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『失敗したくないあなたに』というメッセージが嫌いなあなたに。

ようこそ、新卒1年目の図書館へ。
えー、今回はですね。
東京都知事の小池さんも絶賛『失敗の本質』を、新卒1年目の僕Watanabe Keiがサマっていこうと思います。

◉本が苦手な方でも、わかりやすいような概要
◉日々どう生かせるかわかるようなアクション例
◉Keiのあとがき

の3本でお送りしますっ!では行きましょう。

1.本が苦手な方でも、わかりやすいような概要

本書は戦争ものではありません。とあるが、まぁ基本は大東亜戦争のお話(太平洋戦争中心)を研究しているので戦争用語がバンバン乱射されます。
なのでここではそういった類の言葉は無しにしておきましょう。

では、結論を先にいうと「『日本軍』の采配や敗因を分析してたら、そもそも失敗はなんで起こるの?的な先行研究見当たらないじゃん!みんなやってないのまじ?戦争分析したら日本の現代組織にも同じこと言えるんじゃね!?あ、言えそう。」というような内容になっております。笑


ざっくりしたサマリーは以下のTopicsでございます。

◉プロジェクトゴールの曖昧さ
◉相手の過小評価と、自身の過大評価
◉一点豪華集中による戦力不足
◉内部組織の仲間割れ
◉失敗反省の機会不足
◉おっさんたちの模範解答への執着
◉手段へのこだわり

色々な組織にいてもありがちよね〜。と思うばかりのまとめ。
でも意外と現場にいたら意識できないことも多い気がするんですよ。

なので、現場でどうしたらいいの?というか「僕これからこうしよう」的な僕の見解をアクション例として紹介することにします。

2.日々どう生かせるかわかるようなアクション例

プロジェクトゴールの曖昧さ
ここは、ミーティングで2つのゴールを立てることを実践しますかね。
1つ目は、活動の最終着地。
2つ目は、活動の途中着地。

ぶっちゃけ「この活動どうなったら成功なんすか?」

これだけです。具体的にせず、何かをやるだけでは活動途中で分岐がでた時(AとBどっちがいいんだ問題)判断する要素がなくて「どっちがいいかね〜、これもいんじゃね?」と無限ブレインストーミングが始まって終われず、ミーティングも永遠続いて寝落ちするわけですよ。

また「今回って目指してたものがわからないから失敗か成功かわからんね、ワハハ。」となってしまうわけ。

なのでミーティングの前には必ず「今回のミーティングはどうなれば終了ですかね?」とすり合わせをやりましょ。睡眠時間とか確保したいし。笑


◉相手の過小評価と、自身の過大評価
ここは、正直「油断するな」と都度振り返るのみですね。
仕事をやっている人だと、コンペがあると思うんで「相手は自分と同じこと、いやそれ以上考えているかもしれない」と思いながら、やりすぎちゃうぐらいやればいいと思うんで、僕も最終企画は十分に練ることにします。(それまでは細かい壁打ちが大事な気がするから、素早く。)

◉一点豪華集中による戦力不足
属人的にならないように仕組みを意識する」ですね。ここは。
やっぱり「一発どデカイの!」みたいな、1人だけすごい人がいても、その組織はその人がいないと回らないし、それが失敗したら終わりなんですよね。

戦争の例では、日本は「零戦」という超ハイスペックな戦闘機作ったけど、全然数は作れないし、操作できるやつもちょっとしかいなくて。
一方アメリカは、程よいスペックの戦闘機を量産して零戦1機にアメリカは2機を追尾させて迎撃する。みたいなお話でした。

資源の活用は、組織みんなが使えるようにを作り方の仕組み化することを意識すると、力強く動きやすい組織になるようなので、仕組み化は大事にしたいですわ。


内部組織の仲間割れ
これは「嫌な相手でも、話を聞いてなんで言ってんのか理解する」ですね。
同じ目標目指す仲間で、自分のプライドのためにあーだこーだ言い合っているほど無駄な時間はないじゃない。(これ戦争であったから、恐ろしい。目標が明確じゃなかったのがそもそもの原因みたいだけどね。)

失敗反省の機会不足
はい、PDCA回しましょう〜。こんなのやってなかったら先輩に怒られちゃいますよ。笑
なんなら今後個人学習じゃなくて、自分のいる組織のみんなで「失敗談」とか共有して生かしていきたいので、失敗を共有することが良いことだという環境作りをしようと思ってます。


◉おっさんたちの模範解答への執着
模範解答以外の、ゴールに即した解答を探そうかと。既存で教えてもらうことって「昔作ったから意味はよくわかってないけどそれでやる」みたいなこと普通にあるじゃないですか。そういう「無理由」を浮き彫りにして、もっと良い方法探したいですね。


◉手段へのこだわり
「最初に定めたゴールを手段を決める際に立ち返る」
が良いですかね。
成功すると「そのやり方最高や!みんなそれでやれ!」みたいになりがちだけど、それが上手くいったのってなんで?みたいなことから「これ同じように転用できないか」と応用させることは大事ですよね。
結局PDCAみたいなとこあります。笑

3.Keiのあとがき

いかがでしたでしょうか。
watanabe的にはこの本質「ゴール設定、PDCA、傾聴」に集約すると思います。

気づけば生活では色々な無駄ばかり。
もっと自分が、自分のそばの人が自分の生きたい時間を過ごせるように「失敗の本質」突きまくっていきたいですね。


まだ失敗の本質を読んだことない人も、気になれば読んでみてくださいね。

では閉館。


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Watanabe Kei
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