桜花賞 全頭追い切り解説

ナイントゥファイブ【5点】
栗坂 52.5 38.1 12.3
この馬なりに体を使えている走りで、時計自体もまずまず
かなり小気味の良い走りをするのでマイルよりは短い所が良い可能性が高いですね。

チェーンオブラブ【6点】
栗坂 52.7 38.1 12.2
こちらは距離自体マイル、もう少し長くても全然大丈夫そうな走りをしてましたね
仕掛けられてからしっかり反応しますし走りにメリハリがあるのもいい感じ。

スマイルカナ【6.5点】
南W 68.8 53.0 39.8 12.8
かなりお母さんに似たタイプに出た馬で、そこにディープインパクトの柔軟性が追加されている馬です
スピード感十分の走りでこの血統のいいところが出ているといっていいでしょう
常に全力で運動をしてしまうような走りなのでもう少しメリハリが付けば更にいいですね。
G1前の最終追い切りとしては十分な動きを見せてくれました。

サンクテュエール【8点】
美坂 54.4 39.4 12.5
馬の後ろにいれて我慢させ、直線で前を交わすようなプランニングがしっかりした追い切りなのはさすが藤沢厩舎
走りも大きくしっかり溜めが利きそうな走りをしてますね、追ったら弾ける所が想像できるフットワークで
今までと違う形の競馬をしても十分に対応できそうですしむしろいいんじゃないかという雰囲気です。注目。

マルターズディオサ【7点】
栗CW 82.2 66.2 52.0 38.6 12.7
単走馬なりでの追い切りですが、まとまりのある走りでいかにも優等生な感じですね
ある程度遊びがあるのも追ってからの伸びに繋がっている馬ですしいい仕上がりにもってこれたと思います
ただG1を勝つとなるともうワンアクション欲しさがあるかなといった感じ。ただ次(オークス)も意識できそうな走りです。

ウーマンズハート【7点】
栗坂 54.4 40.1 12.1
前半かなり抑えめで後半弾けさせよう、そんな追い切りでした。
仕掛けられてからの伸びはさすがでフォームを見ても決して平坦専用には見えないのが正直な所
メリハリをつけたらしっかりそれに応えてくれるような走りをしているので折り合い次第でしょうか。

ヒルノマリブ【6点】
栗坂 53.0 37.8 12.1
見た目以上に終いの時計が出ていて仕掛けられてからの反応もかなりいい感じでした
豪快なアクションといった感じでもないですがこの馬なりにしっかりと仕上がってきたそんな印象です。

リアアメリア【8点】
栗CW 81.4 66.2 51.5 37.4 11.9
3頭併せの内から馬なりで抜け出させる形。併せていた馬は格下なので見るべきところはそこではなく
阪神JFで見せていた動きの鈍さが完全に抜けている点、そこに注目したいですね
走っているシルエットも大物のそれですし課題だった部分は追い切りだけを見ると解消しているように見えます
阪神JFからの直行にはなりますがもしかしたら久々な方がいいのかも?いずれにせよ巻き返しまで期待できそう。

デアリングタクト【8.5点】
栗坂 53.9 39.5 12.6
時計自体は全然優秀と呼べるものでもないですし、あれ?こんなもの?と思われる方もいるんじゃないかという追い切り
ただ相当楽に走らせていてフットワークも相当良い馬なのが伝わってきます
走りにも悪い癖が見られませんし手先の返し等はあの脚を使えるのも納得なレベル、改めて相当な器なんじゃないかと感じました。

フィオリキアリ【5点】
栗坂 54.9 39.3 12.7
走り自体が坂路向きではないのかな?という風にも見えます、走りの軸が安定していません。
この馬本来の走りはコースに入れた時に見れる感じなのかなと。それでもまだ途上ですね。

クラヴァシュドール【7点】
栗CW 50.9 38.2 12.1
レース自体は全然それを活かしてる形ではないのですが、この馬自身結構なスピードタイプに見えますね
ただ目一杯走る形ではないので溜めも利きますし追ってからも反応してくれる形
こちらもマルターズと同じような優等生な感じでマイルへの適性自体はこちらの方が高そうに見えます。

インターミッション【6点】
栗CW 85.4 68.5 53.0 38.8 12.5
この馬自身400キロ少々しかないのですが、それをカバーするように全身を使って走るタイプですね
明らかセンスだけで走っているような現状なので今後成長してほしいなと思います。ただすごくいい馬だと思います。

マジックキャッスル【7.5点】
南W 67.7 51.7 37.8 12.8
直線部分がほとんど隠れてしまっていて見えないのでしっかりと評価はしにくいのですが
フットワーク自体は走るディープインパクト産駒のそれでここ2走の末脚も納得です。
とても430キロそこそこの馬には見えませんし、血統の良さが出てるように見えます。

ミヤマザクラ【8点】
栗坂 52.8 38.3 12.0
この走りをみると少なくともマイラーではないので舞台設定がベストとは言いにくいのですが
走りを見た後に時計を見るとビックリするくらい余裕があるんですよね
この母の産駒特有のズブさというかそういうのが全く見られませんし、ただ走りには余裕があり良い所だけ受け継がれていますね
明らかにベストはオークスですが、前走いきなりのマイルにも対応したように素質は相当に思えます、先々含めて期待です。

ヤマカツマーメイド【6点】
栗坂 52.7 37.8 11.9
この馬を最初に見た時は完成度の高いタイプで成長力はどうなのかなと思っていたのですが
前みたときより走りがよくなってますし成長を感じられますね、終い11.9というのも能力がないと出せない時計
ただ少し突っ張るような走りで時計ほど動き自体が良いかと言われたらそうではないので評価しにくいのが正直な所。

ケープゴッド【6点】
栗芝 84.1 66.7 51.4 36.5 11.2
珍しい芝コースでの追い切りですね。ゆったり運ばせて終い軽く仕掛けてといった追い切り内容。
課題であるコントロールの部分も追い切りでは利いてますし、終いの伸びもなかなかよかったです
ただシルエットと走りはもう少し短いところの方がいいのかなと感じます、マイル以上をこなすなら体全体に伸びがほしいですね。

レシステンシア【8.5点】
栗坂 49.5 36.2 12.1
時計を見た時目を疑いました。フットワークも目いっぱいな形ではないですし、走り自体にもまだ全然余裕があるので
スプリンタータイプの馬が出すような時計を簡単に出してしまった辺り図抜けたスピードを持っているんでしょうね
前の週も馬なりで終い11.7を叩き出したようにワンペースな馬でもない事実があります
ただこの時計を楽に出せて余裕があるとなれば去年の阪神JFのパフォーマンスも納得
少し気になるのは左に行く癖がデビュー時かある事で、そこはこの追い切りでも見せています
フットワーク自体がバラついたりするわけではないので心配はいらないとは思いますが「完璧」ではないという事で。

エーポス【5点】
栗坂 51.2 36.9 12.8
前半からきっちり走らせた分終いの伸びというのはいまいちですが、気性的に前向きな事はわかる追い切り
まだ走りが浮ついてる面があるので、評価というのはし辛いですが動き自体が悪いわけではないので。

追い切りからの推奨はレシステンシア、デアリングタクト、ミヤマザクラ、リアアメリア、サンクテュエール
穴馬でマジックキャッスルでしょうか。

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