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第59回 小倉大賞典(GⅢ)出走予定馬特集~芝1800mハンデ戦で魅せる新星たち
2月23日(日)に小倉競馬場で開催される第59回小倉大賞典(GⅢ)は、4歳以上オープン、芝1800mハンデ戦として注目されています。このレースは、ダートで好成績を収めた馬が芝に初挑戦するケースも多く、出走予定馬の中には、これまでダートで輝いてきた実績馬が多数エントリー。初めての芝戦に挑む馬たちがどのような走りを見せるのか、今後の展開に目が離せません。
出走予定馬と注目ポイント
エピファニー
エピファニーは、その圧倒的なスピードと瞬発力が武器。これまでのレースで安定した成績を残しており、今回の芝戦でも好位置をキープできると期待されています。
ヤマニンウルス
ダート6戦5勝という実績を背景に、芝レース初挑戦となるヤマニンウルス。藤懸貴志騎手が騎乗予定で、トップハンデタイ(約58.5kg)を背負いながらも、ダートで培ったパワーとスタミナを芝にどのように転換するかが注目されます。
ロングラン
その名の通り、粘り強い走りが持ち味のロングランは、終盤での追い込みに期待がかかる一頭。レース展開次第では、一気に上位へ浮上する可能性があります。
コスモブッドレア
均整の取れた走法と好位置を獲得する力が評価されるコスモブッドレアは、先行争いでも安定感を見せると予想され、レース全体の流れを左右する存在となるでしょう。
グランドカリナン
パワフルな末脚が魅力のグランドカリナンは、直線での一気の伸びが武器。展開によっては、他馬を一気に引き離す可能性を秘めています。
エアファンディタ
反応の鋭さと持続力に定評があるエアファンディタは、前走からのコンディションが好調で、今回も芝でその能力を存分に発揮できると期待されます。
シルトホルン
小倉競馬場の芝1800mに非常に適性があるとされるシルトホルン。美浦・新開幸一厩舎所属で、吉田隼人騎手が騎乗予定。これまでの実績から、芝戦でも十分に通用する実力を持っていると注目されています。
ホウオウプロサンゲ
ホウオウプロサンゲは、前走で見せた安定した走りが評価される一頭。今回のレースでは、ハンデ条件の中で如何に力を発揮できるかが鍵となり、レース全体を引っ張る可能性が期待されます。
その他登録馬
ギャラクシーナイト、ショウナンアデイブ、セルバーグ、タマモブラックタイ、マテンロウオリオン、ラケマーダなど全14頭がエントリー。各馬は、それぞれ個性豊かな走りを見せることが予想され、混戦模様が予想されます。
レースの見どころ
小倉大賞典は、芝1800mという比較的短めの距離ながらも、ハンデ戦ならではの駆け引きが重要な一戦。馬体重や調教状態、さらには騎手の采配が、レース結果に大きく影響するポイントとなります。特に、ダートで培ったパワーを芝に適応させる難しさと、それを克服する馬の潜在能力に注目が集まっています。
まとめ
第59回小倉大賞典は、4歳以上の実力馬たちが芝初挑戦という特別な舞台で、各馬の実力と適性を競い合う一戦。ヤマニンウルスやシルトホルンをはじめとする出走予定馬たちの走りが、今後の競走馬としての可能性を示す重要なレースとなるでしょう。各厩舎の戦略や騎手の采配が、激戦の行方を左右する中、混戦模様となることが予想され、競馬ファンの注目が高まっています。