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9月22日・23日の予想コメントと的中結果

【9月22日・23日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、月曜メインレース+後半レース、日曜メインレース+後半レース、土曜メインレース+後半レース)

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【超万馬券予想の的中結果】

■9月22日(日)
夕月特別
3連単 19万5,270円
3連複    9,660円
馬 連  2万3,750円
単 勝   2,370円(10%)
複 勝    310円(40%)
タイセイフェリーク1着(6人気)

オールカマー
3連単 8万1,650円
3連複 2万9,160円
馬 連   3,470円
単 勝    150円(100%)
◎レーベンスティール1着(1人気)

神戸新聞杯
馬 連 2,640円
単 勝  540円(10%)
複 勝  250円(90%)
◎メイショウタバル1着(2人気)

中山12R
単 勝 140円(10%)
複 勝 110円(90%)
◎インビンシブルパパ1着(1人気)

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■9月21日(土)
伊賀S
3連単 29万8,130円
3連複  5万4,010円
馬 連  1万5,150円
単 勝   2,760円(10%)
複 勝    760円(30%)
◎エミサキホコル1着(8人気)

ながつきS
複 勝 290円(90%)
◎アドバンスファラオ3着(6人気)

中山12R
単 勝 260円(10%)
複 勝 120円(90%)
◎マンマリアーレ1着(1人気)

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【日曜メインレース+後半レース】

オールカマー
3連単  8万1,650円
3連複  2万9,160円
馬 連   3,470円(×2)
ワイド   1,270円(×2)
ワイド   1,200円(×2)
単 勝    150円(100%)
◎レーベンスティール1着(1人気)
◎※×でヒット

中山12R
3連単  8,410円
3連複  2,710円
ワイド  400円(×11)
ワイド 1,420円(×2)

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中山11R
オールカマー(GII) ◎は攻め豊富でルメール、○は横山武史で前進を

中山の芝2200mで争われるGII競走。

右回り。正面直線の4コーナー出口からのスタート、外回りコースを使用。Cコース使用時には、140mほど走って急坂を上ることになる。ゴール地点から1コーナー途中までは少し急な上り勾配で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。

2コーナーに入って緩い下りになり、100mほど走ると平坦になる。約200m走って、残り約1250mからは少し急な下り坂に。2コーナーを回り切り、向正面を走って3コーナー手前で勾配は少し緩くなるが、下りは3コーナー途中の残り約700mまで約550mも続くことになる。その間に4mほどの高低差を駆け下りる。

下り切ると、ほぼ平坦に。300mほど走って、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂になる。

下りが終わると軽い上り坂になる。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂。高低差は2.2mあり、最大勾配2.24%はJRA全10場の坂の中で最大の数字になる。残りの70mはほぼ平坦。直線距離は310m。コース全体の高低差は、10場の中で最大となる5.3m。

芝は開催3週目で、先週までのBコースからCコース使用に替わっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「今週からCコースを使用します。コース変更に伴い傷みはカバーされ良好な状態です」と発表があった。

土曜の芝は良馬場。朝の段階のクッション値は「10.2」で、4コーナーとゴール前の含水率は相変わらず高かった。

芝はスピードの出る状態。カンナS(2歳のオープン特別)では、エコロジークが2歳のJRAレコードとなる1分07秒2で逃げ切った。中距離以上の競馬となると、2勝クラスの九十九里特別(芝2500m)をアドマイヤサジーが2分30秒6で勝利している。

日曜は曇りで、ときどき雨が降るという天候になりそう。メインの時にどんな馬場になっているかは、読みづらいところがある。

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15頭立て。1着馬には天皇賞(秋)(10月27日)の優先出走権が与えられる。

アウスヴァールが3番枠からハナへ。気持ち良くスイスイと走るタイプで、後続を少し離すことになるかもしれない。

好位を進むのはフェーングロッテン、ナイママ、ステラヴェローチェ、リカンカブールあたりに。外回りの競馬は、3コーナーに入って後続が動き出すケースが多い。

田中博康厩舎(美浦)の4歳馬レーベンスティールに◎を打った。

体質に弱いところがあり、田中博師は成長を待ちつつ、間隔を開けて慎重に使ってきた。初めて「本気で仕上げてきたな」と思ったのが、昨年のセントライト記念。舞台は今回と同じ、ヤネはモレイラで、じっくりとタメる競馬から直線で一気に抜け出して快勝した。

続く海外遠征の香港ヴァーズは8着。4歳の緒戦は夏の新潟記念で、攻めが加減気味、当日はうるさいところがあり、チグハグな競馬になって11着に終わった。

エプソムカップは大敗後の中4週でもしっかりと負荷をかけていた。実戦では59キロを背負いながら悠々と抜けてV。時計も優秀だったし、とにかく強かった。

そして、今回…。GIを控えている状況だが、驚くぐらいハードに攻めてきた。数が多くなりすぎるので、時計を並べるのは大変。速いところを抜き出すと、9月4日の段階でウッドコースで65秒-11秒3が出ていて、次の週に65秒5-11秒5、19日の最終追いは65秒4-11秒3をマークした。

