第29回 NHKマイルカップ(GI)を終えて
2歳マイル王者同士のワンツー決着で終えた今年のNHKマイルカップ。
奇をてらって、◎ボンドガールを本命に狙ったが、最後の直線で進路が狭くなり接触する不利で万事休す。
戦意喪失するような形となっての17着大敗となったが、あの不利がなくとも、上位2頭には及ばなかったと思う。
阪神JF、朝日杯FS。昨年12月に行われる2歳GIは、いずれもこの世代のマイル路線においては正真正銘の【世代トップレベル】であったことを決定付けたともいえるレース内容でもあった。
皐月賞3着馬のジャンタルマンタルが勝利。
皐月賞本番では、テンションが高くなり、レース前には発汗もすごかった。
マイラーのジャンタルマンタルが、2000mという距離によく適応したな!とみていたが、マイル路線では【この世代では無敵】という貫禄ある勝ちっぷり。
皐月賞からの[中2週]。
このパフォーマンスができることに、とにかく脱帽モノ。
あれだけの速い時計で決着した皐月賞。
そして、1分32秒4で駆け抜けた東京マイル。
サラブレッドは、回復するまでに[2週間]は基本的に必要と言われている。
回復に2週間かかるということは、しっかりと追えるのは正味1週しかない。
皐月賞の疲れがなかったということもないはず。
それでいて、桜花賞2着馬アスコリピチェーノに対して、≪2 1/2馬身≫もの着差をつけたのだから、【3歳世代同士での芝マイルならば、何度レースをやっても、この馬が毎回勝つ】と思わせるだけのレースをみせてくれたといえる。
もし仮に、良い状態で迎えられるならば、3歳馬にして、今年の安田記念も勝ててしまうくらいの領域にいる馬であるのではないだろうか。
2011年に3歳馬リアルインパクトが古馬を相手に安田記念を勝ったが、
ジャンタルマンタルこそ、3歳馬にして、春の時点で【古馬撃破】ができる器だ。
NHKマイルカップは、このnoteの場での初めての情報公開でもあっただけに、
的中を仕留めたかったものの、
悔しい結果となったことがとにかく悔しい。
どのような形で情報を公開していくか試行錯誤のところもあり、またバタバタしていたこともあるため、ヴィクトリアマイルはもう少し計画的に公開していけるようにしていきたい。
本当はもっと時間を使うことができれば、
回顧についても細かく振り返りたかったのですが、あっという間に木曜日を迎えたため、今回は【ヴィクトリアマイル】に向けて切り替えることにします。
ただし、今回の回顧の内容は物足りないことも自覚しています。
今後はもっと充実させた内容を公開していきたいと考えております。
仕切り直して、有益なモノをお届けできるようにやっていくので、これからも応援を宜しくお願いいたします。
情報公開量も増やしていくつもりなので、
フォローも宜しくお願いします。