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\私の聞こえ方(ろう学校編)/

おはこんばんにちは!
ななです。

今回は私の聞こえ方について紹介しようと思います!
最初の自己紹介でもお話ししましたが、自分は耳が聞こえない両親のもとに
生まれ、聞こえない、音がないことが当たり前の環境で育ちました。
高校までろう学校だったこともあり、「聴く」ということを意識したことが
全くありませんでした。

「聞く」と「聴く」の違いは何か?というと・・・
「聞く」→声や音が自然と耳に入ってくる
「聴く」→理解しようと自ら進んで耳を傾ける
本人が意図的に行っているかそうでないかによって意味が変わるそうです。

そんな私が補聴器をつけて、分かるのは「音」だけです。
何の音なのか?
誰の声なのか?
何を話しているのか?
私の耳に入ってくる音は言葉や意味のある音として理解・認識できません。

なので、マスクをしていて口が見えなかったり、口形がはっきりしない人は
基本的に何を話しているのか分からないし、読み取れません。

また耳が聞こえないというと、耳元で大きい声で話してくる人もいます。
でも私はそんなことしたって音しかわからないので意味がありません笑

こういうシーンはよくあります。ほんとにこんな感じで困ります。

冒頭でも話しましたが、高校までろう学校だったので特に「聴く」
ということに集中したことも力を入れたこともなかったので
基本的にどの補聴器でも聞こえ方は同じように聞こえていました。

補聴器には「アナログ」と「デジタル」の2種類があるのですが、
高校の途中まではアナログ補聴器を使っていました。
「アナログ」と「デジタル」の違いとしては
---------------------------------------------------
アナログ→聞こえるすべての音が入ってくる
デジタル→雑音を消して声だけが入ってくる
---------------------------------------------------
という感じです。

高校3年の時に自動車学校に通い始めたのですが、入校するときの一番最初のテストで補聴器をつけた状態で車から後ろを向いてスタッフがクラクションの音を鳴らし、聞こえたら手を挙げるというのをやりました。
当時はクラクションが聞こえないと入校できないというものでした。
※今はクラクションの音が聞こえなくても入校できるようになりました。

こんな感じで、テストを受けました

実はこのテストの前に補聴器が壊れたのでデジタル補聴器に変えたのですが
クラクションの音を雑音として処理され、音が耳に届かなかった時はかなり焦りました笑
最終的にはクラクション音の違うタイプの車を用意してもらい、そのクラクションは聞こえたので何とかそのテストをクリアすることができたので無事に自動車学校に入校できました!

そんな感じで補聴器の種類で聞こえる音が変わったりはしますが、基本的にどの補聴器でも聞こえ方は大きく変わることはなく、ただ音が聞こえるだけという感じでした。

そんな私の聞こえ方が大きく変わり始めたのは大学に入ってからでした!
この話は次回書くのでお楽しみに~!

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