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小倉競馬場概論
小倉競馬場のコース特徴、芝の特徴、ダートの特徴について説明します。
コースの特徴
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福島競馬場に次いで2番目に小さい競馬場。
開催は夏と冬に分かれており、季節ごとにバイアスが変わる。(→あとで芝、ダートの特徴で触れます )
ゴール地点から2コーナーにかけて緩やかに上り、2コーナー過ぎには小高い丘がある。
一番低いゴール地点と一番高い2コーナー過ぎの地点との差は3メートルある。
3コーナーから4コーナーにかけては下り坂が続く。
小倉競馬場はほぼ平坦な小回りコースだが、競馬場全体がフラットなわけではない。
◎コースの幅
小倉競馬場はコースの幅がゆったりしている。
幅は30mもある。
この特徴を活かして、Aコース、Bコース、Cコースと使い分けされている。
夏開催の後はしばらく間が空く。
芝の養生期間を取ることで開幕週の芝の状態はとてもよく、走破タイムははやくでる傾向にある。
芝の特徴
小倉開催は芝レースが多く組まれる関係で、馬場の使用数が多いことが特徴だ。
天候にもよるが、馬場の荒れるスピードもはやい。
◎夏開催 小倉の夏開催の芝は野芝
•直線が平坦、3、4コーナーにかけて下り坂
→時計が速くなりやすい=内枠有利
•夏場は降水量が多く、馬場が渋ることが多い+開催後半にかけて次第に馬場が荒れてくる
→気温の上昇によって馬場の乾きははやいが開催後半には時計がかかりはじめる→差しも届くように
☑️野芝は荒れてもクッション値が保たれる傾向にある。少しの雨であればクッション値はあまり低くならず、速い時計が出ることもある。
◎冬開催
小倉の冬開催の芝は野芝と洋芝をオーバーシードしたもの
•夏と違い洋芝も入った芝になっているため時計がかかりやすくなる
→外枠有利。
ダートの特徴
ダートコースの一周距離は1445.4m。
高低差は2.9m。
2コーナーから4コーナーにかけて下り、残り400m地点から直線にかけて緩やかに上りが続く。
芝コースとは起伏の構成は異なるが、芝コースと同じで極端な追い込みは決まらない。
◎夏開催
•降水量が多く乾燥しない夏場
→馬場が軽く内有利に
◎冬開催
•乾燥の影響で馬場がタフ
→内外フラットもしくは外枠有利に
•凍結防止剤
冬場は凍らないよう凍結防止剤を撒く影響でタフな馬が勝ちやすくなる。
次のnoteでは、コース別の特徴をまとめます。
今週開催される芝1800mをまずは載せます。