【エクスミラー6勝1敗】ラッシュデュエルエリアナンバー1決定戦福岡天神 準優勝デッキレシピ&解説!
筆者について
初めまして、大分県でラッシュデュエルをしているパンサーです。カードゲームは小学生ぶり。ラッシュデュエルで復帰してしばらくは〈天帝龍樹ユグドラゴ〉を使ってました。本格的に環境デッキを使い始めたのは2022年6月のギャラクシー杯以降になります。
戦績
戦績があった方が説得力があがると思うので簡潔に載せます。
2023年2月12日 エリアナンバー1決定戦福岡(参加者27名)
0回戦 戦士族 後〇〇
1回戦 エクス 後〇×〇
2回戦 エクス 先〇〇
3回戦 エクス 先〇〇
決勝戦 ポッターループ 後××
マッチ戦4勝1敗(トータル11戦8勝3敗)
エリアナンバー1決定戦福岡準優勝🥈
見ての通り、エクス環境でした。それ自体は想定していたので、構築段階で「いかにミラー対面で勝つか?」と常に考え続けました。
その中でエクスミラーを勝6勝1敗で大きく勝ち越すことができたのが決勝まで行けた要因だと思います。(1敗も相手ライフを300まで追い詰めながらも5ドロー事故って敗北。いくら逆転のデュエルといってもそこまでしろとは言ってない)
デッキレシピ
解説
メインデッキ 40枚
エクスキューティー・フラーメ(3枚)
このカードを軸にデッキを組みました。エクスミラーで打点を高めてライフを削る役割。序盤からフィニッシュまで欠かせないカード。最強。
エクスキューティー・フローア(3枚)
あらゆる〈エクスキューティー〉を回収できる万能カード。〈エクスキューティー・スクランブル!〉と合わせて無限の選択肢をくれる縁の下の力持ち。〈アビス・ソルジャー〉のコストにできるのもグッド。
エクスキューティー・リリウス(3枚)
打点2500は偉大。〈エクスキューティー・フラーメ〉がいる都合から攻撃することは少ないが、壁としても優秀。
エクスキューティー・プラウティ(3枚)
手札からポンと出てきて500回復してくれる頼れる子。後続の〈エクスキューティー・リリウス〉、〈エクスキューティー・レイア〉にも繋がり、〈エクスキューティー・フラーメ〉の打点も高めてくれる。〈スプリッター・スライム〉のコストになるのも⭕️
エクスキューティー・リュミエル(2枚)
手札からポンと出てきて、レベル7、8相手に無類の強さを誇るカード。反面エクスミラーでは活躍の幅が狭いため2枚採用とした。
エクスキューティー・レイア(2枚)
レベル7、8スレイヤーの2人目。手札から出しやすいのも強いが、〈エクスキューティー・リュミエル〉と同様の理由で2枚採用。
エクスキューティー・ラム(1枚)
手札コストこそ重いが、相手の魔法、罠を剥がせる強カード。当初は3積みし、「相手の盤面を剥がしまくれば最強では?」と思っていたが、「有利盤面を確定させる」カードであり「不利盤面を覆す」ことはできないことから数を減らしていった。〈魔法の筒〉や〈聖なるバリア-ミラーフォース〉を破壊してくれるので実はかなり好き。
シードラゴン・ナイト(3枚)
好きなカードを戻しつつバックを確認できる。強い。
スプリッター・スライム(2枚)
相手の打点を1,000も下げつつ、〈アビス・ソルジャー〉を特殊召喚できる。マキシマムや2500以上のアタッカーに対して有効。直前まで3枚入っていたが、コストが重く感じたため1枚減らした。
アビス・ソルジャー(1枚、LEGEND)
マキシマム対策、パック破壊ができるのはやはり強かった。
業火の結界像(3枚)
エクスミラーにおいて一体いるだけで本当に強い。これが出ると相手が苦悶の表情を浮かべていたのは印象的。特殊召喚をしないデッキには無力なためサイド変更候補筆頭。また、相手も〈エクスキューティー・フラーメ〉軸だった場合効果を貫通された上、高火力で殴り殺されるため何も考えずに立てていいカードではないことに注意。
エクスキューティー・スクランブル!(3枚)
3枚確定。どんな状況からでも無限の勝ち筋を生み出すことができる。
サタニウスの宝珠(3枚)
デッキを回すメインエンジン。余ったカードを切りつつ欲しいカードを引き込める。たまに事故要因になる。
天の選別(2枚)
魔法罠破壊用。〈ゴースト・サイクロン〉と迷ったが、有利盤面でも不利盤面でも使えるこちらを採用。Switchのゲームで使われるまで存在を知らなかった。いいゲームだ。
大嵐(1枚、LEGEND)
〈ブラック・ホール〉と迷ったがこちらを採用。〈エクスキューティー・フラーメ〉を軸とするため、相手の盤面を更地にしない方がよいとかんがえた。強い。
エクスキューティー・キャッチ!(2枚)
相手の動きを止めることができる。ただしエクスキューティーは1枚止めても後続が来るので打ちどころが難しい。個人的には「フラーメ」「フローア」あたりに打つことで被ダメージを抑えられると思う。
エクスキューティー・エマージェンシー!1枚)
蘇生と相手のモンスター破壊を同時に行えるが、発動条件がかなりきつい。ブラホ対策にお守りとしてピン採用。前日までは2枚入ってた。
ファントムアロー(1枚)
