枠連ってなんか掴みどころがないよねっていう話
どうもこんにちは。恋の大賞典です。
今回は枠連のお話です。
枠連って説明が難しい
馬券って本当に色んな買い方がありますよね。単勝、複勝、馬単、馬連、3連複、3連単などなど。
競馬を知り始めたときに、詳しい人から馬券を種類を説明してもらったり、逆に競馬初心者の人に馬券の説明をしたことの経験は少なからずあるとは思います。
そんなときに「枠連」っていう存在が割と厄介でした。この買い方はどう説明したらいいか分かりずらく、一言で表すのがとても難しいです。
JRAの公式サイトではこう説明されています。
正式名称は、枠番号二連勝複式勝馬投票法。1着と2着になる馬の枠番号の組合せを的中させる投票法。組合せとして当たっていれば良く、1着と2着の着順は問わない。出走する馬が9頭以上の場合で発売する。なお、馬券の発売開始前に出走を取り消す馬が出て、出走する馬が8頭以下となった場合でも、2頭以上出走する枠がある場合は発売を行う。
出典:枠連(競馬用語辞典) JRA - JRA日本中央競馬会
やっぱり…枠連って説明が難しい!😱
簡単に枠連を説明すると、出馬表にある色分けされた8つのグループで、1~2着に来るグループを予想する。
みたいな感じになるのでしょうか。
それでも、くどさが否めない説明ですが。
馬番とはまた別の枠番号の概念がごちゃごちゃになってしまいそうでややこしい印象に繋がるのですかね。(かつて私がそうだっただけですが。)
とはいえ、枠自体が色分け(白、黒、赤、青、黄、緑、橙、桃の8色)されているかつ、騎手のヘルメットにもその色が反映されているので、枠連を説明するときにはさっきみたいな言い方ではなく、
「1~2着に来るヘルメットの色を当てる」
っていう感じで説明したら多少なりとも競馬初心者の方には分かりやすくなるのかなと個人的には思っています。
枠連ってメリットはあっても…
枠連の説明にくしさ問題を解決したとこで、メリットについて書いていきます。
だいたいの場合、1つの枠には2頭グループ分けされています。(もちろん頭数によっては1頭のみの場合や3頭の場合もありますが。)
ここでは少しでも分かりやすくするために、全ての枠が2頭ずつで構成される16頭立てのレースで考えます。
例えばこのレースを馬連で買う場合、①②の1点で買うと、①と②が1~2着に来なければ的中とは言えません。
しかし、このレースを1枠(①②)と2枠(③④)の枠連1点で買った場合、①③、①④、②③、②④が1~2着に来れば的中となります。
馬連と比較しても同じ1点で的中する条件が4倍に跳ね上がります。
また、フルゲート(18頭立て)のレースですと、この場合は7枠と8枠が3頭で構成されるので、7枠(⑬⑭⑮)と8枠(⑯⑰⑱)の枠連1点だけで⑬⑯、⑬⑰、⑬⑱、⑭⑮、⑭⑯、⑭⑰、⑮⑯、⑮⑰、⑮⑱が1〜2着に来れば的中となります。
なんと1点で的中する条件を9倍跳ね上げました。
即ち、枠連は1点のみでも的中する条件が大きく増えるというメリットがあります。
普通は買い目を増やすと、それに比例して賭ける金額も増えていきますが、枠連では金額を抑えつつ買い目を増やせます。
こんな利点があるにも拘わらず、枠連はあまりスポットが当たりにくいなあって感じます。
テレビで放送されている予想番組でも、あまり枠連で予想しているところを見たことがありません。単勝一点勝負や手堅いワイド、3連単5頭ボックスなどはよく目にしますが。
特に、小嶋陽菜さんが「3連単5頭ボックスはだいたい当たる」のフレーズで予想や馬券の的中をメディアが取り上げていましたね。
また、枠連がピンポイントで馬を指定しているわけではないので買い時がなかなか難しいなあって感じてしまいます。
「枠連の分かりにくさ」と「枠連がスポットを浴びにくい」という所が噛み合って、なんだかつかみどころがないのかなって個人的に思います。
さいごに
今回は枠連について思っていることを書きました。なかなか個性的な面がありますが、枠連のメリットを最大限に発揮できるようなレースがあったら是非とも狙ってみたいと思います。
余談ですが、枠連で買うと四角の色と数字の色が逆になって黒四角に数字となるので、なんだかいつもと違ってカッコ良さがありますよね。
あくまでも私の感性ですが…😅
拙い文章ですが、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。