日曜にはウッドコースで速めをやったり、坂路で速めをやったり。今週の土曜には坂路で15-15を乗っている。これらすべてが体がしっかりして実が入っていることの証明になるだろう。

実際にボリュームある体つきをしていて、トモの蹴りは上々だし、全体の動きもいい。総括して、「GI前のGIIでここまでやらなくても…」というぐらいに意欲的だ。

ヤネはエプソムカップで初めてコンビを組んだルメール。59キロで結果を出したあとで57キロで走れるのも大きい。外回りの2200mは強い競馬を見せているコースだし、結果を出して当然という条件がそろっている。

課題となると道悪。3歳時に不良馬場で現オープンのセオとアタマ差の2着に駆けていて、こなせないわけではない。ただ、切れ味を活かすのに、良馬場が理想であるのは確かだ。それでも、充実している分で少しの道悪ならしっかりと走ってくれるとみた。勝利を収めて次のステージに進んでもらいたい。

相手の筆頭は、西の4歳馬サヴォーナ。重賞勝ちこそないものの、神戸新聞杯2着、菊花賞5着、日経新春杯2着などがあって、実績は十分である。

今回は初めて横山武史が手綱を取る。これまでは池添謙一が主戦の立場にいたが、ペースに合わない誘導をしたりで、サヴォーナの実力を殺す騎乗が多かった。横山武に替わるとなれば、はっきりと鞍上強化。テン乗りという点は課題になるが、栗東に出向いて最終追いで稽古をつけている。これで特徴はつかんだだろう。

CWコースでの1週前追い切りでは、62秒8-12秒6をマークした。もともと前進気勢が強く、マークしたというより「出てしまった」という感じか。武史が跨った今週は抑えが利いている感じだったし、実戦でもうまく息を入れて走れるといい。

仕上がり自体は良さそうだし、外回りの2200mも悪くないはず。武史とのコンビでリズム良く走れれば、高いパフォーマンスを見せてくる。

▲は西の5歳セン馬フェーングロッテン。去勢してからの2走は5着、13着で、秋緒戦の今回は攻めを強化してきた。1週前にCWコースで65秒5-12秒1で追われ、今週は坂路で52秒9-12秒3で鋭く先着している。

頭の高いフォームは変わっていないが、いい先行力があって、手応え以上に頑張る持久力がある。前でスムーズな競馬ができそうなメンバーだし、ヤネが強くしっかりと追える佐々木大輔で抵抗するシーンがありそうだ。単勝万馬券レベルの超人気薄になっている。

△は2年2ヵ月ぶりの実戦だった関越Sでレコード決着の中を4着に駆けたアルビージャ。※は逃げてうまく競馬をつくれれば粘りを発揮するアウスヴァールで、×の1番手は中山の2200mが合いそうなヤマニンサンパ。

以下、ロバートソンキー、ステラヴェローチェ、ニシノレヴナント、リカンカブールなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

午前の段階で、◎レーベンスティールは単勝200円の1番人気。連勝式は同馬から手広く買っていくことにした。うまく崩れて、大きめの配当、あるいは大きな配当になってくれると理想的。

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◎4番レーベンスティール
○11番サヴォーナ
▲10番フェーングロッテン
△6番アルビージャ
※3番アウスヴァール
×7番ヤマニンサンパ
×12番ロバートソンキー
×5番ステラヴェローチェ
×8番ニシノレヴナント
×14番リカンカブール
×2番ラーグルフ
×1番サリエラ

【単勝】4番(100%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→5(×13)
4→11(×11)
4→1(×8)
4→2.6.7.12.15(×2)
4→3.8.9.14
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【3連複】(軸1頭ながし)
4→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
4.11→5(×14)(14点)
4.11→1(×8)(8点)
4.11→2.6.7.12.15(×2)(10点)
4.11→3.8.9.14(4点)
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【3連単】(フォーメーション)
1着:4
2着:3.6.7.10.11
3着:全通り(65点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:4
2着:全通り
3着:3.6.7.10.11(65点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:4
2着:11
3着:全通り(13点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:4
2着:全通り
3着:11(13点)
【3連単】
4-11-5(×7)・4-11-1(×4)・4-5-11(×9)・4-1-11(×4)(24点)

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中京11R
神戸新聞杯(GII) ◎は素質高く好仕上がり、○は馬場が鍵も大穴候補

3歳馬が争うGII競走で、舞台は中京の芝2200m。

左回り。4コーナーの出口付近にある引き込み線からの発走。スタート後は下り坂で、残り約340mから急坂を上る。残り約240mから緩やかな上りになり、ゴール直前から平坦に近い勾配になる。

ゴール板を過ぎて1コーナーに入り、2コーナーの入り口から上り勾配になる。なお、スタートから1コーナーまでの距離は500m強。

上りは向正面半ばの残り約1100mまで続き、400mほどの間に約1mの高低差を上ることになる。上り切ったところがコースの最高地点で、そこから下りに転じる。

下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりの残り340mがコースの最も低い地点で、3.5mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

下り切ってから一転して急な上り坂に。残り240mまでの100mの間に約2mの高低差を上ることになる。勾配は約2.0%で、これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のきつい坂である。

