『本番に繋がらない特殊なレース』だからこそ… 4月21日水曜 川崎11Rクラウンカップ予想
プロ野球に限らず、現代の野球は役割分担がしっかりしている。おいおい野球コラムか?と思われるかもしれないが、まー、マスクの話を聞いてほしい。
昔だったらそれこそ先発完投スタイル。今のような、先発、中継ぎときてクローザーのような展開は少なかった。今は完全に分業制。それぞれの役割がしっかりしている。大体どの競技も時代に合わせて形は変わる。
競馬だってそうだ。エフフォーリアも共同通信杯から皐月賞を勝ったように、近年は皐月賞トライアルを飛ばして皐月賞を勝つような馬が増えてきた。トライアルを使わなくても馬を仕上げられるようになった面が大きい。
加えてトライアルと本番の『レースの質』がそれぞれ独立し、それぞれが際立ってきている面もある。今はもうトライアルはトライアル、本番は本番。弥生賞と皐月賞では求められる適性が異なる。トライアルを勝ったからといって、本番では真逆の適性が求められて沈みやすくなった。
そういう意味ではクラウンカップは『異質』だ。
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