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想定版より~秋華賞・府中牝馬S・東京HJ~

作成者 松本倫太朗(@staygoldsan)

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秋華賞

今年も阪神芝2000mで施行される秋華賞。京都時代は、「速い上がりを使える馬」がチョイスできればOKなレースでしたが、昨年は綺麗なレース運びをした馬が1着と3着に入線。今年も「レース運びの巧さ」に長ける馬が優位に立てそう?

スターズオンアース


この馬の”強み”は、競走能力”も”ですが、それ以上に「勝負根性」が3歳牝馬とは思えないほどある点なのかなと。
桜花賞がまさにそれが発揮されていたレース。最後の直線で窮屈になりながらも怯まず伸びてきて勝利。並みの馬ならあの状況では委縮して伸びきれなかったはず。

肉離れしてようが、疲労骨折してようが、気持ちだけで乗り越えてしまう。そんなタイプの人がいるように、「ド根性」の持ち主であるスターズオンアースなら、骨折明けという困難を乗り超えてくれるのでは?と考えるのは浅はかかな…?笑

とまぁ「根性論」的な話は置いておいて、真面目な話に戻ります。
この馬、クイーンCまでは口当たりは良いものの制御力が弱い「エッグハミ」を使用していました。このレースまでは、直線でモタれる面をみせたりと、能力を発揮しきれていない印象でした。

そこをカバーするために、桜花賞とオークスでは制御力の強い「ノーマルハミ」に変更し、ビットガードも着用。この変更が活きたようで、桜花賞とオークスでは真っすぐ走ることができ、能力をフルに発揮できていました。
これがスターズオンアースがフルパワーで走るための”肝”になっていると個人的には思っています。
(追い切り映像を見ている限りでは今回も同じハミで挑んでくるはず)


アートハウス

着差以上に強い内容だった前走のローズS。当時のST指数は68。これは例年並み~少し高い数値です。「スローペース以外の展開への対応力」がこの馬の課題だったのですが、前走でそれを克服。超ハイペースにでもならない限りはポテンシャルを発揮できると思います。

今回は短期放牧を挟んでここに挑んできました。例にもよって外厩先はチャンピオンヒルズ。「中内田厩舎×チャンピオンヒルズ」は、どの騎手を起用しているかが割と重要でして…

2021~先週。帰厩初戦のみ。

まあ説明不要ですが、川田将雅騎手が騎乗していればOKです。

JRDBの調教師成績欄から引用
全部人気なんですが、今年馬券圏内を外したのは2回だけ

スタニングローズ

前走の紫苑Sは苦しいレースでしたが、地力で競り勝ちました。冒頭で書いた「レース運びの巧さ」が際立っているのがこの馬。勝負所で勝つ可能性が高い位置にいて、コーナーワークだったり立ち回りがひじょ~に巧いです。フラワーCやオークスのように、”内枠”をゲットできれば理想。


ナミュール

4年連続オークスからの直行組が勝っている秋華賞ですが、実は「オークスからの直行してくるNFしがらき”帰り”」の馬は勝ててないんですよね。デアリングタクトは非ノーザン。アーモンドアイとアカイトリノムスメは天栄だし、クロノジェネシスはノーザンファーム。
そもそも、そのローテーションで挑む馬が少ないってのもあります。ここ5年ではラッキーライラック(9着、ローズSは予定していたが回避)と、ミヤマザクラ(14着)のみ。

あ、オカルトというかサイン馬券が好きな方はスターズオンアースの単勝を勝ってみましょう。ラッキーライラックとミヤマザクラの年って、両方とも3冠牝馬が誕生しているので。。

府中牝馬S

ソダシ

相変わらず扱いが難しいソダシさん。前走と比較してメンバー弱化なのは確かですが、斤量が56㎏だったり、久々の芝1800m戦だったりと課題がありながらの出走。
とはいいつつもポテンシャルの高さは確かなので、変な気を起こさない限りは崩れることはないのかなと。

ローザノワール

急に覚醒した。と言うと失礼かもしれませんが、何が彼女を強くしたのだろうか?と考えた時に思い浮かぶのが「外厩」効果なのかなと。

ざっくりと履歴を見てみると、本格的に芝レースに転戦した4走前から「チャンピオンヒルズ」に放牧に出ています。これがきっかけになったのか、ディセンバーSを制して、ヴィクトリアMは4着。クイーンSも見せ場たっぷりの3着でした。

JRDBの競走馬成績欄から引用

で、今回はそのチャンピオンヒルズから帰厩初戦。逃げ馬であることが故に、アテにし辛い面があるのは確か。それでも、昨年の11着時よりかは着実に成長してるので、今回も侮れない存在では?と思っております。

アカイイト

ヴィクトリアMは、なんとか追走することができていましたが、やはり距離が短かったようで差し届かず8着。
エリザベス女王杯勝利後は勝ててないないものの、ST指数はかなり高い数字をキープできています。

課題は「叩き良化」タイプであるという点。

帰厩初戦【1-0-2-6】
帰厩2戦【3-1-0-4】
帰厩3戦【1-3-0-3】

☝の通り、帰厩初戦で勝ったのは1度だけ。秋の目標は次のエリザベス女王杯でなので、今回はあくまで叩き台。無論、ポテンシャルの高さで勝ってしまうかもしれませんが、個人的には頭で買うのはナシかなと。


アブレイズ

先週の記事で「池江泰寿厩舎×NFしがらき」の下半期成績がイマイチと書きましたが、京都大賞典のボッケリーニはまさにそれを体現していて1番人気で勝ち切ることができず2着でした。

さて、その池江泰寿厩舎ですが、大山ヒルズ帰りの馬に関しては、買わないとアキマヘン案件です。以下が今年に入ってからの「池江泰寿厩舎×大山ヒルズ」の帰厩初戦馬の成績。

JRDBの調教師成績欄から引用

めちゃくちゃ勝っているというわけではないですが、馬券圏内にはよく来る。そんな感じです。アブレイズ自身も中山牝馬Sで好走してますからね。


東京HJ

オジュウチョウサン

年を取ってからが”特に”なんですが、休み明けが得意ではないんですよね。平地挑戦から障害に復帰した9歳シーズン以降はこんな感じです👇

中10週未満【3-0-0-0】
中10週以上【1-0-3-1】

今回はなかなかに濃いメンバーが揃っていますし、決して楽ではないでしょう。オッズ何倍になるのかな~。


出走表等は必ず主催者発行ものと照合してください

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