急坂が終わると緩い上り勾配になり、ゴール直前は平坦になっている。直線距離は412.5m。コース全体の高低差は3.5m。

芝は連続開催の7週目で、Bコース使用2週目になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全周内側に傷みがあります。特に3コーナーから4コーナー内柵沿いの傷みが大きくなっています」と発表があった。

土曜の芝は良馬場で、朝の段階のクッション値は「10.4」だった。

1勝クラスの芝2000mが2分00秒4で決着して、2勝クラスの芝1200m戦の勝ち時計は1分08秒4。それなりの時計は出ているが、開催が続いていることで、見た目に内はかなりボコボコとしている。

日曜は朝から雨が降ったり止んだりという天候。メインの頃にどんな馬場になっているかは読みづらい。

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サブマリーナ(4番)が出走取消になって14頭立て。上位3着までに菊花賞(10月20日)の優先出走権が与えられる。

重賞勝ち馬が3頭いて、リステッド勝ちが1頭。前走で未勝利~3勝クラスを勝っている勢力が6頭いる。

注目度の高いトライアルであるのは間違いないが、トモに緩さのある馬が多めにいて、気性の悪い馬も多めにいる。馬場状態も気になるところだ。

人気は当然のように割れている。午前11時29分の段階で、馬連の1番人気は1,330円、3連単の1番人気は9,630円。

佐々木晶三厩舎(栗東)のウエストナウに◎を打った。

キズナ×フランケルという配合になる。デビューは3歳の春、阪神芝1800m(外)が舞台で経験馬相手。ゲートの出は良くなかったが、直線で外に出すとグッと伸びて差し切ってみせた。1分45秒4(良)と走破時計も優秀で、質の高いパフォーマンスだった。

2戦目にはGIIの京都新聞杯に挑戦。出脚良くハナに行ったが、スタンド前で急に外に切れて数頭を弾くことになる。態勢を立て直して先手は譲らず、直線に入ってからもしっかりと走った。最後はジューンテイクに内をすくわれたが、大きな価値のある2着だった。

その後は放牧に出され、栗東に戻って8月の後半から時計を出し始める。1週前には西村淳也が跨ってラムジェット(オープン)と併せ馬を行い、66秒8-11秒2で外から先着した。ゴールを過ぎてから、さらにコーナーに入ってからもムチを入れてビシビシと追っている姿が印象的だった。仕上げが進んでいない時にこれをやることが多いが、それとは違う感じだ。

今週は助手が乗って坂路で調整。52秒6-12秒2の時計で大きく先着した。1週前は少し体が薄く映ったが、今週はボリュームが出て筋肉量が増しているように見えた。陣営は「全体にパワーアップしている」と話しいて、思惑通りに仕上がったとみて良さそうだ。

ヤネは初戦で手綱を取っていた西村淳也。デビュー7年目で25歳になるが、馬とコンタクトを取るのがうまく、その分もあって落ち着いて立ち回ってくる。レースの質に応じて、先行したり、差したり、内を突いたりと自在。ベテランでもなかなかいないぐらいのベテランのような騎乗をする。

馬自身、左回りを走るのは初めてだが、右回りでの2戦を見るとスムーズに走れる可能性がある。中京の2200mは起伏が大きくて楽なコースではない。その点は西村がうまく体力を残すように乗ってくれそうだ。

道悪に関しては、気持ちの面ではわからないが、走りと血統から水準にはこなせそう。直線で坂をしっかりと上り、好勝負を演じてもらいたい。人気の面で妙味があるし、狙っていくことにした。

相手の筆頭は、単勝万馬券級の西のインテグレイト。緩さがあって攻められないところがあったが、それで新馬戦、1勝クラスと2つの勝ち星を挙げている。1勝クラス勝ちの前走は途中でマクられて楽な競馬でなく、4コーナーで外に膨れるところもありながら勝ち切ったものだった。

中間はCWコースで意欲的な調整ぶり。2週前に自己ベストとなる65秒9-11秒7を出していて、直近は15日(日)に66秒4-11秒3を乗って、19日(木)の最終追いは68秒-11秒7で追われた。

やはり全体に少し緩さがあって頭が高いが、体つきはしっかりしてきている。楽に時計が出るあたり、中身もトモも充実してきたのだろう。

2戦目に敗退しているように道悪は微妙だが、成長した今なら少しぐらいならこなす可能性がある。見事に人気がないし、穴として期待してみたい。

▲は西のメイショウタバル。皐月賞は暴走して逃げて17着、ダービーは出走取消になったが、道悪の中で後続を6馬身も離した毎日杯の勝ちっぷりが強烈だった。

気性を考慮しての調整でも、しっかりと負荷をかけてボリューム感ある体を造ることができた。ジワッと先行して息が入ると粘り込むシーンがある。

△は西のショウナンラプンタ。メイショウタバルと同様に折り合い面に課題があり、こちらは直線でモタれるという欠点もある。

しかし、攻めで動いて仕上がりは良好。気性の面でも少し成長した感じだ。実戦に行って、スムーズな走りができるようなら。

※はトモに緩さがあるものの終いに脚を使ってきて、攻めでしっかりと負荷をかけられたヴィレム。以下、バッデレイト、オールセインツ、メリオーレム、ジューンテイクなど、軽視できない勢力が多くいる。