破壊された時に墓地のモンスターを戻して相手モンスターを破壊できる。発動条件の緩さから〈エクスキューティー・エマージェンシー!〉と交換したが、本番では1度も発動しなかった。正直ここは変更していいと思う。何かいいカードあれば教えてください。
魔法の筒(1枚、LEGEND)
相手の攻撃を防ぎながらダメージを返す最強カード。大嵐と同じ理由かつ耐性持ちには無力なためこちらを採用。決まればダメージレースで大きく優位に立てる。相手の〈エクスキューティー・フラーメ〉攻撃力5,300を跳ね返した時は脳汁がヤバかった。反面こちらが最も使われたくないカードでもある。
サイドデッキ 15枚
エクスキューティー・リュミエル(1枚)
レベル7、8軸に抗えるよう採用
エクスキューティー・レイア(1枚)
同上
エクスキューティー・ルーシー(1枚)
相手のモンスターの攻守を変更できるカード。がん伏せするデッキの可能性を考えて1枚だけ入れていたが、2枚入れた方が対応力上がって良かったと思う。マッチ戦の経験不足が最も出たところ。
エクスキューティー・ラム(1枚)
バックが強いデッキ対策に採用。
ペンギン・ソルジャージ(3枚)
結界像が効かないデッキ対策に採用。相手の結界像の除去要員としての活躍を想定していたが、〈エクスキューティー〉以外がほぼおらず結界像を立てられることもなかったため活躍なし。
ミラージュドラゴン(1枚、LEGEND)
罠封じの専門家。〈ダリべ軸〉のデッキと当たった時や〈アビス・ソルジャー〉が有効に働かないことがあれば投入する予定であったが、そんなことはなかった。
ブラックホール(1枚、LEGEND)
〈大嵐〉の項で記した通り。バックが弱くモンスターを除去しづらい場デッキ相手に投入。初戦の戦士族相手にサイドチェンジしたが、来る前に試合が終わった。決勝でも投入したがあっけなく墓地に落ちた。そりゃ負けるわ。
バックビート(2枚)
種族統一デッキ相手に刺さる1枚。〈竜魔〉や〈ブルートゥースデッキ〉への対策。戦士族相手に投入したが以下同文。あとから考えれば、2枚同時に投入することはないのだから1枚は〈暴風輪〉の方が良かったかもしれない。
陰陽封陣(1枚)
言わずと知れたマキシマム対策。筆者は当たらなかったが、〈焔魔〉を使った人がいたらしいので、やはり1枚はお守りとして入れてた方がいい。
亜竜地獄(1枚)
相手の盤面を一掃できるポテンシャルを秘めた1枚。〈ファントム・アロー〉があまりにも活躍しないことに業を煮やして1度だけサイドチェンジし、きっちり活躍してくれた。個人的にはミラーでは打ちどころが難しいので使いたくない。使われるのはもっと辛い。
聖なるバリア-ミラーフォース(1枚、LEGEND)
〈魔法の筒〉にて述べた通り。筆者のデッキプランには噛み合わないが、場合によっては相手の読みをズラすためにサイドチェンジを視野に入れての採用。
激流葬(1枚、LEGEND)
殴ってこないデッキが来たら使おうと直前で採用した。決勝で満を辞して投入したが、手札に来なかった悲しみのカード。
エクストラデッキ 15枚
ブラフなのでなんでもいいです。ヤメテラスのシクを見せびらかしたかったので入れました。自慢したいカードを入れましょう。ギャラクシー杯では思い出作りということで持っていきすらしなかったので、ある意味一番成長したところかもしれない。
ゲームプラン
エクスミラー
〈エクスキューティー・フラーメ〉の打点を上げて殴ることでライフを削ることがコンセプト。筆者の持論だが、エクスキューティーというテーマは盤面にモンスターが残してターンを返しても、次のターンの火力はそこまで変わらないため、盤面を掃除する意味はあまりないと考えている(2体リリースを要求する〈竜魔〉や〈エクスオーダー〉とはここが違う)。なので、相手のモンスターのうち1番いてほしくないモンスターや、打点が低いやつを思い切り殴りましょう。
また、相手の〈エクスキューティー・エマージェンシー!〉を発動させず、バックを腐らせることができるのも強み。
逆に喰らいたくないのが〈魔法の筒〉。高打点を返されると途端に苦しくなるため、〈大嵐〉や〈天の選別〉、〈シードラゴン・ナイト〉を採用し、安全に殴れる構築を心掛けた。
ちなみに、エクスミラーが3戦あったが、そのうちサイドチェンジをしたのは1度のみ。エクスキューティーを相手にしていて想定外の盤面はなく、安定して戦うことができた。
その他のデッキ
他のエクスキューティーと異なる点はないと思うので割愛。
〈アビス・ソルジャー〉を採用してからマキシマムや蒼救相手にも、不利状況からワンチャンを作れるようになった。強い。
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございます!
構築を文にするのは初めてなので読みづらいところがあったと思いますが、ご容赦頂ければ幸いです。
運に恵まれた面が多分にありましたが、ある程度大きな大会で準優勝という結果を残すことができたのは、大分で大会を開いてくださるカードショップ(レアルトマト大分中央店さん、レアルトマト大分本店さん、TSUTAYA光吉店さん、いずれも素晴らしいお店です)や対戦してくださった皆さんのおかげです。
これからも楽しむことを忘れずに、ラッシュデュエルを続けていきたいと思います!