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6月13日(日)・日曜無料予想版(無料)の【最強競馬予想】です。提供レースは1鞍(札幌11R)です。

【最強競馬予想】
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札幌11R
函館スプリントS(GIII) 6月13日(日) 連勝式は崩れ待ち

札幌の芝1200mで争われるGIII競走。

芝は開幕週でAコース使用になっている。昨年までの北海道開催は【函館→札幌】という流れだったが、今年は【札幌→函館→札幌】と変則的な形で進むことになった。

昨年の札幌競馬は、今年より1ヵ月半ほど遅い7月25日に開幕。初日に3勝クラスの1200m戦が組まれていて、2番手を追走したアスタールビーが勝利を収めた。2着と3着は中団からの差し込みだった。勝ち時計は1分08秒3(良)。前半3ハロンは34秒0で、ラスト1ハロンは11秒8だった。

今年の土曜は2勝クラスの芝1200m戦が組まれていて、ゴチャつく競馬になったブラックサンダーが外に動かしてから伸びて抜け出すという内容で勝利した。勝ち時計は1分08秒6(良)で、前半3ハロンは33秒5、ラスト1ハロンは11秒8だった。

中距離戦も含めて、ジョッキーたちは平坦小回りの開幕週を意識して早めの立ち回りをしていた。レースが流れ、差しがハマるケースが見られた。

ハナ候補は14番枠のビアンフェと1番枠のアスタールビー。ビアンフェは巨漢馬で一完歩目はゆったりだが、すぐに加速がついて二の脚が速い。陣営は「行けるなら行きたい」と話していて、無理には押さずに自然と先頭に立つような競馬をしそうだ。最内枠のアスタールビーがしごいて主張した場合、ビアンフェは控えることにだろう。

好位につけるのはロードアクア、コントラチェック、アルピニズム、カレンモエあたり。カレンモエに関しては、大外16番枠を引いたので下げて内に寄せるような誘導をする可能性がある。

どんな展開になるにしても、前半3ハロンのラップは33秒台の前半ぐらいの速い数字になるだろう。

朝の段階で、単勝1番人気はカレンモエで300円台。連勝式の人気は割れていて、1番人気のオッズを見ると、馬連は1,000円台、3連複は2,400円台、3連単は8,400円台となっている。

安田隆行厩舎(栗東)の5歳牝馬カレンモエに◎を打った。

父ロードカナロアも母カレンチャンも安田師が育てた短距離の名馬。2頭でGIを8勝していて、2012年のスプリンターズSは、1着がロードカナロアで2着がカレンチャンだった。

両親と比べるのはかわいそうだが、カレンモエもスプリンターとしての素質は高い。これまでの戦歴は(4.3.2.1)で、重賞の京阪杯とオーシャンSでは正攻法の競馬で小差の2着に駆けている。

中間は放牧に出してリフレッシュさせ、栗東での調整は意欲的。2週前には坂路で4ハロン50秒6、3ハロン36秒2をマークしていて、ラスト2ハロンが11秒5-11秒7という異常な速さだった。1週前は3ハロンが36秒9で、ラスト2ハロンで11秒8-11秒台と11秒台を重ねている。

札幌に移動してからも順調で、水曜には芝コースに入れて53秒台-12秒級と大きめを乗っている。馬体は力強く、少し頭の高いフォームながら動きはしっかり。走れる仕上がりにあるとみていいだろう。

ヤネは乗り替わって鮫島克駿。同馬とのコンビでは(2.1.1.0)と結果を出している。ただ、昨夏の佐世保S(3勝クラス)では、ハイペースの中で自信を持ちすぎて強引に抜け出し、差されて人気を裏切っている(アタマ差の2着)。

佐世保Sはみっとない騎乗だったが、“勉強になった”と取れなくはない。今回は大外16番枠。内からスピードを見せて出ていく馬が複数頭いて、常識的には無理に行かせず、早めに内に寄せることを意識した立ち回りをするはずである。出脚が良すぎた場合、組み立てが少し難しくなるかもしれない。

先週の鳴尾記念の騎乗は少し引っかかる。跨っていたのは1番人気のサンレイポケット。大外13番枠に入っていたが、スローの中でずっと外を走らせ、直線で伸びたものの6着までだった。

克駿の頭の中には、佐世保Sも鳴尾記念も残っているはず。16番枠を引いたことで、いろいろなパターンを想定しているだろう。混乱しているようだと、イヤではあるが…。

どう乗るにせよ、しっかりと抑え込み、直線の伸びを引き出す乗り方をしてもらいたいもの。やるかどうかは別にして、スペースができるのなら馬群を割っていく形でもいい。

目標にしているのは秋のスプリンターズS。GIを狙うなら、重賞タイトルは獲っておく必要がある。札幌を走るのは初めてになるが、問題はないだろう。中心視。

相手の筆頭は、西の4歳セン馬ビアンフェ。スピードで押す巨漢馬で、重賞は3歳馬同士の葵Sを勝っている。

3月のオーシャンSは、去勢手術を施しての復帰緒戦。以前よりは落ち着きがあって、実戦ではハナを奪って3着に踏ん張った。

ヤネは同馬に乗って(3.2.1.4)の藤岡佑介。気性など特徴はつかんでいるので、武器であるスピードを活かし、かつ適度に折り合いを保つような誘導をしてもらいたい。

◎と同様に札幌は未経験だが、函館2歳Sを勝っているし、合わないはずがない。当日輸送がないのは歓迎で、入場客数を絞っている分で静かな環境になっているのもプラスだ。厳しい展開に巻き込まれる危険性を考えないといけないが、といって非凡なスピードを軽く見るわけにもいかない。重い印に決めた。

▲タイセイアベニール、△ジョーアラビカ、※ミッキーブリランテは、差す形で穴を開ける可能性がある伏兵馬。以下はケープコッド、コントラチェック、シゲルピンクルビーなどで、印が回り切らない。

上述したように人気は割れている。点数が多くなっても、連勝式は手広く買って配当が大きくなるのを待つ攻め方でいきたい。

◎16番カレンモエ
○14番ビアンフェ
▲9番タイセイアベニール
△10番ジョーアラビカ
※7番ミッキーブリランテ
×5番ケープコッド
×11番コントラチェック
×3番シゲルピンクルビー
×15番アルピニズム

【単勝】16番(10%)
【複勝】16番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
16→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
14.16→全通り(14点)
9.16→全通り(14点)
10.16→全通り(14点)
7.16→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
16.14→全通り(84点)

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