旦那さんを好きになれない
数日前、通算何回目になるのか、もはや分からない話し合いを旦那さんとした。
彼の言い分は「今のペースのバスケを一生子供ができても靭帯断裂をしても続けていくつもりなのか」だった。
私は「子供ができたり体調悪くなったら、辞めるか判断減らすだろうが、今は、子供もいないし靭帯も無事なので辞めない」「自然と減るかもしれないが、計画的に何年何月に辞めるとかは考えていない。」と答えた。
これは本音。今、バスケは私の仕事などのストレスを緩和しポジティブな気分を保つためになくてはならない趣味になっている。気分の乱高下が激しい私は、特にセルフコントロールが苦手なので、熱中できる趣味を生きがいにする事でライフワークバランスを整えていると思う。
旦那さんは、家庭を顧みず、自分の存在を蔑ろにしてまでバスケに興じる私を良く思っていないのも分かる。
でも、バスケ関係なく、あなたといるのが楽しくないし気分が悪くなるんですよね。
バスケしてる時が最高なのは自覚しているが、よく考えたら、それ以外の時間が最悪かと聞かれたら、そうでもない。仕事楽しいし、友達と遊ぶことも楽しい。家族と会って話すのも。
最悪なのは旦那さんといる時だけだ。
昔付き合った当初位は彼が好きだったし、一緒にいるのも楽しかった。仕事終わりに彼の帰り道に付き合い、コンビニで話する時間は楽しいと感じていた。
何故その気持ちが無くなったのか。
今までの彼の行動と言動の積み重ね、私の対応がすれ違った結果なのだが、
要は彼が自分は認めて欲しいのに私を認める事はせず、私がそれに腹を立てて<向き合うのをやめた>事が原因なんだと思う。
でももはやその原因が分かったところで対処しようがない。だって、もう好きじゃなくなったから。今からもう一回向き合ってみるか!とおもえないから。
そもそも、趣味という趣味がない彼とは価値観が違うから、わかり合うのは難しいのだろう。でも、分かり合えなくても認め合う事はできると思う。
彼は熱中する趣味がなくても、自分でバランスを取って生きていける人なのだ。淡々と仕事をこなし、休日は食べて寝て、たまに友達とゲームができたら満足なのだ。(多分それを誰かに御世話されながら、構ってもらいたいのかもしれないが、私にそれは無理!)
私はその生活に口出しした事は一度もないし、否定もしない。寧ろ、日々しんどいと言いながら生真面目に働いているのはすごいなと思う。
私はその生き方が出来ないのだ。理解できないのだ。私とあなたは別人だから。
一緒に遊びに行くのにバスケ休んでと言われたら休むだろう。でも、バスケ自体を否定されるのは、私の生き方を否定されるように感じる。その生き方は間違っているから辞めなさいと言われているように感じる。
私は昔から、同じコミュニティや同じ趣味の人と付き合うのは嫌いだった。学生時代それで失敗したし、出来るだけ避けてた。趣味への理解があるという利点の一方、どちらかが冷めたら一気に心の距離ができるからだ。
にしても、無趣味な人と結婚したのは、逆に振りすぎたのかもな。
これから出来る事は、どちらかがどちらかの生き方を変えていく事ではなく、お互いが違う人間だと理解する事だと思う。そして、あわよくば自分好みに趣味ができるよう、認めて貰えたら最高だ。
そうやって、自分を認めてくれたら最高で、そんな自分を認めてくれた人といる時間もまた、最高になれば、、、いいのにな!!