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車いすバスケと車いすバドミントン

おはこんばんちは、もんり〜です。
今回はちょこっと真面目な話でも笑。

車いすバスケ歴37年、車いすバド歴8年やってきて、それぞれの競技の特徴というか気がついた点などをつらつらと書いてみようと思います。

まずは共通点。
車いすを使うことは当然ですが、車いすでの共通点は
下記となります。
・車輪が八の字でキャンバーがついている
・転倒防止キャスターがある
・固定車で折り畳みが出来ない
・ブレーキがない
・体を固定させるベルトやストラップがある

バスケ車勢揃い

相違点は下記となります。
・フロントのバンパーはバスケ車のみある
   (バド車はぶつからないの為不要)
・転倒防止キャスターの長さが異なる
   (バスケ車はルール上車輪より内側、バド車は制限なし)
・車輪のサイズ(バスケはローポインター、バドはWh1)
   バスケ車は25インチ、バド車は26インチがメイン

転倒防止キャスターが車輪より後ろに

次に車いすのセッティングについてですが、
バスケはプッシュ、ストップ、ターンが基本で、バックはワンプッシュ程度しか使いません。
バドミントンについては、プッシュとバックがメインでツープッシュでコートを前後することになります。

バスケはコンタクトもあるので、車いす上でしっかり体がホールドされている必要があります。
ローポインターは腹筋背筋も全部は効かないので、車いすの座面に前後差をつけて前に倒れにくくします。
また、背もたれの反動を使ってシュートを打つので、高さには皆かなりのこだわりがあります。
バドミントンは前後差は同じようにつけますが、より前傾した状態でシャトルを拾うためにバスケ車より抑え目にします。
また、後ろに倒れながら打つので、背もたれも体重がかけられるギリギリまで低くしています。
個人的にはまだまだ正解のセッティングは見つかっていません💦

バスケだとこの姿勢はアウトですが、バドでは普通
さらに前のシャトルを取る場合、左手はフレーム持ちます
車いすの前でドリブルをしても前に倒れない前後差
バスケ車でこのレベルで持たれかかると転倒します

次に視点についてです。
バスケの場合はシュートの時はゴールに集中しますが、それ以外の時は漠然的に全体を見るようにします。
変わってバドミントンは、シャトルを見ることをベースにして動きます。
自分はバスケの習慣のせいで、対戦相手と目が合ったりします笑

ボールは見ないで、常に周りを見る
インパクトの瞬間はしっかり見る

最後にここがもっとも異なる点ですが、バスケはシュートの時に大事なのはフォロースルーです。腕と手首の返しでJの逆字になるような形が綺麗なシュートになります。
変わってバドミントンは回内外運動(ドアノブの開閉動作)をベースにしてシャトルを打ちます。
バスケ上がりがバドミントンをすると、最初は手首がめちゃくちゃ痛くなります笑

回内の使い方めっちゃ下手です。笑
通り過ぎシュート(何気に2人の目線にゴールがあります)

競技として行うとまだまだ沢山こだわるところが出てきます。
難しいけど、出来た時の嬉しさがあるのでやめられません!
でも、バスケもバトも打ってるだけで、楽しいから色んな人に体験して欲しいです!

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