小倉競馬をガッツリ考えるPartX~2回小倉に向けて…~
1回小倉の振り返り
騎手
1回小倉勝利数ランキング
吉田隼人騎手と鮫島克駿騎手が無双するのでは?という記事を開催前半に書きましたが、
蓋を開けてみれば勝ってはいるものの、回収率がイマイチ…という感じですね。特に鮫島克駿騎手は芝では0-6-5-33でまだ未勝利。昨年小倉芝で一番勝っていた騎手ですし少し心配。
吉田隼人騎手は非常に分かりやすい騎手(いい意味でですよ!)で、小倉に来ると短距離はダメなんです。以下は1回小倉の距離別成績。
芝、ダートともに短距離はハッキリダメ!と言える成績。この傾向は今年に限ったわけではなく、去年からこんな感じだったという点補足しておきます。
1回小倉勝利数ランキング@芝
このシリーズで何度も登場している横山和生騎手。
「小倉芝×ST指数印4番手以内(◎○▲注)」なら”買い”なのは今年に入ってからも変わりません。以下が本年の成績。全て掲示板内というのもこのデータが買いであることを示してくれているのではないでしょうか。
小倉リーディングトップを走る藤岡康太騎手は回収率の面からみれば芝<ダートですが、芝の場合は「展開印4番手以内(◎○▲注)」を満たすことで信頼度が上がります。以下が本年の成績。確定単勝人気3~5番人気なら複勝率100%と、人気をやや落としている馬でも持ってきてくれるので、2回小倉開催も注目したい騎手です。
1回小倉勝利数ランキング@ダート
このシリーズでも既に取り上げていますが、松本大輝騎手が大躍進。1000mm、1700mともに馬券内に持ってきてくれます。
ただ、ST指数印、展開印上位時は意外と飛ばしているので、上位騎手のように信頼できるか?はまだ微妙なところ。
以前、松本騎手は平場で「先行力」「追走力」60以上なら買い!と書きましたが、1回小倉では瞬発力や持続力が60以上の馬も3着内に持ってきていました。なので”各アビリティ(持久力を除く)が60以上なら買い!”とした方がいいかもですね。
あと、小倉ダートでは泉谷楓真騎手も忘れてはいけない存在。今年に入ってからはイマイチな成績ですが、先週の土曜日のダート1700m戦でようやく初勝利。以前の記事👇で書きましたが、ダートなら全部買い!というわけではなく、「ダートで展開予想4番手以内(◎○▲注)」の時が”買い”です。以下は1回小倉における「小倉ダート×泉谷騎手×展開予想4番手以内」の成績。着外は一回だけ(しかも4着)と安定しています。なかなか出現回数の少ない条件ですが、合致したときはしっかり狙うようにしたいですね。
1回小倉勝利数ランキング@障害
調教師
今野貞一厩舎
キャプテンドレイクが芝1200m戦で連勝したこともあり1回小倉の勝利数はトップ。基本的にはダート>芝な厩舎ですが、1回小倉では4勝中3勝が芝。
今年に入って小倉以外でも芝のレースで勝っていますし、いい流れがきているのではないでしょうか。
厩舎と外厩の相性を調べてみましたが、おもしろそうなデータはありませんでした。ただ、「NFしがらき帰りで芝のレースなら信頼できる」ということは覚えておいて損はないかもです。
ちなみに小倉競馬とは全く関係ありませんが、「今野貞一厩舎×ダート×激走馬」は”買い”な条件なので覚えておきましょう!
外厩
「外厩単品で攻める」のは正直おススメできませんが、軸馬に不安点がない
かの最終チェック、穴馬を拾うというという方法は効果的です。
1回小倉勝利数ランキング@芝(帰厩初戦)
1回小倉勝利数ランキング@芝(帰厩2戦目)
1回小倉勝利数ランキング@ダート(帰厩初戦)
昨年1年間の小倉ダートでは「大山ヒルズ」「信楽牧場」帰りの馬の好走が目立っていましたが、(詳細はこちら👇)
1回小倉では「大山ヒルズ」帰りの複勝率が高かったものの、昨年の傾向とは少し変わってきています。「グリーンウッド・トレーニング」「吉澤ステーブルWEST」といったダートで好成績を残している外厩先は今回さいもさすが!な成績。
1回小倉勝利数ランキング@ダート(帰厩2戦目)
指数等
芝
以下はST指数3番手以内馬の成績。
開催前半と後半で大きな差が出ていまして…やはり馬場が悪くなるにつれて成績が落ちてしまいます。2回小倉からBコースに変わるとはいえ、ST指数単品で攻めるのはおススメできません。
展開予想はやや低調。2回開催では巻き返せるようにデータの調整をしていきます。
アビリティでは、「持久力」の高い馬が高配当を演出してくれました。
(1/23の9Rスズノヤマトが単勝万馬券)
開催が嵩むにつれて、どのアビリティが優勢になっているか?は逐一発信しますのでぜひnoteのフォローお願いします(宣伝スミマセン)
ダート
ダートは後述しますが、ST指数を信頼する形でOK。アビリティでは持続力の高い馬の好走が目立っています。
昨年の2回小倉の傾向
芝
Twitterでは呟きましたが👆、昨年の2回小倉芝はST指数<展開予想の構図でした。昨年よりも馬場は良くなさそうなのでこの構図で馬券を組み立てていきたいところ。もちろん展開予想だけでは勝てないので、他の要素を組み合わせる必要があることも補足しておきます。
馬特記の「荒馬場○」を積極的に狙うのもあり👇👇
アビリティは、「先行力」「追走力」の高い馬の好走が目立っていました。「馬場が荒れて差し展開になるのでは?」という考えになることが自然なので、どうしても後ろから行く馬に人気が偏りがち。なので、先行力や追走力の高い馬に妙味が湧き出てきます。
勝ち数は抜きんでているわけではありませんが、2、3着の回数が後半系のアビリティよりも多いので、展開予想上位の差し馬➡「先行力」「追走力」の高い馬といった馬券の組み方もありです。
ダート
昨年の傾向のままならダートはST指数重視でOK。
アビリティでは「持続力」「瞬発力」の後半系が優れた馬の好走が目立っていました。ST指数上位と後半系のアビリティを組み合わせる形で馬券の練りたいところ🤔