実距離以上にタフな舞台こそ狙いは… 11日土曜 中山11R迎春S予想

その仕事に就いている俺が言うのもなんだけどよ、トラックマンはレベルが高い人間と低い人間の差が激し過ぎる。

先週他紙を眺めていたらよ、とある馬について『京都巧者だから買い』って書いているトラックマンがいたんだ。確かにその馬は京都で実績があったが、全て内回りの芝だった。条件は外回り。

京都の外回りは3コーナーのアップダウン、4コーナーの切れ目など、内回りとはまったくもって違う競馬場であり、そんなのを一緒にしてしまう勉強していないトラックマンがまだこの国にいるんだなと、ある意味感動すら覚えたぜ。俺たちは専門職なんだからよ、専門職が勉強しないでどうするんだって話だよ。

意外と一緒にされやすいコースが他にもある。中山芝だ。

よく中山芝を小回りという言葉で一括りにする人間がいる。確かに小回りであることに間違いはないんだが、中山の芝内回りと中山の芝外回りは完全に別のコースだ。

迎春Sは以前、