◎ウエストナウは単勝690円の3番人気となっている。3連単の1番人気が9,000円台という絞り込むのも難しいレース…。連勝式は高配当になるのを待つ形で、手を広げて買っていくことにした。

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◎12番ウエストナウ
○13番インテグレイト
▲15番メイショウタバル
△11番ショウナンラプンタ
※7番ヴィレム
×2番バッデレイト
×5番オールセインツ
×6番メリオーレム
×1番ジューンテイク
×8番ヤマニンステラータ
×14番ビザンチンドリーム
×10番ミスタージーティー

【単勝】12番(20%)
【複勝】12番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→6(×7)
12→1(×5)
12→2.5.11.15(×3)
12→7(×2)
12→14
13→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
12→全通り(78点)
12→1.2.5.6.7.11.15(21点)
12→1.5.6.11.15(×2)(20点)
【3連複】(軸2頭ながし)
6.12→1(×4)(4点)
6.12→5(×3)(3点)
6.12→2.11.15(×2)(6点)
6.12→7.8.10.14(4点)
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【3連単】(軸1頭ながし)
1着:12
相手:全通り(156点)
【3連単】(軸1頭ながし)
2着:12
相手:全通り(156点)
【3連単】(軸1頭マルチ)
12→1.2.5.6.7.11.15(126点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.6→1.2.5(×2)(36点)
12.6→11.15(12点)

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中山12R
3歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1200m戦。最終レースの時にどんなダートになっているか読みづらいが、雨が降って、ある程度は走りやすい馬場になっていそうだ。速いダートになっている可能性もある。

断然の1番人気に推されているインビンシブルパパが押し切れるメンバーだが、気になる3騎の伏兵馬を狙うことにした。

◎チュウワキャリアは東の3歳牝馬。今年の春に当舞台で1勝クラスを快勝したが、その時に負かしたトーアアイギスは、その後に連勝して3勝クラスまで上がっている。

7月の福島戦は展開が厳しかったし、暑さも応えたとのこと。中間は放牧に出して立て直し、坂路の最終追いで51秒9-37秒4-11秒8の好時計をマークした。いい仕上がりにあるとみていいだろう。

ヤネはテン乗りで大野拓弥。3歳馬で成長余力が残っているし、1番枠からスッと流れに乗ってスムーズな競馬ができると一発がある。

○ニジュウダンサーは東の4歳牝馬。1勝クラスを芝で勝っているが、初勝利と前走の現級で5着した走りからダートの方が適性が高そうだ。

1週前にウッドコースでラスト1ハロン11秒1を出し、今週は重たい坂路の中で52秒9-38秒3-12秒4の好時計。横山武史は同馬の2勝で跨っていて、これも穴候補になる。

▲ショウナンアビアスは東の4歳馬。4走前から2走前までの3走はオシェアがうまく乗れておらず、それでも1勝クラスをクリアして、昇級緒戦を5着した。前走の5着は福島のダ1150mが忙しかった感じである。

リフレッシュ放牧を挟んでデキは良さそう。岩田康誠はテン乗りになるが、外の14番枠を引いたのは悪くないし、再ブリンカー着がプラスに働くようだと激走がある。

△は3歳のマル外馬、ルメール騎乗のインビンシブルパパ。緩さのある大型馬だが、復帰戦の前走では、強い勝ち馬に突かれながら2着に残った。中1週で反動がないかだけで、あっさり決めるシーンまで。

以下、ドンレパルス、コブラ、グレタ、ネグレスコ、セリエルなど、侮れない勢力が多くいる。

午前の段階で、◎チュウワキャリアは単勝2,620円の5番人気、○ニジュウダンサーは単勝3,570円の8番人気、▲ショウナンアビアスは単勝2,710円の6番人気となっている。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎1番チュウワキャリア
○5番ニジュウダンサー
▲14番ショウナンアビアス
△6番インビンシブルパパ
※11番ドンレパルス
×10番コブラ
×8番グレタ
×7番ネグレスコ
×4番セリエル
×12番ルクスメテオール
×2番ダークンストーミー
×9番ライブリームーラン

【複勝】1番(40%)・5番(30%)・14番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
1→6(×10)
1→10
5→全通り
5→6(×7)
5→10
14→全通り
14→6(×10)
14→10(×2)
14→12
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【3連複】(軸1頭ながし)
1→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
5.14→全通り(13点)
5.6→全通り(13点)
6.14→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
1.5→全通り(78点)
1.5→6(×6)(36点)
1.14→全通り(78点)
1.14→6(×7)(42点)
5.14→全通り(78点)
5.14→6(×5)(30点)
1.6→全通り(78点)
5.6→全通り(78点)
14.6→全通り(78点)

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中京12R
3歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1200m戦。朝から雨が降ったり止んだりで、最終レースの時にどんなダートになっているのか読めない。少なくとも、パサパサの良馬場という状態にはなっていないだろう。

