競馬考察 競馬で勝つためには その2

毎月、いや毎週のように、鉄板級と持ち上げられる馬が現れ、◎が1頭にズラリ並ぶ専門紙やスポーツ新聞の競馬欄。

そんな馬があっさりとぶシーンを何度見かけたことだろう。

プロなんだから、しっかり当てろよ、と言いたくもなる。

こっちは、趣味だけど、そっちは、それでメシ食っているんだから！と思わず罵声を浴びせたくなることも何度となくあるだろう。

しかし、プロが予想したのだから、当たるだろうという観点が、そもそも違うのかもしれない。

趣味だから、穴っぽい馬に◎をつけるのも、簡単にできるが、プロだからこそ、無難にいわゆる強そうな馬に単純に印を置きにいく面もあるのではないか。

昔、あるスポーツ紙で、穴ばかり◎をつけていると、ハズレた時に、プロがいい加減な印ををつけるな、とクレームがかなりくるというコラムを読んだ記憶がある。

確かに、穴を狙ってズバリくればヒーローだが、来なければ、何でこんな馬に本命をつけるんだ、競馬を知らない素人か！と、必要以上に叩かれるだろう。

それくらい、攻めた◎はリスクも大きい。

所詮、記者といっても、いわば会社の組織の１人。

普通に強いのは、この馬ですよね、この馬が飛ぶならお手上げですよねー、と社内にある雰囲気に呑まれるのが組織の性（サガ）

そこは、一般の会社と変わらないだろう。

攻めた方より、そつのないいわゆる無難な方に知らない間に集約されてしまう。

また、記者は記事を書いてなんぼというところもあり、スターを作りたがる。

スターを作りあげた方が記事も書きやすく、誌面も映える。

そんなあたりからも、過剰人気というものがマスメディアから作られる。

我々は、そのマスメディアについつい流されがちだが、競馬に勝つためには、作られた人気には流されてはいけない。

見極めることが大切だ！

結論

マスメディアに踊らされるな！

所詮は、奴らは生活のために記事を書いている。

以上です！