンジェリーナ
×15番マルカシャルマン
×1番トンジンチ

【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(80%)・16番(10%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
11→9(×3)
11→6.12(×2)
16→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
11.16→全通り(14点)
11.12→全通り(14点)
9.11→全通り(14点)
6.11→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.16→全通り(84点)
11.12→全通り(84点)
11.12→1(×2)(12点)
11.9→全通り(84点)
11.9→1(×3)(18点)
11.9→4.6.12.13(24点)

━━━━━━━━━━━━━━
函館11R
マリーンステークス

ダ1700mで争われるオープン特別。ハンデ戦になり、5.5キロの上下差がある。ダートは乾いて少しタフな状態になっていそうだ。

人気の一角のペプチドナイルが前で競馬をして、後続のジョッキーたちは同馬を意識して動くことになる。

◎ペプチドナイルは2週前に今回と舞台が同じだった大沼Sを勝った。逃げる形になったが、向正面でマクられて2番手になり、また先頭に出かかって今度は内から出られる。普通ならバタバタになっているような競馬だったが、驚愕の3馬身の快勝。しかも、スタミナが残っていて、ゴールしたあとに後ろとの差を広げていた。

そこから中1週での競馬になり、攻めはダートコースで大きめ。前走で余力があった分で大丈夫とは思うが、目に見えない疲れが残っている可能性はある。

ハンデは57.5キロで問題ないだろう。ブリンカーを着けようになってからの走りから行きすぎてしまうかもしれず、そのあたりはテン乗りになる藤岡佑介がうまく御す必要がある。

不安な点があるのも確かだが、前走の勝ちっぷりが異様とも言える強さだった。よって、中心に期待する。

○メイショウユズルハは大沼Sで2着とクビ差の3着。真面目に走らない気性だが、岩田康誠がしごいて前に持っていき、4コーナーでモタつきながらも渋太く盛り返してきた。

気性を考えると、中1週は問題なさそう。ハンデは55キロで、ペプチドナイルとは前走が同斤、今回が2.5キロ差になる。ハンデ差と配当面から、こちらか入った方がいいという考え方もできて自然である。

▲セキフウは大沼Sで2着。59キロを背負っていたが、大外からグイグイ伸びて連対を果たした。完成前の4歳馬ということで、中1週がどう出るか。ハンデ戦で57.5キロになるのは大きく、これも有力候補の一頭である。

△は条件級を2連勝して、重賞のアンタレスSで4着に差し込んだパワーブローキング。56キロで走れるのは有利で、久々と函館のダ1700mへの対応が鍵になる。

以下はアシャカトブ、ルコルセール、プリティーチャンス、ロッシュローブなど。連勝式はうまく崩れて大きな配当になってくれると理想的。

◎10番ペプチドナイル
○11番メイショウユズルハ
▲13番セキフウ
△6番パワーブローキング
※2番アシャカトブ
×9番ルコルセール
×7番プリティーチャンス
×1番ロッシュローブ
×14番ウェルドーン
×4番スライリー

【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
10→11.13(×4)
10→6.9(×3)
10→1.2.14
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
10.11→全通り(12点)
10.13→全通り(12点)
11.13→全通り(12点)
6.10→全通り(12点)
2.10→全通り(12点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.11→全通り(72点)
10.11→9.13(×2)(24点)
10.11→2.6.14(18点)
10.13→全通り(72点)
10.13→6.9(×2)(24点)
10.13→2.14(12点)

━━━━━━━━━━━━━━
函館12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスの芝1200m戦。今週から仮柵を設置してBコース使用に替わり、傷んでいた内は隠されることになる。

レースはナリタローゼが逃げる可能性が高く、前走で飛ばしすぎた分で今回はペースを抑えようとするはずだ。それが叶うかはわからないが。

◎ケイアイクビラは姉に現オープンのクインズメリッサがいる3歳の牝馬。初勝利を挙げるのに6戦を要したが、今回と同じ舞台の前走がいい勝ちっぷりだった。時計は1分08秒9(良)。当日の1勝クラスの勝ち時計1分10秒2を大きく上回り、さらに1分09秒1のオープン特別(UHB杯)よりも速かった。

絞れた前走で馬体はちょうど良さそうで、中間は函館に滞在して順調に乗られている。まだフワフワと気を抜いて走っているところがあり、秘めた能力は相当、時計面からも1勝クラスで通用して当然。ヤネは引き続き松田大作で、連勝を決める可能性が高い。

相手探しは難しい感じ。穴っぽいところで、アルジェントステラを○、ハイライフを▲としたが、何が絡んでも驚けない状況である。連勝式は手広く買って、薄めに抜けるのを待つ攻め方でいきたい。

◎9番ケイアイクビラ
○1番アルジェントステラ
▲6番ハイライフ
△5番ナリタローゼ
※8番デルマヤクシ
×10番オルフェスト
×11番スクルプトーリス
×4番ハウピア
×7番オラヴェリタス
×2番サイモンカーチス

【単勝】9番(20%)
【複勝】9番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→10(×6)
9→5.11(×3)
9→8(×2)
9→1.3.6
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(45点)
【3連複】(軸2頭ながし)
9.10→5.8.11(×5)(15点)
9.10→1.3.6(×2)(6点)
──────────────
【3連単】(フォーメーション)
1着:9
2着:1.5.6.8.10
3着:全通り(45点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:9
2着:全通り
3着:1.5.6.8.10(45点)

━━━━━━━━━━━━━━

騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。