10頭立てになり、気性の悪い馬が多いメンバー。そして、間隔が詰まっている馬がいるし、脚抜きの良い馬場を歓迎しない馬もいる。人気には偏りがあり、順当に決着する可能性は低くないが、買いづらいところがあるのも確かだ。

◎ストリンジェンドは西の4歳馬。新潟の前走で2着しているが、勝ち馬は次走で3勝クラスを2着し、3着馬は次走で2勝クラスを勝ち上がり、4着馬は次走から連勝してオープン入りを果たした。

2着が多い成績なのは、気を抜くところがあるから。良馬場の方がいいかもしれないが、重馬場以上は未勝利時代に2着が2度あり、その時の勝ち馬ミエサキホコルとマニバドラは今やオープン馬である。

放牧に出してリフレッシュさせ、スムーズな左回りを目標に仕上げてきたのは好感。実際に坂路でしっかりと乗っている。

松山弘平はコンビを組んで(0.2.0.1)と同馬をつかんでいるようだし、今回も渋太く脚を使ってきそうだ。気性的に勝ち切れるかはどうかだが、軸として期待したい。

○インユアパレスは西の3歳馬で、マル外になる。新潟の前走ではスタート後に挟まれながら2着したが、直線で気の悪さを出し、内へと左へと見事にフラフラと走っていた。

そんなだから心配はあるが、断然の1番人気になってるのが納得できる脚力の持ち主。そして、川田将雅は1勝クラス勝ちの2走前に上がり35秒4の末脚を引き出していていて、川田が上位に持ってきそうなムードがある。攻めもやれているし、真面目に走ればあっさりまで。

▲はムラな気性も以前よりはマシになったプレイテシア。△スペシャルナンバーは冷静で的確に誘導する西村淳也で怖く、以下はクルールデュヴァン、ビップシュプリーム、ストライクオン、カイザーブリッツなど。

午前の段階で、◎ストリンジェンドは2番人気でも単勝600円台と妙味あるオッズになっている。難しい馬が多いことがあるし、連勝式は大きめの配当になる目を入れておきたいところ。よって、ガミの目ありで、手を広げて買っていくことにした。

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◎8番ストリンジェンド
○10番インユアアパレス
▲9番プレイテシア
△2番スペシャルナンバー
※3番クルールデュヴァン
×5番ビップシュプリーム
×7番ストライクオン
×4番カイザーブリッツ
×1番ミキノプリンス

【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→10(×24)
8→9(×7)
8→2(×4)
8→5.7(×3)
8→3(×2)
8→4
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
8→全通り(36点)
8→2.3.5.7.9.10(15点)
【3連複】(軸2頭ながし)
8.10→9(×16)(16点)
8.10→2(×8)(8点)
8.10→5.7(×6)(12点)
8.10→3(×3)(3点)
8.10→4(×2)(2点)
──────────────
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:8
相手:全通り(72点)
【3連単】(軸1頭ながし)
2着:8
相手:全通り(72点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.10→全通り(48点)

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【土曜メインレース+後半レース】

中山12R
3連単  5,090円
3連複  1,240円(×2)
ワイド  320円(×15)
ワイド  630円(×2)

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中山11R
ながつきステークス ◎は初B着がプラスに出れば、○は末脚堅実で

中山のダ1200mで争われるオープン特別。

右回り。芝コースの2コーナー奥にある引き込み線からの発走。ワンターンのコース。100mほど芝を走ってダートコースに入る。

スタート後は緩やかな下り坂。向正面に入って、残り約1050mからの約200mは急な下り坂になっている。残り約850mから緩い下り勾配になり、下りは3コーナーを回って4コーナー途中の残り約450mまで続く。スタートしてから下りの終わりまで、約4mの大きな高低差がある。

下り切ってから平坦になり、4コーナーを回り切って直線に向かう。残り200mからは急な上り坂で、ゴールまでに2m強の高さを駆け上がることになる。直線距離は308m。ダートコース全体の高低差は4.5mで、これはJRA全10場の中で最も大きい数字。

先週は土・日・月の3日間開催で、ダートはすべて良馬場だった。日曜の夜から月曜の朝にかけて雨が降ったが、月曜は含水率が少し高い程度で大きな影響はなかった。

1勝クラス以上のダ1200m戦は5鞍あった。1勝クラスの3鞍は1分12秒1、1分12秒1、1分11秒6、2勝クラスの1鞍は1分11秒6で決着している。

土曜に組まれていた3勝クラスの一戦は、エティエンヌが1分11秒3でV。後方でじっくりと脚をタメ、直線は外からグイグイと伸びて追い込み切った。レースの前半3ハロンは33秒9で、上がりは12秒2-12秒5-12秒4の37秒4。エティエンヌが使った上がりは35秒9だった。

今週の土曜は、晴れのち曇りの予報。雨が降る可能性はあるが、確率は低そうだ。パサパサで少しタフなダートになっているだろう。なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cmとなっている。

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15頭立て。ナックドロップス陣営が逃げる構えだが、ハコダテブショウ、アドバンスファラオも速い。初ブリンカー着のパウオレがどんな競馬するか、というかどんな競馬になるかも展開面に影響を与えることになる。

