今週の切手8:ポーランド
こんにちは。
今週の切手はこちら。
1969年、ポーランドの民族衣装の切手です。
私、ダンスの切手がとても好きなのですが、持っているものの中でも特に好きなのがこれ。
シリーズとしては8種類の切手が出たのですが、こちらの2枚しか持っていないのでこれもぜひコンプリートしたい。
左側の1.15ポーランドズロチの切手は、Stroje Rozbarskie = ロズバルクの民族衣装。
ロズバルクの衣装
上シレジアを代表する優美な衣装。男子は白いシャツの上にウールの尻丈の袖なし外套を着る。この外套は18世紀の宮廷衣装の名残を残して、古風なデザインである。
女子はさらに華やかで、細長い薄い亜麻布にレースの縁をつけ花模様の絹のリボンを結んだ被り物。レースを飾った白いブラウス。黒や澄んだ青、明るい赤のウールのボディスには金色のボタンがついていて後ろにリボンを飾った垂れがつき、さらに鮮やかな襞襟を付けている。「キエツカ」と呼ばれるスカートはジャンパースカート型で踝丈、花模様の刺繍をしたシルクのエプロンをしており、アンダースカートで膨らませている。
(Wikipediaより)
右側の4.50ポーランドズロチの切手は、Stroje Sądeckie = ソンチ(ノビ・ソンチの南にある地域の名前だそう)の民族衣装。
上記のWikipediaに「ソンチの衣装」というのはありませんが、位置的には小ポーランド地方に当たります。
左下に「S MALECKI」と書いてあるのが、デザインをしたStefan Małeckiさんのお名前。切手以外にもポスターや本のイラスト、ロゴなど色々手がけたグラフィックアーティストです。
細くてシンプルなのに印象的なフォント、POLSKAの字の下にマーカーでなぞったようなベースを入れているところ、ダンスだけどどこかペタッとした動きが止まっている感のあるイラストレーション、微妙な色合いの背景、どこをとっても好き。