パレスマリス産駒の好成績の理由を識者の血統解説を噛み砕いてお届け
望田シショーの血は水よりも濃し 望田潤の競馬blogより
パレスマリスはナスキロ柔らかい
至高でありながら難解な望田シショーの解説を解説してみたいと思います。
ある意味、猛烈にわかりやすい反面、もっともわかりにくい一文でしょう。
この3頭は血統表でいうとこの位置にいます。
まず、この3頭に共通しているナスキロとは何か?
ザックリと言ってしまえばこういうことです。
ここはややこしいことを考えず
「ナスルーラとプリンスキロがいたらキレるんだ」
とだけ思っていてください。
では件の3頭を見てみましょう。
Sir IvarとAck Ackの血統表ではナスルーラが見当たらず、Royal Charngerに○をつけていますが、間違いではありません。
これも話すとわかりづらくなるので端折りますが、ナスルーラとRoyal Chargerは血統がほとんど同じなので同じように扱います。
ナスキロとはRoyal Chargerとプリンスキロでも成立します。
と言う事なので、パレスマリス産駒はナスキロを刺激してキレる馬を出すと言う視点から見ていったら理解ができていきます。
ジャンタルマンタル
ここも細かいことは言いませんが、母に入っているA.P.IndyとStom Catがナスキロ要素を持った馬であり、キレキレの末脚が武器ですね。
ノーブルロジャー
ノーブルロジャーも母母Aristocratic Ladyがナスキロ的な父と母であり、シンザン記念もスパッと差しきりました。
まとめ
・パレスマリスは日本適性の高いスマートストライク系である
・ナスキロ要素が色濃く、芝でキレる産駒を出す
今後、一口馬主などで産駒が出て来るでしょうが、この辺りを注視していけば当たりを引く可能性も上がりそうです。
母に以下のような馬がいるか見てみてください。