嘉藤貴行厩舎(美浦)の5歳牝馬パウオレに◎を打った。

ヘニーヒューズ×ハドスパンという配合。馬主がノルマンディーサラブレッドレーシングで、岡田一族の所有馬になる。

昨年は当レースで2着。今年の春には千葉Sで3着していて、中山ダ1200mは(3.1.1.0)で馬券から外れていない。

休養前の一戦、7月の福島ダ1150mの安達太良Sは3着で、道中で渋い手応えになりながら外から伸びてきた。

気性面で安定しないところがあり、今回は初ブリンカー着で挑む。1週前追い切りはブリンカーを着けてウッドコースでやっていて、63秒5-10秒9の好時計を叩き出した。ガッツリと効いたようだが、これがいいことなのかどうか…。陣営は「諸刃の剣」、「一か八か」といった言葉を使っている。

ヤネは同馬に乗って(1.0.2.0)の戸崎圭太。気性は知っていて、やはりブリンカーを着けた状態で制御できるかどうかがポイントになる。

実績は十分、中山は相性の良いコース、そして、55キロの斤量で走れるのはいい。馬具の工夫で極端な結果になるかもしれないが、能力アップの可能性があることを考えて中心に期待することにした。

相手の筆頭は、西の5歳セン馬メズメライザー。同馬も当舞台に実績があり、春には千葉Sをパウオレに先んじて2着している。夏の新潟ではNST賞を3着に伸びた。

NST賞から中4週になり、CWコースで強めに負荷をかけられて引き続きデキは良さそう。15頭立てを捌けるかが鍵にはなるが、条件がそろってしっかりと脚を使ってくるだろう。ヤネはコンビを組んで(1.1.0.3)の大野拓弥。

▲は中京ダ1400mで3勝クラスを渋太く逃げ切って連勝を決めたアドバンスファラオで、△は当舞台で4勝しているオメガシンフォニー、※は揉まれない大外枠を引いて穴候補になるシゲルホサヤク。

以下はジュンウィンダム、サンライズアムール、スズカコテキタイ、アーバンイェーガーなど。

連勝式は崩れる可能性もある。大きな配当になる目を入れておきたいので、手を広げて買っていくことにした。

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◎6番パウオレ
○7番メズメライザー
▲14番アドバンスファラオ
△8番オメガシンフォニー
※15番シゲルホサヤク
×11番ジュンウィンダム
×12番サンライズアムール
×10番スズカコテキタイ
×2番アーバンイェーガー
×13番ハコダテブショウ
×1番チェイスザドリーム

【単勝】6番(20%)
【複勝】6番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→8.12(×9)
6→7.11(×4)
6→10.14(×2)
6→1
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
6→全通り(91点)
6→7.8.10.11.12.14(15点)
6→7.8.11.12.14(10点)
6→7.8.11.12(6点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.7→全通り(78点)
6.14→全通り(78点)
6.8→全通り(78点)
6.15→全通り(78点)

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中京11R
伊賀ステークス ◎は好仕上がりで一発も、○は軽ハンデ+初B着で穴候補

3勝クラスの戦いで、舞台は中京のダ1400m。

左回り。2コーナー奥の引き込み線からのスタート。最初の200m弱は芝を走ることになり、ダートコースに合流する。向正面は中ほどまで上り坂で、残り1000mを過ぎたところがコースの最高地点になる(高低差は1mほど)。

上り切ると下りに転じ、下り坂は直線に入って残り380mまで続く。下り切ったところがコースの最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

直線の残り380m~残り220mは高低差1.8m(勾配1.14%)の急な上り坂。残り220mからの50mほどは緩い上り勾配で、あとはほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。ダートコースの高低差は3.4m。

先週のダートは、土曜が良馬場で、日曜は重、月曜は稍重→良と推移した。

1勝クラス以上のダ1400m戦は3鞍あった。土曜の1勝クラスは1分23秒6(良)、日曜の2勝クラスは1分23秒0(重)、月曜の1勝クラスは1分23秒9(稍)で決着している。

ダートで最もクラスが高かったのは、月曜に組まれていた3勝クラスのダ1800m戦。勝ったのはカズペトシーンで、後方で控えてタメる形から、直線で外に出すと豪快に伸びて差し切った。レースの1000m通過は61秒8で、上がりは12秒2-12秒4-12秒6の37秒2。カズペトシーンが使った上がりは36秒3だった。

今週の土曜は、夕方から雨が降るという予報。我慢してくれそうではあるが、メインの時に降り出していることも考えられる。なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cmとなっている。

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15頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが57キロ、最軽量が52キロで、5キロの上下差がある。

1号馬~4号馬がスピードを活かしたいクチ。外にも先行力のある勢力はいるが、内の4騎がどういう攻め方をしてくるかで展開もペースも変わることになる。

1号馬テイエムリステットが抜けた人気になっているが、ハンデの恩恵がある2騎の伏兵馬を狙うことにした。

林徹厩舎(美浦)の4歳牝馬マーブルマカロンに◎を打った。

ダノンレジェンド×ネオユニヴァースという配合。昨年の秋に府中のダ1400mで1勝クラスと2勝クラスを連勝したが、どちらも着差以上の圧巻の強さだった。

その後は骨折による休養が入り、今年の春の復帰予定は枠順発表前に取り消しに。ふたたび放牧に出され、7月の福島戦は流れに乗れずに13着に終わった。

今回も放牧明け。しかし、ウッドコースと坂路でしっかりと乗られていて、かなりいい気配にある。1週前にはウッドコースでオープンのパライバトルマリンと併せて同入し、ラスト1ハロンが11秒2だった。

