七夕賞2023　予想

最近JRAで導入されたトラッキングシステム。これが導入されてから予想に深みが出たと言う印象を持っている。

先日のマーメイドステークス、ヒヅルジョウを本命にしていた私は最初の2ハロンで絶望した。トラッキングシステムはレース中の速度をリアルタイムで表示してくれる。新味を求めたシャーレイポピーが競りかけてきてなんとコーナーに入るところで速度が70キロを突破していた。このペースで2000メートルを逃げ切るのは不可能だ。

マーメイドステークス、何してくれてんねん

これまではレースのペースについては、ハロンタイムを参考にすることがほとんどであった。リアルタイムでどこでペースが上がったか確認できるのはとても便利だと思う。その反面、今までだったら人気を落としていたはずの馬がバレやすくオッズが渋くなるのではないかなぁと言う懸念はある。レースの復習をしたものが勝てる、予想にもITの波が押し寄せている。

七夕賞の予想だ。夏の福島の名物で、今年も骨っぽいメンバーが揃った。前日の一番人気は3番バトルボーン。4連勝中の4歳馬だ。

前走のウェルカムステークスが強かった。東京の2000メートル戦で不利と言われる大外16番枠から果敢に先行し、直線では後ろを完封した。強い馬の特徴は、その馬の真後ろの馬を馬券圏内に連れてくると私は思っている。
今回かなり面白いのではないかと思っている。

今回重賞初挑戦と言うことで、ハンデ56キロも手頃。枠の並びも良い。他の先行勢フェーングロッテン、ショウナンマグマ、セイウンハーデス、シフルマンが、揃って外枠に入ったことも展開的には向くのではないかと思う。先物買いと言うことでこの馬から入ってみたいと思う。
後は懸念事項とオッズの兼ね合いに。懸念事項は2つ。まずはジョッキーがルメールから津村に変わる点だ。
ルメール騎手は今週函館。と言う事は函館に何かめぼしい馬がいるのかというとそうでもない。ルメール騎手は暑さに弱い、蒸し暑い日本の夏の気候を避けたのかもしれない。
バトルボーンが仮にG1戦線で戦うような馬になったとしても、現役最強といっていいイクイノックスがお手馬にいる。今回バトルボーンに乗るよりも、アスリートとしてパフォーマンスが落ちにくい函館を選んだのではないかと想像している。
もう一つの懸念事項は7ヶ月の休み明けと言うことだ。しかし特に故障の情報は無い。調教の映像を見ても僚馬を置き去りにする手ごたえは充分で調整はうまくいっているのではないか。
ゲートを出ての展開は画像のイメージ。11・12・15・16のどれかがハナを叩いてくるにしても、番手は確保できそう。

道中の馬群はなんとなく前に集中して、後はばらけるんではないかと思っている。

いったいったでお願いしたい！

相手本線は11フェーングロッテン、行った行ったの決着をイメージしている。他にも先行馬中心にチョイスしたい。また強い馬は後ろを連れてくると言う理論に基づいて、4番1番といったところは押さえておきたい。まぁオッズ見てると複勝がおいしそうなので、大きめに買うのもありかなと思ってます。