メンバーが揃わないからこそ出現する傾向! 1月19日火曜 大井11R桃花賞予想

当たり前だが、GIは他のどの条件のレースより厳しい。それこそ中山の芝1200mだったらスプリンターズSというGIがあるわけだが、同条件オーシャンSより中盤のペースが落ちない分、スプリンターズSのほうが厳しいレースになる。

メンバーは当然本番のほうが強くなるから、オーシャンを好時計で走れた=スプリンターズでもいいという図式は成り立たない。

弥生賞でいくらいい勝ち方をしたからって、同舞台の皐月賞でいいかというと、そうでもない。弥生賞のほうが皐月賞よりペースが圧倒的に遅いから、ただ同条件でレースをやっているだけで、この2つはまったく違う結果が出てくる。同じ結果が出たら、毎年弥生賞馬が皐月賞馬になっているからね。

桃花賞は大井ダート1600m。南関の牝馬クラシックは桜花賞浦和1600m、東京プリンセス賞大井1800m、関東オークス川崎2100mと、まったく大井1600mとは違う舞台で行われてしまうものだから、桃花賞自体はクラシックに繋がりにくい。

だからこそ、『逆のレース』から考えていく。

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