今週は坂路でオールカマーに出走するロバートソンキーと併せ馬。大きく先行したといえ、手応え十分に相手を煽り、51秒4-37秒6-12秒2の好時計で先着している。日曜にも坂路で53秒7-12秒3と速いところを乗っているし、好仕上がりといったムードだ。

ヤネは2勝クラスを勝った時に跨っていた松山弘平。馬自身は中京を走るのは初めてになるが、左回りのダ1400mという設定はピッタリである。

牝馬で54キロだからハンデが軽いわけではないが、数字的には有利と言える。適度なポジションにつけ、前を見つつで競馬はやりやすそう。穴を開けるシーンがあっていい。

鮫島一歩厩舎(栗東)の6歳馬ヴアーサが2頭目の伏兵馬。

現級では2戦目からの4走が4着、3着、5着、5着で、メンバーがそろっていた中での結果である。休養前の3走は走れていないが、条件や状況的に厳しいところがあった。

中間は放牧に出して立て直し、CWコースを中心に意欲的な調整ぶり。1週前に65秒4-11秒7で追われ、今週は68秒7-11秒6を乗られた。攻めではブリンカーを試していて、実戦でも着用する。

タメが利き、しっかりと伸ばせた時の末脚の破壊力は十分。特別にズブいわけではないが、ブリンカー着用はプラスに働いていいだろう。ハンデは55キロと軽いし、少し上がりがかかる展開になると浮上が可能になる。ヤネはテン乗りで鮫島克駿。

▲は人気になっている西の3歳馬テイエムリステット。春に3歳1勝クラスと2勝クラスを連勝し、秋緒戦の前走は後続を6馬身離しての2着だった。中2週でも反動はなさそう。3歳で56キロのハンデは楽でないが、やはり有力候補になる。

△は西の5歳馬パーティーベル。1400mで切れる脚を使い、久々でも動ける仕上がりにある。ハンデの56キロは悪くないし、ヤネがガッツリ追ってくる坂井瑠星で怖い。

以下、カズゴルティス、ペプチドタイガー、ビオグラフィア、シークレットキー、エミサキホコルなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

◎マーブルマカロンは十分に妙味のある人気で、○ヴアーサはまったくの人気薄。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎7番マーブルマカロン
○12番ヴアーサ
▲1番テイエムリステット
△8番パーティーベル
※2番カズゴルティス
×3番ペプチドタイガー
×15番ビオグラフィア
×14番シークレットキー
×13番エミサキホコル
×10番ローズスター
×6番メイショウモズ
×9番フラップシグナス

【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(70%)・12番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
7→1(×7)
7→2.3.8.10
12→全通り
12→1
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
7→全通り(91点)
12→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
1.7→全通り(×2)(26点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.12→全通り(78点)
7.1→全通り(78点)
7.1→2(×5)(30点)
7.1→3.10(×3)(36点)
7.1→5(×2)(12点)
7.1→8.11(12点)
12.1→全通り(78点)
12.1→2(6点)

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中山12R
3歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1800m戦、牝馬限定。

デルマオシダシ(7番)が出走取消になって15頭立て。昇級馬が5頭いて、前走で現級を走っている10頭の中で馬券に絡んでいるの3頭(2着が1頭、3着が2頭)になる。レースは流れそうで、伏兵馬を狙うことにした。

◎メイショウポペットは西の4歳馬。昨年の7月に中京で現級を2着しているが、勝ち馬は現オープンのゼットリアンで、自身は馬体を前のレースから18キロ減らしているという状況での結果だった。

その後の3走は5着、5着、11着、12着。馬体を減らした影響があったようだ。今回は休ませて立て直しを図り、栗東のCWコースで意欲的に乗られている。1週前に66秒4-11秒3で先着していて、陣営の話からも動ける仕上がりにあるとみていい。

ヤネはテン乗りで柴田裕一郎。3キロ減が利いて53キロで走れるのはいいが、新人で甘さのあるジョッキーではある。ただ、先週は中京で7番人気と6番人気で2勝した。慌てずに乗ってパートナーの能力を引き出してもらいたいところだ。スムーズなら一発があっても。

○イージーオンミーは東の4歳馬。春の中山での昇級戦は、直線で前が詰まるシーンがあっての6着で、夏の新潟戦は外を回って早めに突つかれる厳しい競馬になっての5着だった。

中間はひと息入れ、ウッドコースを中心に熱心に乗られて仕上がりは良さそう。ヤネは無駄に外を回すケースが多い田辺裕信だが、馬自身は中山で(1.2.0.1)と実績があるし、浮上するシーンがあっていい。

▲エンセリオは東の3歳馬。6月に函館のダ1700mで1勝クラスを勝ったが、向正面で一気にマクッて先頭に立ち、ラスト2ハロンを11秒9-11秒9と速いラップで駆けて押し切る強いだった。

その後はリフレッシュ放牧に出され、美浦に戻ってからウッドコースを中心に入念に乗り込んできた。中山ダ1800mは初勝利を挙げたコース。ヤネは追いの強い佐々木大輔で、激走があっても。

△は東の4歳馬マンマリアーレ。新潟での1勝クラス勝ちが強く、やはり新潟での昇級戦は牡馬を相手に時計も内容も評価できる3着だった。実力的に上位の存在である。続けて遠征して中2週になるので、疲れがないかだけ。

以下、ルナビス、ウィンターダフネ、バガリーロータス、ナックダンスなどで、15頭立てでも切り捨てていい勢力はいない。

◎メイショウポペットは人気薄。○イージーオンミーはそれなりに妙味があって、▲エンセリオはまったく人気がない。大きな配当になる可能性があり、連勝式は手広く買っていくことしにした。

──────────────
◎4番メイショウポペット
○15番イージーオンミー
▲11番エンセリオ
△16番マンマリアーレ
※2番ルナビス
×13番ウィンターダフネ
×5番バガリーロータス
×14番ナックダンス
×9番メジャーデビュー
×10番ピュアグルーヴ
×6番メイショウホオズキ
×3番エスシーヤマト

【単勝】4番(10%)・15番(30%)
【複勝】4番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→16(×4)
4→2
15→全通り
15→16(×14)
15→2(×4)
15→9.10.13
11→全通り
11→6(×4)
11→2
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
4→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
4.16→全通り(13点)
11.15→全通り(13点)
15.16→全通り(×2)(26点)
11.16→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.15→全通り(78点)
4.11→全通り(78点)
15.11→全通り(78点)
4.16→全通り(78点)
15.16→全通り(78点)
11.16→全通り(78点)

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中京12R
3歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1800m戦。

フルゲートの16頭立て。昇級馬が3頭いて、前走で現級を走っている13頭は全馬が馬券から外れている。力のある馬はいるが、体質が弱かったり、気性に課題があったりで、全幅の信頼を置ける存在はいないという印象だ。

◎サンダーアラートは東の3歳セン馬。去勢して2戦目に1勝クラスを勝ったが、少し離れた5番手を進み、直線で外めから一気に並んで勝ち切るという競馬だった。ゴールした時に余力が残っていて、当日の馬場状態から時計も及第点を挙げられる。

注目すべきは中間の攻め内容。田中博康厩舎の管理馬になるが、2週前、1週前とオールカマーで人気になる同厩のレーベンスティールと併せ馬を行っている。66秒級の時計を3本出していて、今週は坂路で54秒5-12秒6を乗った。肉体面、体力面が強化されているのは間違いない。

ヤネはテン乗りで田口貫太。1キロ減が利くものの、レベル的には心配のあるジョッキーである。馬自身が良くなっている分、楽に操縦できるかもしれない。

陣営は「スムーズな左回りを意識して中京へ」と。去勢後の3走目で攻めを強化したタイミングとあって、狙わないわけにもいかない。

田中博康厩舎と言えば、ダートの代表馬がレモンポップ。もちろん比較はできないが、サンダーアラートもレベルの高い走りを見せてもらいたい。

○バンドマスターは西の4歳馬。これまでかなり強い相手と戦っていて、実力的には上位のものがある。ただ、大型馬で体質が弱く、なかなか順調に使えない。

6月の京都戦は満足に時計を出せておらず、8着で仕方のない結果。それ以来になる今回もビシビシとやれているわけではないが、1週前に坂路で52秒8-12秒9を乗っていて、前回よりは強く負荷をかけられている。

ヤネは3キロ減騎手の吉村誠之助で斤量が55キロ。そして、気持ちを乗せるため、初ブリンカー着で臨む。

減量騎手起用とブリンカーの使用は前向きなこととして素直に受け取れない気もするが、もちろん結果としてプラスに出る可能性はある。

▲は久々でもそれなりに乗り込んできた安定勢力のワンダースティングで、△は2番枠からロスなく立ち回ると一発があるランスオブサターン、※は輸送続きでも能力は現級で通用するクォーツァイト。以下、軽視できない勢力が多くいる。

◎サンダーアラートは単勝1,000円台で妙味のある人気になっている。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。

──────────────
◎7番サンダーアラート
○1番バンドマスター
▲12番ワンダースティング
△2番ランスオブサターン
※8番クォーツァイト
×9番タイトニット
×14番インテンソ
×10番スズカマジェスタ
×11番ノボリクレバー
×13番クリニクラウン
×16番オーバーザドリーム
×5番バンブーグローブ

【単勝】7番(20%)
【複勝】7番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
7→1(×6)
7→8.9.16(×2)
7→11.12.14
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
7→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
1.7→全通り(×2)(28点)
7.9→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.1→全通り(84点)
7.1→9(×4)(24点)
7.1→16(×2)(12点)
7.1→8.12.14(18点)
7.12→全通り(84点)
7.12→9(6点)
7.2→全通り(84点)
7.2→9(6点)
7.8→全通り(84点)
7.8→9(6点)

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